質屋のスタッフブログ
2020年9月30日 [ 日記 ]
鴫原質店の弟さんです。
先程仕事を1時間ほど抜け出して、小学校の運動会を鑑賞してきました。
程よい気温と日差しが気持ちよく、いい気分転換になります。
コロナ環境下での運動会は前代未聞の平日開催で、各学年の競技時間がしっかりと事前告知され、自分の子供の時間帯だけを見学するという形式で実施されました。
その為、校庭の人口密度が低くいつもの【運動会らしさ】はありません。
最初はなんだか悲しみや寂しさなどの感覚を覚えましたが、途中からその考えが一変します。
子供との距離が近い!のです。そしてまた、子供達も親の存在をとても身近に感じることができたのではないでしょうか。
実際に徒競走をこんなに近くで見たのは初めてだし、「がんばれ~」と声をかけるとかなり遠くまで声が響き渡ります。自分の子が走りながらこちらを「チラ見」したのにはびっくりしましたし、真面目に走れよ~と笑ってしまいます。
家族全員でお弁当をもって1日がかりだった私たちの時代の運動会も、家庭環境への配慮からお弁当無しで昼までスケジュールの運動会へと変化しました。そして今は、体育の授業参観的な簡易運動会となっています。冒頭に申し上げた通り、少しだけ寂しさなどもありましたが、正直に言って「これはあり」だなと思います。短時間である事と好きな場所で見れることで、今まで以上に子供の成長具合を確認できたように思えます。
話は変わりますが、先日、JR東日本の終電時間繰り上げに対する記者会見で、JR東日本の社長が話していた言葉がとても耳に残っております。「人々の働き方や行動様式はもとには戻らない」とJR東日本は会社として考えているという内容だったと記憶しています(違ったらすみません)。
この言葉に関して私も共感する部分が沢山あり、前例とか常識というものが様々な点で変化しました。少し前だったらマスクをして歩いている人を見ると、体調が悪いのかそれとも顔を隠したい人なのかなど不思議に思ったものです。ましてや店舗にマスクをして入店してくる人を見ると、防犯の面を考えて少し身構えていた気もします。それが今やマスクをしていない事が「悪い事」のようなイメージを多くの方が感じる共通のイメージではないでしょうか。もちろん今のマスクの文化はすぐに終わるでしょう。
もとに戻らない可能性のある事は「習慣そのもの」だと感じています。今までやっていたことを止めたとか減らしとか我慢するとか、そのような事は人それぞれ多少あるはずですが、私自身の感覚ではそんな生活が半年間も続き、それが当たり前の習慣に変化してきた気がします。最初はストレスなどもありましたが、なれてしまえば決して悪い事ばかりではない気がします。
いずれはコロナも終息すると思いますが、今後どのような習慣が当たり前になっていくのは分かりません。でも今回の運動会はなかなかいい部分もあるので、このまま習慣として残る可能性を感じます。前例からの変化に関して、もちろん悪い面も確かにあります(水曜日開催など)が、良かった面の方が大きかったです。私にとってはですが……。以上
2020年9月28日 [ 日記 質屋スタッフの休日 ]
おはようございます。鴫原質店の弟さんです。
昨日は朝から曇り空です。長男をスポ少の体育館に送った後、末っ子をどこかで遊ばせようと八木山動物公園(公式HPはこちら)に行ってきました。
凄く久しぶりに来たのですが、コロナウィルス関連で閉園していた期間がある為、年パスの期間を手書きで延長してくれました。また、いつからかは知りませんが千円だった年パス料金が1,200円になってます。それでも十分に安すぎると思いますが・・・・・・・。
園内には大型動物から爬虫類、鳥類や小さなネズミまで様々な動物がおり、見どころはとても多いです。
観光として一度は訪れてみてもいい場所だと思いうので、仙台に来た際には是非行ってみて下さい。仙台駅から地下鉄1本で移動できます。
とはいえ、私は40年以上前の幼稚園の時から来ている場所で、しかも子供の成長に合わせて毎年のように年間パスポートを購入し、行くところに困ったら来続けた場所です。来園回数は多分3桁にはなっているのではないでしょうか。その為か、長い年月をかけて園内に少しは変化があるとはいえ、私たちにとってはいつもの動物園であり、園内をくるりと回って終わりというのがいつものパターンです。
ところがこの日は、大型動物のエリアを抜け正門が見えたところで、「動物園摘まんない!」と5歳児最強の我儘発動です。「お家に帰る?」ときくと「観覧車乗りたい!」と………..。なるほど、動物園の隣の遊園地(ベニーランド)に行きたいのね。やりたい事が目先の状況で変化するのは子供の特権ですね。お金がかかる事はあまり好きではないのですが、まぁ~いいかな?
