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質屋のスタッフブログ

中国人によるライブコマース

鴫原質店の弟さんです。

ネット通販で度々ご購入頂いているお客様から「ライブコマースをお店でやらせてくれ」というお話が事前にあり、「是非どうぞ~」とメールでやり取りしていたのは先週の事。名前の漢字を見る限り「日本人女性が来る」と想像していましたが、中国人男性が奥様とご来店され「今日はよろしくお願いします」と丁寧に日本語で挨拶頂きました。お話を聞くと10数年前に東北大学に留学されていた方で、日本の文化も言葉も、そして仙台についてもお詳しいようです。この日はこのお客様と長い時間接していましたが、とても誠実で信頼できる方だと思いました。今回は、そんな二人がお店でやっていたライブコマースについて。尚、ブログ掲載に関してはご本人からご許可を頂いております。

午前11時過ぎより、そのライブコマースは始まりました。店内の風景と来店客ライブコマースとは、視聴者にSNSを通じてダイレクトに商品を「動画」で紹介していく、テレビショッピングのSNS版。以前紹介した事がありますが、当店は他の方も定期的にライブコマースをして頂いており、海外での宝石やブランド品需要の強さが伺えます。画像の時間は午前11時半過ぎで、店内にはフィリピン人女性2名と中国人2名が各国の言葉でワイワイと話しており、なんか面白かったので撮影した画像です。皆さま母国語の他、日本語と英語を話せます。この空間で母国語しか話せないのは私だけで、自分の無能さを痛感した瞬間です(哀)。

約3時間が経過しましたが、奥様は同じ場所でずっと商品解説を続けています。ライブコマースの風景旦那様はSNSでリアルタイムの質問に返答しながら、時間があれば店内の商品を次々にSNS上にアップし続けています。

ライブ配信のやり方は人それぞれ違いますが、色んな意味で本格的で、無知な私に色々と惜しみなく教えてくれます。視聴している方から、次々とSNSで「これを詳しく見せて」連絡が入り続け、それに対応する為に動き続けました。自社サイトの中国語翻訳版この画像は当店の通販ページを中国語に変換し「元」で販売しているみたい。当店の通販の常連様に海外のお客様が多いのはこういう訳なのね。そのページをコピーしてスマホで印をつけて、このような形で動画で見たいものを紹介していく流れです。「井の中の蛙(かわず)大海を知らず」の状態で、自分が撮影した商品写真がこのような形で広がっている事実を初めて知ります。通販がグローバル化する中で当店も社長が色々とやっていますが、田舎の小さな質屋のページが、知らないうちに海外展開されているとは・・・。現実を知らない田舎者がグローバルの当たり前を学んでいきます。

そして別の連絡に使われていた画像も衝撃を受けます。ヤフオク!サイトの中国翻訳版「これは何ですか?」と聞くと「鴫原質店のヤフオク!サイト」の中国語変換版との事。ベースがしっかりしてさえいれば、グーグル翻訳で勝手に変換サイトが創れるとか。この件があり、スタッフM君に商品紹介に関する文言で「日本語独自の比喩は使わない方がいいかもね」と伝えます。グーグル先生がより簡単に直訳できる表現も大切であると、初めて認識しました。

アップした店内写真はこのような形で視聴者から反応があります。視聴者から店内写真を使用した注文方法赤で囲まれた品物を見せてという連絡です。旦那様も奥様も大忙しの時間がずっと続きました。普通の金とプラチナのチェーンが売れてた事が不思議で、中国ではもっと高い値段なのだろうか?。

ジュエリーを紹介する方法も本格的。宝飾品のライブコマース携帯電話に拡大鏡つけて細部を見せたり、ライトで照射したり、色々な角度で品物を見せる事が可能なので、通販で商品を買うよりも安心感があるようです。もちろん情報配信者の信頼が前提とはなります。

バッグの紹介は動画配信だとより詳しく状態を伝える事ができそう。バッグのライブコマース使用イメージや遠目から見た感じ、汚れや傷や色合いなどが短い時間で伝わる上、数秒で全体のイメージを伝えられます。画像で商品紹介をする限界の上を進んでるのは間違いないですね。

