質屋のスタッフブログ
2025年03月29日
鴫原質店の弟さんです。
久しぶりにゴールドについての考察。ドル建て金(ゴールド)価格について、数か月間におよぶ自分への問いかけの答え合わせです。ドル建てが1オンス3,000ドルになった時に、円建ゴールドはどうなるかについて、「少し下がれ~~」的な願望を込めて書いてたことがありました。結果的には円建てゴールドも上昇した事実を受けて、この問いかけは終了します。ドル安ならずの円高ならずで、何一つ当たらない(※当然ですが)。
尚、日々の労働で人生を過ごしてきた無知無能な質屋丁稚のおっちゃんが、自分が見える風景のみで感じた事を継続して書く事で、年甲斐もなく勉強を重ね物事の見方が変わってきてます。過去のブログをたま~に読むと、「何言ってんだ此奴(←私!)」などと笑ってしまい、少し恥ずかしくなることも。投資とか本格的にやってる方から見れば「アホやな~」など思われてそうな気もするけどね(汗)。一応毎回書いてますが、無知無能で臆病者の超悲観主義者である愚か者の質屋丁稚が思考する、意味不明な【フィクション物語】である事をご理解下さいませ。
今回は円建てゴールドの本体ともいえるドル建てゴールドに関して。わが青春の象徴(30年前!)でもある、個人的に大好きなミスチルの「Tomorrow never knows」のとあるワンフレーズ、「とどま~る事を知らない~」が正にピッタリハマる上昇傾向が続きました。「相場が無い(←抵抗線がない)状態に突入したので、どこかで調整されたところが相場になる青天井」と意味不明なことを書いたのが去年の4月。色んな要因はあるにせよ、何に影響してるのかなどぼ~っと見つめ続けてました。
ドル建てゴールドの上昇理由なんて様々だけど、そのごく一部に気が付いたのは昨年10月(←遅い??)。「基軸通貨ドルへの挑戦か!」など書いてましたが、ドルそのもの信頼のヘッジとしてゴールドが成り立ってる気もしてます。尚、米国の有名証券会社様の年末ドル建てゴールド価格予想は1オンス3,300ドルらしく、2025年末まで数パーセントの上昇予想。殆ど上がらないって事か?。予想屋さんはいっぱいいるので、違った目線でもドル建てゴールドを鑑賞してようと思います。
下の黄色い枠のところは、2022年9月のFFレート3.25%から2023年5月の5.25%までの利上げ期間。その高金利で短期国債を中心に2023年の国債発行額が過去最高の23兆ドルで、国債の利払費はもちろん税金と借金。利息分だけで債務残高は雪だるま状態に増加中ですが、ドル建ゴールドの価格は米国債務の上昇に関連性もみられ、米ドル保有者の資産防衛としても活用されてる可能性もあるのかね?。
もちろんそれだけじゃないし、どのくらいの割合なのかは分かんないけど、少しは影響してる可能性がみてとれます。そんな事に気づき、昨年10月に意味ありげに色々書いてますが、その時書いていた新しい大統領様の方針は明確に決まっており、ほぼ毎日、米国様の雲の上の方々の発言に耳を傾けてます。たしかパウ議長様の「持続不可能だ!」発言もこの頃だったよね。歳出削減と増税(←関税)で、色々な変化が確実にあるので今後に注目。世界中大混乱でかなり大迷惑ですが、前政権からの贈り物でもあり、国が倒産するよりマシなのか?。
過去20年間を見ると逆相関の関係が見られた米10年債利回りとドル建てゴールドに関して、現状では相関関係が見られるのも興味深く、そんな背景を空想すると少し納得できたりもする。(※もちろんアホの寝言で空想です)。
物凄い【一部切り抜き】ですが、米10年債利回りとの相関もはっきり確認できる場面も何度か。利回りが下がるタイミングがもし来るのであれば、米超長期債にお金が集まる可能性もあるのかもありそうだけどどうなるか?。債権のディレーション考えれば、瞬間でドル換算は倍増するから、そっちに魅力が高まりそうにも思えるから、ゴールドよりも魅力ありそうなのは素人感覚なのかもしれない・・・。米債券の今後の行方次第では美味しそうに見えてしまうのは罠カモしれず、ニンジンぶら下がってる感もある・・・。ドルを増やしたいか、ドルはいらないか・・・そんな国レベルでの思考なのかもしれないし、世界情勢次第でやっぱり分からん。
