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質屋のスタッフブログ

ROLEX 80318 デイトジャスト パールマスター

鴫原質店の弟さんです。

ROLEX 80318 デイトジャスト パールマスターが入荷しました。
20200128_120200128_1でも今回は、商品説明ではなくコマをつける手順についてのブログです。何故かというと、商品にご興味があれば丁寧に書いているページがいっぱいあるから!コマの構成のページは実際に殆ど見ないので取り上げてみます。

微調整コマが一つあったのでそれを取り付ける作業ですが、構成パーツはこんな感じ。
20200128_220200128_2カルティエのパーツを連想させる微妙に細かいネジなので、ドライバーの先端を削り合わせてから作業開始です。

普通のコマの隣につけたかったので一番端っこを外してみたら、クラスプ接続専用パーツになっており取り付けることができません。20200128_320200128_3こちら側の隅っこにはつけることができないのでしょうか?何か調整方法があるのでしょうか?ご存知の方がいたらご教授下さい。

では反対側に!
と思ったけどなかなか方法が分からず全部分解してつけました。
20200128_420200128_4画像の1番の赤〇の筒状パーツがクラスプパーツに稼働領域を制限されており抜くことができないので、青〇のネジを外して上画像の流れで分解です。

組み方も下記画像の順番で簡単に組むことができました。
20200128_520200128_5ただ腑に落ちないのは微調整コマが2個並んでいるところ。

でも反対側の大きなコマの先端に付けることはできませんでしたし、大きなコマとの間に微調整ネジを入れると相当変に見えるのできっとこのような構造なのでしょうね。自分勝手に簡潔しちゃいました(笑)

流通量がとても少ない時計なので、気になる方がおりましたら店頭で確認下さい。豪華すぎてとても華やかな時計です。ちなみに定価は300万円位するそうです。

以上



ROLEX デイトナ

鴫原質店の弟さんです。

先週はROLEXのデイトナを2点も買取させて頂きました。
譲って頂き本当にありがとうございます。

一つはROLEX 116520
20200124_220200124_2言わずと知れた流通量の少ない最高の人気モデルです。

二つめはROLEX 116503
20200124_120200124_1こちらは2016年に製造が終了された116523の後継機モデルで現行品です。もちろんまだ数はとても少ないものですね。

 
当店のホームページをよくご覧頂いている方はお気づきだと思いますが、現在店頭にはROLEX「116520」「116528G」「116519」「116523」の4点が展示してあります。その他にも流通量が少ない品物が数点。
20200124_320200124_3

 

私がこの業界で働き始めた頃はデイトナなど見ることも非常に少なく、店頭に出していれば見たお客様が驚き、そして見た方がすぐに買っていかれたイメージがあります。店頭にあるのを見た時に買わないと買えないからなのでしょう。それだけ珍しいものであり、手に入りずらいものだったのでしょう。

でも現状では、インターネットで検索さえすれば欲しい時に欲しいものが手に入る時代になり、いつでもこのデイトナというものを見ることができるようになりました。そしてまた、金を出せば帰る状況になっているので昔よりは品物に対するインパクトが薄れているのかもしれません。

 

ROLEXの中古相場が高値で推移しておりますが、まだ上昇し続けるのか、または下がっていくのか、今後の推測さえできません。ROLEX自体の商品供給体制や海外相場や為替、そして国内の流通量など様々な要因で中古価格は決まるのでしょうが、新品の定価を超える値段で二次流通価格が動いているという世にも奇妙な状況が続いております。

そのせいもあり、直近ではデイトジャスト16013(1986年製造)を26万円、そして先ほど16610(1993年製造)を59万円で買取させて頂き、当店の買取実績にも地味に掲載しております。このような値段で買取をして整備をして利益を出しつつ売れるのか?と疑問に思う方も多いと思いますが、欲しい方がいるから売れてしまうのもまたROLEXの特徴です。

今後、ROLEXの2次流通の価値がどのようになっていくか?などと常に色々想像しておりますが、決して答えが出るものではありません。これをご覧頂いている皆さんはどう思いますか?