午前11時頃から始まったライブコマースですが、日が暮れても続きました。夜になっても続くライブコマースの風景この画像を撮影したのは18時前ですが、奥様は7時間以上この場所に座りながら話し続け、旦那様も2つの携帯電話から目を話すことが殆どありません。この長い時間で、トイレにもいかず何も食べず、飲み物は少しだけ取っていましたが、1分も休む事なく続けている、仕事に対する姿勢に驚きます。「凄いですね」とお伝えしたら、「ちゃんと準備して来てるから」と笑顔で言っており、トイレの準備っていったい・・・?。飲まなきゃいいだけなのは分かるけど、奥様ず~~~と大声で話し続けてるし喉が渇いたりしないのか?。

この日は結果的に百数十万円分の商品を買って頂いき(←売って頂いた?)ましたが、もっと色々と話もしたかったので、「今日は仙台に宿泊ですか?」とお聞きしました。「ご飯でもご一緒に」と思ったからです。結果は、このまま東京に帰り明日の準備をするという事。明日も別の店でライブを予定しており、明後日は展示会でライブするそうで、働く姿勢そのものを見習わないと・・・と心より感銘を受けます。考えてみれば、彼等的に見れば「日本での宝探し競争」の真っ最中であり、歴史的な円安の影響による「稼ぎ時」の真っ最中なのかもしれません。バブル期や円高期(2008年頃)に日本で消費されたものがドンドンと海外に流れていく中、日本の「モノ」が無くなるまで続くのか、それとも為替のトレンド変換が起こるのか?。自分たちで決める事の出来ない外的要因に左右される状況が続きますが、正解は分からずとも、変化に対応し続けるしかなさそうです。取り合えずは、今やっている事が知らないうちに派生して売上に繋がっているので、地味にやり続ける事が大切なのかもしれないと考えております。

本日は以上でございます。



「アクアイグニス仙台」

鴫原質店の弟さんです。

昨日の休日は何となく海岸沿いに私達親子は生息してまして、「アクアイグニス仙台」という施設に立ち寄りましたのでご紹介させて頂きます。アクアイグニス仙台の風景こちらは仙台市若林区の藤塚地区に2022年4月21日にオープンした新しい商業施設です。公式ホームページは「こちら」です。

「藤塚の湯」という日帰り温泉施設がある建物を中心に、現在は7棟の建物があります。見取り図の写真オープンしてまだ半年たらずで、これから変わっていくのかな。

現在あるお店(施設)の紹介看板があったのでそのまま掲載させて頂きます。お店の紹介一通り入店させて頂きましたが、とてもお洒落なお店ばかりでした。

ハロウィンこどもツアーという催しが開かれており、「お店を回ってお菓子を貰える」という呼込みに子供達が参加します。子供向けハロウィンイベントお店の紹介の後にハロウィン定番の言葉「「Trick or Treat(トリック・オア・トリート)」と言うと変装した店員さんからお菓子を頂ける仕組み。子供向けというか、お店の紹介を大人にしている感じに思えましたが、約40分のツアーでお店全体をご説明頂きました。皆さん笑顔で本当に頑張っているようにとても好感を覚えます。

専門店からもらえるハロウィンのお菓子にとても期待していた息子様。マカロンや一粒330円の高級チョコレートでも貰えると思ったのか・・・。貰ったお菓子貰えたものは一般的に言われる駄菓子で、少し残念そう(←当たり前でしょ・・・)。それでも駄菓子を食べない妹2人分のお菓子を全て独り占めし、少しだけ喜んでいたように見えました。

温泉がある建物の屋上は展望台になっており、海岸沿いが一望できます。屋上展望台からの景色目の前に広がる展望よりも、広がり続ける麒麟草に私は憂鬱感を覚えます。あと10年もすればこの海岸沿いは黄色いお花畑になってしまうのでしょうか・・・。

