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ルビーの買取・質入について

ルビーリング

7月の誕生石
40周年結婚記念石


ルビーはインドの古代サンスクリット語でラトナラジュ(宝石の王)と呼ばれ、身に着けることは健康、富、知恵、恋の成就をもたらすものと考えられいました。
また、13世紀のインドの医学書によればルビーは消化器官の疾患を治療するものであり、ビルマでは戦争で怪我をしないように皮膚の下にルビーを埋め込んでいました。
さらにルビーは幸せな人生を約束するものと考えられ、ルビーのある家は建物や庭が嵐で荒らされることがないと信じられていました。精神的な部分では悪い考えを追い払い、好色な欲望を抑え、争いを調停するとも言われていました。

鉱物学としてのルビー

鉱物学的にはコランダムの一種となります。コランダムの中で赤い色のものをルビー、その他は全てサファイアと呼ばれています。そのため同じ赤系の色でもピンク色はピンクサファイア、赤色はルビーとなります。
コランダムの主成分はアルミニウムと酸素(Al₂O₃)なのですが純粋な酸化アルミニウムは無色透明なものです。これに1%程度のクロムが混ざることによりこの美しい赤色となりルビーと呼ばれるようになります。
モース硬度は9とダイヤモンドの次に硬いため長年愛用されるジュエリーとして十分な耐久性があります。
また、この高い硬度や熱耐性から合成(人工)ルビーは時計の軸受け等にも使用されるようになり、時計の発展に大きく貢献しました。

ルビーとサファイア
ルビー(左) ピンクサファイア(右)

ルビーへの処理

天然のルビーには人為的な処理が行われていることが殆どです。以下はその主な処理の内容です。

加熱処理

天然の結晶そのものが美しいルビーは稀です。そのため従来より殆どのルビーには黒みや色ムラ等を取り除くため加熱処理が行われています。
この加熱処理は着色のように色を加えるのではなく、ルビーが潜在的に持つ美しさを引き出すための処理で、経年劣化することもないと一般的に認められております。

鉛ガラス充填処理

フラクチャー(ヒビ)が多い品質の悪いルビーは透明感がなくとても美しいとはいえないものです。
これに鉛ガラスを溶解しフラクチャーに流し込むことでフラクチャーを埋め、透明度が改善されます。
しかしながら、見る角度によってはガラスが充填された部分が虹色に輝き不自然な見た目になりますし、ガラス部分はキズが付き易く酸にも弱いのでジュエリーとしては問題があります。

フラックス修復処理

フラクチャー(ヒビ)にフラックス溶剤を入れて加熱をすることによりフラクチャー部分に合成ルビーを生成させてフラクチャーを修復する処理です。
フラクチャーの部分は成分が同じ合成ルビーで修復されるため非常に綺麗な見た目になりますが、内部に合成ルビーが混ざっている為天然ルビーとは呼べなくなります。

拡散処理

1980年代よりルビーの発色の因子であるクロムを加熱の過程で加えることにより色の改良をするという処理が行われてきました。
しかしクロム元素は大きいため石の内部まで浸透することはなく表面のみしか着色しません。
そのため石を研磨をすると色が薄くなります。また、表面だけの着色のため沃化メチレン等に浸せば輪郭のみ色がついていることがわかります。
そして新しい拡散処理として2003年頃よりベリリウムによる拡散処理が行われるようになりました。
こちらの処理は内部へ行くまでに色の層ができるものの表面だけの着色ではありません。
この処理の有無の判定はベリリウムの拡散している濃度が低いため、鑑別機関で従来から使用されている蛍光X線元素分析装置等では検出が不可能で、SIMSやLA-ICP-MSといった装置が必要となります。

ルビーの産地

モゴック(ミャンマー)、モンスー(ミャンマー)、タイ、スリランカ、ベトナム、モザンビークが主な原産地となり産地によってそれぞれ特色があります。

モゴック

ルービーにおける最高の色と言われているピジョンブラッド(鳩の血の色)はほとんどがモゴック産です。黒みを出す原因の鉄の不純物が少なく紫外線に対する蛍光反応が強いため、紫外線に当たると紫がかった独特の美しい赤になります。
非加熱のものは透明度が高く、内部特徴としてはシルクインクルージョンと呼ばれる細い針のようなものが60度に交差しているのが多くみられますが、加熱をすることによりシルクインクルージョンが溶け、透明度が落ちます。
現在は殆どとれなくなっており市場に出回っているのは非常に少なくなっております。

