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質屋のスタッフブログ

ミヤテレの「OH!バンデス」のニュース番組「ミヤギnews every.」の取材

鴫原質店の弟さんです。

4月19日のお昼過ぎに宮城テレビさんより電話を頂き、先日東北放送で放送された「金価格高騰」について取材をしたいという旨の連絡がありました。対応したのは社長様で、何の迷いもなく取材をお受けしたようです。記者様が15時に来店されるということで、

( `・∀・´)ノ ヨロシク<15時だよ>

と笑顔で丸投げされました。サラリーマン時代の苦い経験を思い出す、上司に逆らえない世の中の不条理をヒシヒシと感じます(哀)。ま~世間あるあるの一つではないでしょうか。

何を聞かれてもいいように、説明用にチャートやグラフなどを前もって印刷しておきます。各指標のチャート取材時間(撮影含む)は1時間以上になり色々な話をさせて頂きました。その中から記者様が報道したい内容を組み立てていきますが、今回は為替の話にご興味があったように感じます(←事実不明)。金もロレックスもルイヴィトンも小麦粉もガソリンも、世界相場があるものは国内で急激な上昇を続けており、日本円の価値そのものが下がっているというお話をさせて頂きました。但し補足として「私は所詮質屋の従業員です」とお伝えし、専門的な事は専門家に聞いてねとお願いします。

そんなことが放送されるかどうかはその日のニュースの重要度次第!でしたが、無事に放送されました。番組はミヤテレの「OH!バンデス」のニュース番組「ミヤギnews every.」です。(公式URLはこちら報道された店舗映像視聴率の高い地域番組なので宣伝効果は高そうです。お店の名前も掲載してくれてます(感謝)。尚、テレビの写真を撮ってブログに掲載する事は、記者の方に「問題ない」と許可を頂いています!。

ニュースの構成としてはウクライナ状況と物価高を関連付け、値上がりしているトイレットペーパーとガソリン高、そして安全資産の金についても中盤で触れています。金塊が映し出された映像「現金の価値が目減り」という高い強いメッセージが印象に残ります。物価が上がっているのも事実ですが、それに拍車をかけているのがこの部分なのかもしれません。

インタビュー形式で色々と話をした中で今回切り取られた部分はこんな感じ。私が話したテロップこんな部分が放送されるとは思いもしなかったです。金の高値のインタビューだったのですが、何気に話したダイアモンドが取り上げられるとは。放送はされていませんが、記者の方に経済的なインフレ対策などを聞かれ、カメラが回っていたので一応お話しましたが、アメリカの利上げや世界各国の中央銀行の役目や動きなど話した気がします。「それ放送するのやばいと思いますよ」と収録後に伝えると、「話しづらい事にお応え頂いてありがとうございます」的な事を言われ、「放送しませんのでご安心下さい」とも言ってました。何かを試されたのかも?(笑)

コーナーの最後の方ではガソリン価格に触れてます。ガソリンを入れる様子金価格高騰の話から始まった取材ですが、インフレと為替の話で綺麗にまとめられていたように感じます。

最近は円建て金価格が過去最高などのニュースが続いています。でもさほどニュースにならない事ですが、「21年度マンション価格が過去最高」「木材価格が過去最高」「トウモロコシ価格が過去最高に近づく」「国債保有残高過去最高」「ドル円前日比連続上昇期間が過去最高(50年統計)」「銅地金価格が最高値」など探せば世の中【過去最高】だらけです。そしてまた「急騰」というワードに変えると「資源関連」や「食物関連」が多くあります。それでもまだ始まったばかりで、これから企業の価格転換による本格的な商品の物価高が訪れるのでしょう。最近ではヨーロッパの電気やガス代の上昇率など見てますが、日本はまだ序の口とさえ感じており不安でいっぱいです。私自信の話で言えば「節約×10」を徹底しないと生きていけなさそうな世の中に変貌を遂げるのか?。

面倒な話は避けますがインフレ退治の為の金利上昇で、超低金利時代が終わりを迎える可能性を感じています。高校生の時の郵便局の通帳を見ると、定期預金の金利が8%ちょっとの時代でした。その時の物価など覚えているはずもないのですが、各国で金利が上昇していくことが確定している中で、今後の商品相場はどのような動きをしていくのか・・・、について私はとても興味深々です。もちろん想像はしますが明記はしません。どの程度の利息で物価にどのように影響するのかを注視していこうと思っています。仕事半分で趣味半分ですけど・・・・。尚、私は質屋の従業員に過ぎませんので、例えば「日本で金利が上昇するか」について聞かれても笑顔で「分かりません」とお応えします。所詮は予感とタラレバのお話ですので、詳しい事は専門家にお聞きください。