地下鉄新井駅までの無料シャトルバスがあるようです。シャトルバスのバス停自動車がない方でもこちらを利用すれば来れます。

「何してきた?」と言われそうなので、一応購入したものを!。パン屋さんのレシートパン屋さんでお昼ご飯を調達しました(笑)。一応売上に貢献した証拠!です。

交通の便を考えても頻繁に訪問するような場所ではありませんが、閖上の復興のシンボル的な存在である「かわまちてらす閖上」と場所も近いので、この辺一帯が震災復興のシンボルとして栄えてくれればいいなと思います。とても美味しそうな食べ物が沢山売ってますので、見るだけでも楽しめますよ。私は子供達と訪問させて頂きましたが、子供達の印象は「早くどこか遊びにいこうよ~~」と退屈そうな感じでした。何か遊び場でもあればまた違う印象なのかもしれませんが、もともとのコンセプトが子供をターゲットにしていないので、今後の繁栄の中での変化を楽しみにしたいと思います。簡単ですが訪問した施設の紹介をさせて頂きました。ご興味があれば行ってみて下さい。

本日は以上でございます。



「めぐってトクする♪デジタルスタンプラリー」

鴫原質店の弟さんです。

令和4年10月20日(今日)から令和5年2月28日の期間で、仙台市の経済施策として「めぐってトクする♪デジタルスタンプラリー」が始まります。令和2年と令和3年はプレミアム商品券が発行されてましたが、その代わりの経済施策のようです。めぐってトクする♪デジタルスタンプラリーのPOPが設置された店内の様子開店後に社長様自らがポスターやPOPをお店に設置し、私もキャンペーン説明書を読んで対応できるように勉強します。やる事はとても単純で、簡単に言うと千円以上の買い物をして頂いたお客様に、画像右上のQRをスキャンしてもらうだけ。青色でQRコードを消してますが、ネットにこれを晒すと無条件で当店のスタンプが押されてしまうから消してます。

仙台市から頂いた説明書の一部抜擢。キャンペーン概要事業者向けの説明は公式ホームページ(こちら)で確認できますが、デジタル商品券までのハードルはとても低い感じ。最大2万円分もらえるとの事ですが、「エリア」単位で管理されている為、自分の生活県内のエリア分だけでもサクッと頂きたいかな。全エリア分もらうとか欲張ると、正直言って時間とガソリン代の無駄かもしれない。

国分町エリアは優遇されているようです。キャンペーン概要この辺には色々な配慮が感じられます。

昨日予習と自分の為に専用アプリ「仙台まちいこ」をダウンロードしましたが使用できませんでした。優遇された国分町エリアサーバーの問題だと思いますが「本当に今日からできるのか?」と思ってましたが、先ほどアプリも無事に登録できて少し安心です。早速買い物に行ったときにスタンプを集めていこう!。私の場合、八百屋さんと花屋さんと肉屋さん以外に使うところが思い浮かびませんが、思い切って飲み屋さんにも行ってみようか・・・(笑)。

仙台のホームページ(こちら)から抜粋しますが、「開始時点でおよそ1800の店舗が参加し、今後さらに増える見込み」、「この取り組みが商店街などの市内の事業者の応援と地域経済の活性化につながることを期待」と目的も名言されています。住んでる場所など関係なく、観光目的で仙台に来ている方もクーポンが簡単に貰えるので、店頭でドントンと周知していきたいです。市税を使ってクーポン発行し、仙台市での消費額を増額するという意図と構図かな。色々思うところもあり、何がいいのかなんて判断できませんが、市の施策を出来る限り応援したいところです。予算は21億円で還元率が最大50パーセントなので、予算を使い切れば仙台市の消費が最低10億円以上増えるということになります。まずスマートフォンアプリ「仙台まちいこ」のダウンロードと登録をして、使ってみる事から始めていこうと思います。

(10月20日 16時に追記)
先程ヤマト運輸さんが「商店街等買い回り促進事業事務局」様からの荷物を届けてくれました。大量のチラシ
初期配備の100枚に加え900枚の追加チラシ!。気合の入り方は分かりますが、うちの店は小さな質屋で、こんなに人が来るとは思えず「どうしよう・・・これ(?)」と結構困惑します。事務局に電話で話を聞くと、当店の1日の来店者数を事前に申請しており、それに基づき期間中の来店者を算出してるとの事。うちの店、質屋さんでございまして、質入や質受や質利の支払いなどで9割はリピーターというか、定期的にくるお客様ですので、来店者数の予想論に食い違いがあるようです。ま~~頑張って告知していきたいと思ってます(笑)。

本日は以上でございます。





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