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質屋のスタッフブログ

商品紹介(カルティエ ハイジュエリー)

鴫原質店の弟さんです。

今月はとにかく忙しすぎて質屋スタッフブログに手を回せておりませんでしたが、販売商品の画像をそのまま使うと簡単に更新できるので今回も商品紹介です。

紹介するのはカルティエのハイジュエリー4つ。
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全てカルティエさんで研磨仕上げをしており、メーカー修理証明付きです。値段はまだ決まっておりませんがネットに掲載する準備は整っていますので、各チャンネルの担当が自分のペースで掲載するようになります。

これらの商品は、例えば、タンクフランセーズやラブリング、トリニティーなどの定番商品とは違い流通量が極端に少ないお品物のようです。なかなかお目にかかれないものなので、ご興味がある方は是非店頭でもご覧ください。実際に手に付けてみると豪華すぎて笑ってしまいます!

買取も質入れも販売もブランドジュエリーは鴫原質店へ。
もちろんお見積は無料です。



商品紹介

鴫原質店の弟さんです。

ルイヴィトンの珍しいお品物が入荷したのでご紹介です。

まずはこちら。mezu1mezu1
そのなも【日本限定】カンヌ(M55545)定価\342,360
使用感が全くない未使用品です。店頭価格は¥275,000です。見た瞬間から可愛い!と思いましたが、価格をみて可愛さ半減!

次にこちら<mezu2mezu2バムバック・ドーフィーヌ(M53862)定価¥826,200。使用感が全くない未使用品です。
この商品はオーダー生産品で、店頭に並んでいることもない珍しいお品物かもしれません。いくらオーダー品だからといえ、この定価が凄い驚きです。当店の販売価格は¥600,000円です。現状、楽天でもヤフーショッピングでも当店の在庫しか掲載されていないものなので、相当に珍しいお品物なのでしょう。だって、このバッグにこの値段ですから!定番商品を好まない、差別化されたものを好む方に是非購入頂きたいです。

最後にこちら。<mezu3mezu32019年プレフォールコレクションに新たに登場したモノグラムジャイアントキャンバスのスピーディーバンドリエール30です。型番はM44602、定価¥227,880なのですが、ルイヴィトンにも商品がなく購入することができません。その為、2次流通のお店で定価を上回る金額で販売され、本当に欲しい方はそのような店舗で購入するか、ルイヴィトンの入荷をひたすら待つしかありません。当店でも中古品でしたが定価を超える値段で販売し、そして既に販売済みになっております。(自社ページに掲載される前にヤフーで売れました)

このような新しい品物はその流通量が少ないときに相場が急騰することがありますが、数カ月で急落することが殆どです。このスピーディーに関しては、当店の品物が売れて2週間程度の期間が経ちましたが、その時の中古の販売価格を下回る金額で現在は新品が売られています。いい時にいい価格で売れてくれたと本当に思います。品数が無いものは商品相場ができるはずもなく(数が無いから相場とは呼べないという意味)、品物をもつ数店舗だけで価格の探り合いになってしまうので扱いも難しくなります。

2018年のプレフォールモデルであるキャットグラムなども、最初こそ定価の倍売など見られましたが、古くなるにつれて購買対象から外れていくようで、中古価格もガクッと下がってしまいました。欲しい方にとっては買えるうちに手に入れるか、下がるのを待つか本当に微妙な判断です。買える時に買わないと商品がなくなりますから。ただその瞬間高騰した価格で買っても、いらなくなって売る場合に半分にもならないこともあるので、本当に欲しいくて大切にお使いいただく方に購入して頂きたいと思う限りです。

以上



市場でみた指輪に関して

鴫原質店の弟さんです。

9月4日と5日は仙台で開催されているリサイクルショップのオークションに参加してきました。月初めに毎月開催されておりますが、2日間通して沢山の品物が売買され、私にとっても色々と勉強できるとても重要な場所です。jinkou1jinkou1

本日は、そのオークション会場でダイヤモンドリングとして出店されていた品物のお話です。そのお品物はこちら。jinkou2jinkou22.045カラットの石がセッティングされているプラチナのリング。とても綺麗に光を反射していますが特定の角度から光を入れると白っぽく曇りのようなものがみえます。カットのされ方は非常に丁寧で、各エッジ(各面の角)もとても綺麗なものでした。

ダイヤモンドは非常に硬い鉱物でちょっとぶつけたなどでは傷つきません。その性質ゆえにダイヤモンド特有の傷のつき方があり、傷つくというより欠けるという症状がみられることがあったりします。例えば、石の表面のちょっとした傷つき方を見て、硬度が柔らかい石という判断をして、ダイヤモンドではないと断定することもありますが、この石に関してはそのような傷はありません。

また、画像でみても分かると思いますが内包物がありません。ルーペで覗いても視認できるインクルージョンはありません。光の反射が白っぽい単色のみなので、「ダイヤモンドなのか?」などと不思議に思いましたが、もしもこれがダイヤモンドだった場合は200万円以上の価値があります。

興味本位でルーペについている紫外線ライトで照らしてみました。
jinkou2蛍光性なし!というかほんのりと赤色の反射が感じられます。何に反応してこういう色がでるのかは私ごときには理解できません。

 
その場にいた宝石屋さんに「この石って?」と聞くと、その方が事前に預かって色々な検査をしたところ「人工ダイヤモンド」だったということです。「今はやりのⅡ型ですか?」と聞いたところ「違う」という事です。「熱伝導率はどうでした?」と「弱い」と簡単な回答がありました。下見という最も重要で忙しい時間なので最低限の言葉だけの会話です。お仕事の邪魔になるのでそれ以上のことは聞けませんでした。その方の人工ダイヤという言葉だけではキュービックのような類似石なのか、それとも人口的に造られたダイヤモンドなのかは分かりませんが、これを天然のダイヤモンドとして判断して出品しているのであれば、荷主さんはものすごい大損をするはずです。

当店には機材が沢山あるので色々な検査ができますが、機材が無い店舗の場合、どういう基準で何を見て値段をつけているのだろうかと色々なことを想像してしまいました。この指輪は荷主さんがダイヤモンドとして判断してこの石にいくらかは値段をつけお客様から買ったのでしょうが、仮に鴫原質店でこの指輪の見積をした場合この類の石は値段をつけず、プラチナだけの買取値段になります。

お客さんの目線で見れば、この石がダイヤモンドかどうかなど関係ありません。自分の持ち物をより高く買ってくれるところがいいお店であり、それが例えお店の間違いであろうと関係ないのが現実です。私も複数店舗での見積もりを推奨する一人ではありますが、それはあくまでも、ダイヤモンドグレーディングの見解の違いがあるからで今回の件はそれ以前の話です。今回のように、この石をダイヤモンドとして買ってくれるお店があれば、見積もりが競合した場合に勝つ理由は全くありません。(もちろん勝とうとさえ思えませんけど)

もちろん、このようなケースが続けばそのお店は営業を続けることはできなくなると思いますが、お客さんはどんな風に当店を含む各店舗のことを見ているのかなどと色々と考えてしまいました。何にせよ、何度も書いていることですが、お見積はしっかりと出したいと思う今日この頃です。





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