本日は以上でございます。



金価格高騰による報道番組「Nスタ」のインタビューについて

鴫原質店の弟さんです。

18時15分からの東北放送のニュース番組「Nスタ」の報道インタビューを受けました。報道されるかどうかはその時のニュースの重要度次第ですが、放送が始まるタイミングのタイトルでお店の商品が映っており、放送される事が確定して少し驚きです。(公式ホームページはこちらNスタのタイトル画面ニュースでの放送時間は2・3分で仕上がってましたが、今回はちょっとその裏話を交えながらこんな事が放送されましたというご紹介でございます。尚。テレビ映像を写真に撮ってブログで使用する事については、問題ないと報道記者に口頭で確認しております。

事の始まりは4月14日の夕方。お店の電話に東北放送の報道制作局の記者様から電話を頂き「最近の金相場の高騰について」取材をしたいというお話がありました。スタッフM君が電話をとり、社長に繋いで4月15日の17時に伺うという話があっという間に決まります。そして一言「よろしく!」的な感じで私が対応する事に・・・・。最近は若いスタッフM君にテレビ関連の出演はお任せしていましたが、今回はパブなどと違い原稿がありません。記者の質問に持つ知識から即答していくことが求められる為、私がやる事になります。

過去2回程、報道(ニュース)の取材を受けたことがありますが、報道の場合は「製作者が話題にしたい事」を理解する事が必要です。取り合えず記者様の「意図」を知る必要があるので事前準備だけしておきました。紙の資料ブログで出したことのある資料もありますが、金価格が動く理由は様々です。実質金利や実効為替レートやインフレ率や為替やら、そんな多くの指標や国家を含めた思考でさえ相場に影響します。その辺の説明が必要なのかどうか、その時点では分からないので、記者様の「意図」に合わせてその場で話を組立ようと思います。

そして17時前に記者様が来店され簡単な打合せをします。意図的には「為替の円安と戦争」により金価格が最高値を更新した的な内容を想定していたようです。金価格は2019年から爆上げしている事や日本のお金の価値が下がっている事などを説明しましたが、濃すぎる内容はニュース(報道)では難しいらしく、誰もが分かり易い内容が必要のようでポイントを絞っていきます。その為、2月頃からの急騰に焦点を絞る事、そして金価格高騰で「売る人がとても多い」「購入する人もとても多い」という点、「インフレのヘッジとしての金の価値」や「安全資産」的な要素に「ウクライナ」を絡めて進める事にします。基本的に記者様の質問に返答していくだけの時間が3分ほどありまして、その間はずっと撮影されており、その一部が報道に使用されます。どんな内容になるのかは報道されるまで分かりません。お店の名前がでればラッキー位で考えてました。そもそも放送されるかどうか、その時のニュースの重要度次第ですしね。

番組開始からわずか3分、番組の最初の方で放送されたので旬のニュース扱いです。ニュースのタイトル「質店で金の取り引き増!」のタイトルにそう来たか~~って感じです。

ありがたい事にお店の外観も放送してくれました。しかも店名が入っています!。店舗の外観こういうのって凄い宣伝効果があります。しかも夕方の報道番組なので「ありがたい」以外の言葉が見つかりません!。テレビCM以上に多くの人に見ていただけるはずです。

今回のお話は「売る人も多い」し「買う人も多い」事がポイント。当店の販売商品の画像この点に関しては記者様も意外だったようで、相場高騰により売る人が増加している事を想定してましたが、金製品を「買う人も多い」のです。当店で扱うのはインゴッド(金塊)ではなくジュエリーですが、この2カ月間の売上は大きく伸びました。そんな店頭のジュエリーも綺麗に映し出してくれてます。

報道的に話題性の高いウクライナ事情と金相場を関連付けてます。このインゴッドの映像とかもいい感じ。インゴッドの写真金価格は2019年4月頃から強い値上がり相場ですが、2022年の2月から4月までの短期の急上昇について先物チャートを映し出して猛烈なインパクトで放送されました。この2カ月は猛烈なチャートしてますから印象が強く残ります。

インフレのヘッジ資産である事も話させて頂いたので、その辺もやんわり使って頂きました。金時計のスクラップの画像画像はスクラップにする金時計を映していますが、大量のスクラップ品の中から大き目なものを出して撮影頂きました。

そして数回に分けて細かく私が登場したシーンを切り抜きます。話した内容のテロップ3分くらい色々な話をしていて、採用された部分が切り抜きのように使われます。ちょっとした誘導質問もありますが、こちら側からお話した「金を買いにくる人増」も取り上げてくれました。テロップが選挙みたいでとても嫌ですが、「金が買われているから相場が上がっている」という事は伝わったかもしれません。「とても皆さん」とか変な言い方してるのが恥ずかしい・・(哀)。そしてまた、このテロップだけを見ると「よくそんなことが言えたもんだ・・・」と自分でも笑ってしまいます。あくまでも長い会話の中で出てきた言葉を掻い摘んでいるので、部分的にみると少し恐ろしくもあったりして・・・。そんで「います」と言った部分が「いる」と変化してるので言葉に凄みがましてるんですよね。

そんな感じで今回の出来事の話は終わります。今回の件で、私が考える最も重要だと考えた準備事項は

床屋に行って髪を整える事!