ついこの間までの見込みのようなものが「え?」と思うように短期間で崩れてますが、とてつもないスピードで色んな事が決定され、短期金利を下げないといけない状況に仕向けてるようにさえ感じます。そして、米政府として金利(10年債)を下げたい意向を明確にしてるので、恐らくそうするんでしょう。連邦予算が尽きるのも数ヵ月先、膨大な国債の借換が始まるのも数ヵ月先、優秀なビジネスマンは「こんな金利で金なんて借りれるか~~」と声をあげ、急げ急げと信念をもって走り続ける訳も想像できたります。上記のような目線で空想してると、今年の債務上限問題に関しては、どっちに転んでもドル建てゴールドはもう少し上昇しそうに思えるけど、借換債を発行する時の金利がドル建てゴールドにどう影響するのか確認してみたいですね。色んな状況に巻き込まれていそうなドル建てゴールドだけど(←これ自体が妄想の思い込み!)、数か月後のFFレートが将来の米国債務を大幅に減らす作用を及ぼすから、ドル建てゴールド価格にどれだけ影響するのか見てみたいです(※関係ない可能性大)。ただ、データと連想と発想で動く債券市場の方が動きが早いので、そちらを眺めてるのが正解なのかもしれませんね。さて、年末までのドル建てゴールド価格はどうなる事やら。
因みに付け加えますが、事実なんて知りません。
【所詮はお馬鹿さんの100%作り話!。】
今回は特に、事実が1マイクロミクロンもない【フィクション物語】です(汗)。ただ眺めれば普通のチャートでも、空想を重ねれば物語の完成って事で!!。
本日は以上でございます。
2025年03月18日
鴫原質店の弟さんです。
昨日3月17日より職場復帰!。
何年振りかでこの流行り病を頂きました。何というか、防ぎようない気がします。
お医者様からはこんな感じのスケジュールで自宅隔離を推奨されましたが、家庭内で誰かが「発熱」の症状がでた場合、理由が分からなくても私はすぐに職場を離れますし、他のスタッフが同じ状況の場合は「ご自宅でお休みください!」と様子見期間をつくる風習が我社にはあります。
もちろん、お店の人員体制次第ですが、職場で蔓延させるのが一番最悪ですからね。今回も病名が発覚する3日前から予防的にズル休み(?)した結果、職場感染は一切ありません。働く人全員が家族持ちなので、数日間の個々人の仕事量と、その先の家族まで含めた生活環境を比較して天秤にかけると、そういう雰囲気はずっと維持していきたいな。若い2名の追加加入は今後の体制的にとても力強い。
今年に入って私にとって3度目の感染症で、私のお医者様は今回の結果に「爆笑・・・・」してました。2025年の営業(※病院の)が50日程度なのに、私の通院回数が11回目だったらしく、「あんた悲惨だね~~」と目の前で馬鹿笑いされてしまいます。
因みに今年の私の病欠休暇は1月は約1週間(連休)、2月は2週間(連休)、3月は10日間(連休)と、さっぱり働いておりません(※こんな事もあるさ!)。尚、かかりつけのお医者様とは子供が同じ学校だったことや、昔からず~っと行ってる事もあり、とても良くしてくれてます。「爆笑」と書いたのはコミュニケーションの一環であって悪意など一つもなく、そういう関係だとご理解下さい。でも、それでも私も思います・・・・、マジで悲惨でした(涙)。
1月は次女がマイコプラズマ(←危ないんですよ!!)で、家族大体が軽傷で次女様は肺炎の発熱!。約20年前位に長女がそれで入院した経験があり、悪化すると悲惨な結末になるし、大人が肺炎になると凄く危険です。2月は私がアデノウィルス性の気管支炎で声が一切でなくなり、大量の目ヤニと鼻と口の中が血だらけで気分的に死にかけました。そして3月はコレ・・・・。健康には気を付けているももの、どっからか舞い降りてくる見えない何かに苦しめられます。アデノの症状が最悪過ぎたので、今回のお休みはただの風邪程度にしか感じなかったのは、体の耐性の問題なのだろうか?。因みにですが、家に籠るのは大好きな人間で、巣の奥に隠れるのも早いので、近場の人には広めてません。