モンスー

1980年代頃から産出がありましたが褐色をしておりキズも多いことからジュエリーとしては使えないものでした。
それが加熱処理技術の発達に伴い1993年頃からきれいな色を出せるようになり、それと同時に市場に出回るようになりました。ただし、キズが多く小ぶりなものが殆どです。

タイ

タイ産のルビーは色々な色調のもが存在しますが紫がかったものが多く、鉄を含んでいるため黒が混ざったような暗い色が特徴です。また紫外線に対する蛍光反応は殆どありません。
そのため高品質のタイ産ルビーはビーフ・ブラッド(牛の血の色)と呼ばれています。
現在はモンスー産等におされてあまり流通しなくなりました。

スリランカ・ベトナム

色石の産出で有名ですから大昔よりルビーも産出されてきました。
特徴としてはクロムの含有量が少なく薄めの色のためピンクサファイアとの境目のようなものが多いです。そのため「チェリーピンク」とも言われています。

モザンビーク

新しい産地で2009年頃から産出され始めました。 紫がかったものもありますがオレンジがかったものが多いのが特徴です。
加熱処理をしなくても綺麗な石の割合が他の産地よりも高く、非加熱のルビーも比較的多く見られます。

ルビーのお取扱いについて

モース硬度が高いといってもダイヤモンドはもちろん同硬度のサファイア等と擦れるとキズがつきます。また、モース硬度は擦れに対する耐性ですので、割れや欠けの原因となるような瞬間的な強い衝撃に対する耐性はそれほど強くありませんのでご注意下さい。
保管時は、他のジュエリーと一緒にすると他のジュエリーを傷つけてしまいますので個別に保管してください。

質入・買取の際のルビーの査定基準

ルビーの査定額は色、キズ、テリ、処理、産地によって決まります。

色が濃く純粋な赤、「ピジョンブラッド」と呼ばれるものが高評価、高額になります。
ただ、色が濃いといっても暗いものは評価が低くなります。つまり彩度(色の鮮やかさ)が高くある程度の明度(明るさ)の高さが必要です。
色味は純粋な赤~若干紫がかった赤の範囲内が最高とされています。そのため黄色~褐色味が混ざると評価は下がります。
また、蛍光灯の下と太陽の下、明るいところと暗いところで比べるとは色の印象ががらりと変わるルビーもあります。特定の環境下で著しく色が変わるものは評価が下がります。

美しいルビー
美しい色のルビー

キズ

キズは少なければ少ないほど高額になります。
ただ、産地独特のインクルージョン(内部のキズ)はその産地を証明するものにもなります。
また、インクルージョンは石によって異なりますので他にはないその石だけの特性でもあります。
特にスタールビーの綺麗な六条の光はシルクインクルージョンのおかげでできるものです。

テリ

光に当てると輝いて見えるのをテリが良いと言います。ルビーに限らずらず宝石全般にテリは価格決定に大きな影響を与えます。
このテリの良し悪しはキズやインクルージョン、カットによって変わります。また、結晶構造や目で見えないような含有物質によっても変わります。
そのためキズがある程度あってもテリが良いものもありますし、逆にキズが少なくてもテリが悪いものもあります。

処理

加熱処理はほとんどのルビーに行われているので減額の対象にはなりません。
逆に加熱処理が行われていない上質のルビーは驚くような高額査定となります。
また、鉛ガラス含侵処理やフラックス修復処理、拡散処理されたルビーはお値段を付けられないことが殆どです。

ルビーの加熱によるインクルージョン
ルビーの加熱によるインクルージョン

産地

同じような品質のルビーならモゴック>モンスー>タイという順番になりますがモゴック産は別格でそれ以外はそれ程の違いはありません。
ただ、産地を判別するには大量のデータが必要なためGIAやGRS等大手鑑別機関の一部しかできません。
さらに産地証明には通常の鑑別書作成代金の他に特別料金がかかります。そのため産地証明が付いている鑑別書はあまりありません。
もし上質なモゴック産の非加熱ルビーをお持ちでしたら産地証明付きの鑑別書をとることをお勧めします。

GIA鑑別書
GIA鑑別書の産地証明
GIA-G.G 鴫原 武義
宝石・ジュエリーの質入・買取について

買取・質入の主な取扱い宝石


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宮城質屋協同組合員

質屋許可証番号
宮城県公安委員会 第221020000048号

古物商許可証番号
宮城県公安委員会 第221020001258号

鑑定士資格免許の名称
GIA-G.G(米国宝石学会卒業)

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