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質屋のスタッフブログ

質屋の道具「デジタル顕微鏡」

鴫原質店の弟さんです。

本日紹介する「質屋で使うアイテム」はこちら!
「LCDデジタルマイクロスコープ DIM-03」

販売ホームページで確認すると倍率性能は下記の通り。
2.5-100倍、光学ズーム2.5-25倍、デジタルズーム最大4倍。数値をだけを見るといい感じですね。

それで実際に使ってみた画像がこちら。

皆で見るにはいい感じです。
しかも下部のカメラボタンを押すと写真が撮れます。
(素晴らしい)

でも鴫原質店では殆ど使っておりません。
台座の上には埃が溜まっておりました。(涙)


(こんな画像を掲載するな~と怒られそうですね)

こんな便利に見えるアイテムがなぜ使われないのか!
それは普通の顕微鏡を使ってしまうから。
数日前のブログで顕微鏡の40倍の画像を載せました。
このデジタル顕微鏡ではあそこまでの倍率で鮮明な姿が見えません。
よって使い慣れた顕微鏡に代わるアイテムにはならなかったし、それ以外に使う用途も今はあまりないといった感じでしょうか。

ルーペのほうがずっと簡単で見やすいし早いですしね。

ただ今回引っ張り出してきたこのアイテム。
せっかくなので何かに役立てたい。

インターネット通販の商品の細部画像を撮るのにはいい感じもします。でも残念なことに私の使用しているマクロレンズにはすべての面において敵いません。

店頭でお客様が宝石の細部を見る為に使用するのはいいかもしれない。
宝石の説明なんかに使えそうです。

店頭に置いておこうかな~。
ご自由にお使い下さい!とか書いて (笑)。

 
ダイヤモンドや宝石の買取・販売は仙台の鴫原質店へ。
お見積も無料なので気軽にご利用下さい。
適正価格にて取り扱いさせて頂いております。



質屋の道具「精密ポケットスケール」

鴫原質店の弟さんです。

ふと思いました。
なぜ自分のことを「さん」とつけるのだと思う人がいないかと。
当店のお客様が私のことを「弟さん」と呼ぶからです。

たったそれだけです。
様々なご意見あるかと思いますがご容赦下さい。

さて今日の「質屋で使うアイテム」の紹介はこちら。
精密ポケットスケールです。


すごく簡単にいいますと「カラット」単位の重さを計れる機械。

 

少しわき道にそれますが、当店のお客様とお話をしていると「カラット」という単語の意味はあまり理解されていないことが多いように思えますので簡単にご説明します。

 

本来「カラット」というのは宝石などの【質量(重さ)】を表す単位。

「1カラット」は「200ミリグラム(0.2g)」。

大きさと混同されがちですが、実は重さなのです。

 

仮に1カラットのダイヤモンドがあるとします。

ダイヤモンドの形状はラウンドブリリアントカットです。

重さが確定している(1カラット)場合はダイヤモンドの「深さ」と「直径」は反比例していきます。

具体的にいうと、平べったい(横幅が広く深さが浅い)1カラットのダイヤモンドは上から見れば大きいものになりますし、縦に長い(横幅が狭く深さがある)ダイヤモンドは1カラットといっても上から見れば小さなダイヤモンドに見えます。

【補足】
良いカットグレードと比較したらこう見えるというイメージを記載しております。見え方の単純比較をイメージでお伝えしたくこのような表現になりました。

 

ではこの「カラット」単位の重さを計る機械は、いつどんな目的で使うかご説明。

鴫原質店ではダイヤモンドの買取をしております。

金やプラチナにダイヤモンドがセッティングされている場合は「石の重さ(カラット)」が明記されている場合が殆どですが、ダイヤモンドをルース(石単体で)お持ちいただく場合もたまにあります。

そんなときにこの機械が登場します。

ダイヤモンドの価格を決める重要な4つの要素の一つである「カラット」が分からなければ自信をもって値段をつけるのは難しいです。クラリティやカラーは見て判断しますが、重さ(カラット)は上記でもふれたようにダイヤモンドの形状にも影響されるので、見ただけでは(私には)わかりません。

しかも同じグレードの場合、0.4カラットと0.5カラットのダイヤモンドでは値段が数万円もの差がつきます。

 

参考までに2018年7月と8月の業者オークションでの値段を調べてみました。

グレードは「F,VVS1、VG」のダイヤモンドです。

0.405カラットの石は69,000円で落札されています。

0.554カラットの石は135,000円で落札されています。

0.15カラットの違いで約倍の値段で取引されるのです。

 

あれれ。

0.15カラットって何グラムでしたっけ?

たったの0.03gですよ!!

それでこんなに違いがでてしまうんです。

 

という理由でルースダイヤの場合は、しっかりとこの機械を使って重さ(カラット)を計測することが重要です。私たち(お店側)が胸を張って仕事(見積)をする為にも、そしてそれがお客様の為になると思いますので。

一応補足です。
カットグレードがよければテーブルの直径を計り大体のカラット数の推測は可能です。ただ0.3カラット以上0.4カラット以下位かな~といった程度の推測です。重さの確定的な根拠にはならず、計測しない場合は下の値段みることになりますね。

例えば、0.30カラットと0.38カラットとの同じグレード(F,VVS1、VG)の石では約2万円程度の価格差があります(2018年8月の業者取引値)。重さを計らないと本当のどんぶり勘定になりかねませんね
 

当店は裸石(ルースダイヤモンド)でもしっかり計ります。

ダイヤモンドや宝石の買取・販売は仙台の鴫原質店へ。
お見積も無料なので気軽にご利用下さい。
適正価格にて取り扱いさせて頂いております。



質屋の道具「古びた鑑定器具」

こんにちは。

鴫原質店の弟さんです。

サクッと目的なしに「質屋の道具」紹介。

(※今日のやつは使っていません)

 

「Gemchecker Diamond Tester」

 

一体何年前のものなのだろうか。

オーストラリアで作られたらしいゾ!

カビのようなシミがついておりました。

ダイヤモンドテスターとの記載がありますね。

ダイヤモンドの類似石が羅列してあるので多分熱伝導率による判別機なのか?
でも光が出る穴があることやその形状をみると屈折率での判別機のように思われる。

古い質屋にありがちな古い道具。

今度すごく暇なときに四角い電池買ってきて使ってみますか。

(※多分やらないと思いますが)

あれれ?

質屋で使うアイテム紹介だったはず。

使ってないもの紹介してしまいました・・・・・。
 
ダイヤモンドや宝石の買取・販売は仙台の鴫原質店へ。
お見積も無料なので気軽にご利用下さい。
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