ま~仕事面に関して言えば、ドル建てゴールドが1オンス3千ドルを達成しましたね。チャート上の抵抗線が無いと書いたのが約1年前、上値予想をしてみて暫く後、色々な記事で今後の予想などがでてくるようになり、今現状予想屋さんの情報量が凄い事になってます。そして約半年前に色々書いてた件も、少しだけ騒がしくなりました。色々思うところもあるので、短く(←仕事の都合)複数回に分けて、パチパチとネタにしていこうと思います。結果がどうなるではなく、考え方を整理する事で自己勉強にもつなげてますので、ご興味あればご覧ください。とはいえ・・・仕事が・・・凄い・・・溜まってる~~~(悲鳴!!)ので働きます。マジで【うぎゃ~~~】です(自業自得)。
本日は以上でございます。
2025年03月04日
鴫原質店の弟さんです。
今年も始まった~なんて言ってたら、もう3月ですよ!!。どうしましょう??(※何がだ・・・・?)。色々とても忙しく、今年に入ってから放置されがちなブログですが、お店でちょっと珍しいものを買ったのでサクッとご紹介させて頂きます。
こちらは1964年の東京オリンピックの記念メダル。
61年前の品物で、もちろん私より年上だから敬意をもって紹介します。
裏面(表面?)のデザインはこんな感じ。
平和を祈る祭典であるオリンピックの紋章に、激動する今この瞬間の平和をお祈りします。この3カ月で世の中激変し過ぎて、もう何が何だか・・・・(汗)。どうぞ平和でありますように!!。
このメダルの大きさはこんな感じ。
重さはK18の7.2gグラムで、特にプレミアムなどはありません。4年に一度、記念メダル(金銀銅)が大量に発行されるので、古いからという理由で価値が上がる訳もなく、欲しい人は大切に保管してるしね。次のオリンピックはロサンゼルスでやる予定のようだけど、できるのかな・・・?。繰り返しですが、この61歳の記念メダル君に平和をお祈りしておきましょう!。
このメダルが造られた時期の、円建て金価格の背景をちょこっとだけ深堀してみます。明治以降より1973年4月の「金輸入自由化」までの国内金価格については、日銀が定める公定価格が定められており、この時(1964年)の価格は1グラム680円みたい。国内で生産される金(ゴールド)は全て政府(日銀?)が一旦買い上げていた歴史があるようで、価格がある程度統制されていたのかな?。1978年4月の「金輸出自由化」の後、世界市場とアクセスした事で投資対象としての認識も芽生え、流通市場での価格変動が起きるようになってきたようです。
ただし、1980年頃の為替は1ドル約200円で、それが2010年頃の1ドル約80円以下まで円高になったので、その30年間に金投資といっても・・・国内金価格は下がる期間が長かったという歴史もあり、1999年の田中貴金属様のインゴッド小売値段の最安値は24金インゴッドで1グラム917円(←年間で変動する最低値が「ココ」で見れます)。その一方で、2010年頃のの1ドル約80円からの15年(特に2020年以降)で1ドル約160円まで円安になった事で、国内金価格は世界的な金価格上昇にブーストをかけて上昇した事もの一つの歴史です。
ゴールドはさておき、私が大学生の頃、ガソリンは1リッター78円だったのを覚えてますが、今ではガソリンも倍以上(←要因は色々ありますが)になり、そもそも日常生活で使用する輸入品の多くが同じ現象です。とはいえ、今このタイミング(3月3日と4日)で今のドル円レートに対し、「雲の上の方々」の発言が「国内外」からあったのに加え、FEDの利下げ見通しに変化がありました。国内独自のインフレ傾向や通貨価値などを考える事の大切さを感じたこの数年でしたが、これまた今後どうなる事やら・・・。
本日は以上でございます。