ということで隣の遊園地に2分で到着!JAF割引を使って大人900円、子供400円の入場券を購入し入園しました。
その後、発券機で2千円を払って、22枚の乗り物券をゲット。
子供が飛びついていく乗り物など、こんな種類のものばかり。
フリーパスなど必要ないと思った選択肢でしたが、アッという間に無くなっていきます(涙)何故かというと・・・・・・・。
人がいません。
画像でも想像できますが、遊具(乗り物)も貸切のようなものです。3分位で終わる乗り物が多いので、来園40分で乗り物券は崩壊しフリーパス買えばよかったかなぁと少し後悔です。ただ、長男のお迎えにもいかねばならず、本日はこのまま帰ることにします。それでも5歳児いわく「すごい楽しかった! また来よ」と喜んでいる姿に満足です。
天気も関係あるのか?
コロナウィルスの関係か?
この遊園地も私が4・5歳の時には母に連れてきてもらっていた思い出深き遊園地です。どんな理由であれ、このままでは成り立つはずがなく色々と考えさせられます。設備投資が必要な観光業に対し「GO TO 何とか」で支援の手が差し伸べられておりますが、この施設はその対象になっているのかな?働く人のことや私と子供達の思い出とか、色々な事を考えさせられました。
ということで、私に何かできる事はないかと考えた末、末っ子と私の分の年間パスポートを買っていっぱい遊ぶ!という事を決めました。近くなので、来る気になれば毎週でも来れますし。ただ、長女で経験済みなのですが、4回くらい来ると「飽きたからいかない・・・・・」とは平気で言うんだよね、子供ってさ。子供だから許されるけどなんか悲しい。
購入したらこのブログに写真をアップしようと思います。本日は以上です。
2020年9月26日 [ 質屋あれこれ ]
おはようございます。鴫原質店の弟さんです。
本日も引き続き質屋で使うアイテム紹介です。しばらく続きますが、サクサクと更新していきたいと思います。
今回は時計を設置して固定する台!ケースホルダーなどとも呼ばれています。主に時計の裏蓋を外すときに使用していますが、とても使用頻度は高いです。
ここ数年メインで使っているのは画像の右側の白い台で、セイコーの「S-212」という品番のホルダーです。時計技工士研修を受講した時、このホルダーを使用して、本当に便利だなと感じその場ですぐに購入してきたもので、上下左右のサイズ調整がとても簡単にできて強度も申し分ない優れもの。「さすがセイコーだ」と感じさせる完成度の高いおすすめ品です。唯一の欠点は、小さすぎる時計を固定できない事かな。
茶色のほうは私がこの仕事についた時から使っているものなので、15年以上前から使っているアイテム。拡大してみるとこんなことになっております。
使いすぎて変形してます。年季入ってるでしょ!(笑)こんなになっていても今もまだ使用します。掌の上にのせることが可能なので、力を込める必要がある時には、あえてこちらを選択することもあります。欠点は見て分かる通り耐久性?・・・・・・?
あれ?こんだけ使えばもう十分?な気がする・・・・・・。書いてて思ったけど凄い耐久性なのかも!。ま~、どちらのホルダーも一長一短がありますが、その時の気分に合わせて使っています。
何となく地味なこの道具たちですが、時計をいじくる方には必需品です。防水性能を保持する為に密閉度が高く設計された時計たちは、裏蓋を素手で開けることはできず専用の道具を使います(例えばこちら)。テコの原理を利用したこのようなオープナーの力をしっかりと受け止める為には不可欠です。
そしてまた、時計の分解や組立はとても長い作業になりますが、安定して時計を支えることでミリ単位の細かい作業を補助してくれます。むしろそれこそがこのアイテムたちの本業ですね。
さらりと写真を貼り付けて終わるつもりだったのに、思うままに書いていると長くなりますね……。文頭で「サクサクと」などと書いたのに。しかも、一度読み返してみたけど、時計ホルダーさん達の説明を普通の人がみても「だから?」とか聞こえてきそう(涙)。一応質屋(鴫原質店)には必要なアイテムです。
本日は以上です。
次回は時計のオープナーを取り上げてみます。