とにかく頑張って買取しているので、時計の買取は鴫原質店へ
まず最初にお見積を致します。

以上



キャッシュレス買取

鴫原質店の弟さんです。
昨日、子供の漫画本整理をしてブックオフに売りに行ったお話。

160冊の本を持ち込んだのですが、店員さんがお勧めしていきたのが「キャッシュレス買取」。キャッシュレス買取だと査定された金額が〇〇ウォレットに振り込まれるだけなので、必要事項を記入し約10個の事前承諾をして、そのまま帰ることができ、査定時間を待つ必要が完全になくなるというものです。斬新ですね!

でもいい面と悪い面がものすごく共存しております。あまり注意して見ておりませんでしたが、振込手数料100円が引かれるという内容の一文もあったように思います。それと本は返さないよ的なことが説明されております。必要事項をタブレットで確認して渡された受付表がこちら。
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見た瞬間に定員さんに聞きました。「振り込みはどうするのですか?」と。なぜかというと、振込ができなかった場合にはブックオフ期間限定ポイントで払うとしっかり書いてあるので不信感が生じた次第です。恐らく私はブックオフで買い物をすることがなさそうなので尚更ポイントは不要です。「できなかった場合」などという事が事前に書いてある時点で違和感があります。

そして対応してくれていたのはアルバイトの高齢の女性だったのですが、マニュアル通りの対応で知りたいことを明確に答えてくれません。最初からそのやり取りを簡潔に書くとこんな感じ。

「査定金額の連絡はお客様のスマホにさせて頂きます」という女性の説明に、私が「何で連絡がくるのですか?」と聞くと「ですからお客様のスマホに連絡させて頂きます」と答えられ、「メールですか?電話ですか?ショートメールですか?」と「メールだと思います」ということ。

また「支払いはどうやってされるのですか?」と聞くと「電話番号とお名前です」と説明されるので、「ですからどのような方法で?」と聞くとまた「電話番号とお名前で送金します」と全く理解ができない説明が続くのでもう聞くのを諦めました。多分ですが店員さんも理解はしていないのでしょう。

以前に本を処分した時の話ですが、買取査定申込書へ記載して、「価格が気に入らなかったら持ち帰る」又は「お店の査定に一任して売却する」という2つの項目のどちらかを金額がでる前から選択した覚えがあります。「お売りください」という低姿勢な看板とは裏腹に、なかなか凄い買取方法だなと思った事がありますが、それがキャッシュレス買取でパワーアップした気がしました。査定をしたらキャンセルができませんとか、値段がつかない本の返却はしませんと明言している点は、ユーザー目線の現代では相当な強気発言ですね。確かに、本を売るところってどんどん減ってきているから一強時代であることは間違いないのですが。

そして2時間ほど経過した時、AUから入金があった旨のメールが入りました。
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「au WALLETプリペイドカード 送金サービス」を使用してるのかな?。確かにこれなら電話番号と名前が分かればできるはずね。でも、なぜこれを説明できない・・・。

その後すぐ、ブックオフからショートメールが明細とともに届きました。
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全て綺麗な状態の単行本でしたが、160冊の売却で¥4、830!この金額について色々な感覚があるかと思いますが、私は「すごく高い!」と思っております。もともと廃品回収に出すか売るかの選択しかしてない私は、1冊10円程度を想像していたので大満足です。

ただ残念過ぎる追い打ちが!
202001027_4202001027_4多分3度目ですね。しかも赤字で強調してあります。単価や定価に対する率を考慮すると、自己防衛は絶対に必要なのかもしれませんね。

このサービスにより、査定に数十分も待って数百円を受け取るなどがなくなります。もともといらないものを持ち込んでいる利用者が大半で、本当に高価売却したい場合はヤフオクやメルカリで既に売買できるというすみわけもあるので、とってもいい事だと思っております。

 
まだまだ浸透しきれていないキャッシュレス決済ですが、確かにこういう方法もあるね!ととても勉強になりました。数える手間も、大金を持ち歩くストレスもなく目の前の処理だけで数字としてお金が見えます。今時は、現金にコンビニなどでもこの電子マネーは現金化できるようになっている点を考慮すると、そのうち質屋もキャッシュレス化に対応したりして (笑)払うだけがキャッシュレスでない事を改めて理解しました。

以上





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