でした。仕事中の当日昼過ぎにルンルンと仕事をサボって床屋さんに行けるなんて幸せです。私は自分の容姿も話し方も態度も目線も声も、自分自身の全てが嫌いなので、せめて少しでも良く見えるように加齢による薄毛を整えてきた次第です。身支度するのも仕事のうちで、清潔感は絶対に必要ですしね(笑)。ネクタイが曲がっていないかなどもチェックしましたが、もともと私には品性が無いのでテレビ写りは最悪です。唯一の利点は緊張しない事ですが、カミカミで恥ずかしい限りです。やっぱりテレビは若い方にお任せしたい・・・・。

そして本日は、午前中にご来店頂いたお客様2人から「テレビ見たよ」と暖かい言葉を頂きました。その内ひとりは初めてご来店されるお客様で、テレビを見た事により遠方からはるばる金を売りに来て下さいました。そして午後にもテレビを見たというお客様がご来店されジュエリーを2点購入頂きました。報道の対象に選んで頂いた東北放送の記者様にも、そして多くのお客様にも感謝を申し上げます。

本日は以上でございます。



新500円硬貨の細かな造りについて

鴫原質店の弟さんです。

昨日の夜19時頃、いつものようにレジのお金を数えて精算処理をしてた時の事。特別な何かがない限り、私は毎日このような同じ光景を見ています。コインカウンターにお金をのせた様子少し前から赤〇をつけた新500円が混入しており、最初こそ目新しかったものの今では違和感さえありません。

そんな時、スタッフM君が自慢げに500円玉を財布から取り出します。新旧の500円硬貨画像左上の令和3年発行の旧500円硬貨です。新500円硬貨の流通が昨年11月頃から始まったので、冷静に考えれば令和3年旧型500硬貨があるのは当たり前の事です。特に珍しいものではなさそうですが、こうやって改めて見比べると何だか不思議。最初は「偽物だ~~」などとふざけた会話をしていました。

ついでなのでちょっと観察してみます。新旧の500円硬貨の側面のアップ画像新旧の比較になりますが、厚みや直径は同じですが重さが0.1グラム重くなったそうです。貨幣の横のギザギザに特徴があり、一部だけギザギザの太さが違います。

ぱっと見の違いは真ん中の色が異なっており一目瞭然です。新旧の500円硬貨の見た目新500円の素材にはニッケル黄銅と白銅及び銅が使われており、「バイカラー・グラッド」という技術が使用されているそうで中央の部分の色が異なります。財務省のページ(こちら)に更に細かい事が書いてますので、ご興味があれば覗いてみて下さい。

画像の上部分が旧硬貨で下が新硬貨です。見る角度によって500円の0の中に文字が浮かんで見えます。新旧の500円硬貨の見細かな違い旧硬貨は下から眺めると「500円」と見えますね。それが新硬貨は下から見ると「500YEN」、上からみると「JAPAN」という文字が浮かびます。凄い技術のような気がします。はっきり言って初めてしりました(笑)。500円硬貨をガン見するのは初めての事です。

新硬貨のその他の特徴として隅っこに小さい刻印があります。新500円の小さな刻印よ~~~く見ないと分からないですが細かい造りです。繰り返しますが500円硬貨を見つめた事など無いので結構新鮮な感覚です。偽造防止を目的とした細かな点がまだありますが説明は省きます。上でリンクを貼った財務省のページで確認下さい。

ふと思うと「自動販売機で使えない」とニュースにもなっていた硬貨がまさにこれなんですね。新500円令和3年の旧型硬貨など意識もしなかったし、新型500円が少し重たくなった事など気づくはずもありません。そしてこうやってよ~~く見てみると「お金って凄くよく造られてるな」と感心します。これを造るのに一体どれだけのコストがかかるのかなど、意味もなく興味が沸いてきます。

私自信、お金を稼ぐために頑張って仕事をしていますが、貨幣それ自体に興味が無かった事を知りました。1万円や5千円などのお札は日常的に見てますが、細かな部分など見た事もありません。偽造防止を目的にとても繊細に造られている事が想像できるので、気が向いたらルーペでガン見して観察してみようと思えた出来事でした。

本日は以上でございます。





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