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質屋のスタッフブログ

慰労会

鴫原です。
昨日は閉店後慰労会を開催しました。

どこでも良いいから行きたいところに決めてねと伝えたのですが、結局近くの鮨勘になりました。
syuugousyuugou

kodomo
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これだけ子供がいると静かにしてと言ってもいう事を聞くはずがありません。
店員さんにもう少し静かにして下さいと2度程注意されました(^^;

美味しいのですがそれ程値が張るわけでも無く皆お腹いっぱい食べました。
鮨勘さんご迷惑をおかけしました。今度来るときはもう少し静かにするように努めます。
そしてありがとうございました。



質屋の道具「ドライバー固定ローラー」

鴫原質店の弟さんです。
今日は質屋で使うアイテム紹介。MKS(明工舎)のドライバー研磨器です。
roll1roll1(ジャン!)

ドライバー研磨器は以前ご紹介したことがありましたね。
質屋の道具「砥石と固定ローラー」参照)
その用途や使い方は上のリンクから確認して下さい。
説明すると長くなるので(^-^:)。

前回のアイテムはバネでドライバーを挟み込む構造になっていましたが、そのバネが吹っ飛んでいき使い物にならなくなってしまいまして、その代わりとしてこちらを仕入れてもらいました。

ちょっと使ってみましたが両側のネジをクルクル回して挟み込む単純構造です。正直前のやつと比べると、ネジを巻かなければいけないので使う手間がかかります。さらには、砥石と平行にドライバーの先端をセットするのがとても大変でした。ま~使い慣れればできるようになるのかな?

とはいえ今回のアイテムは壊れる要因が見当たらないので結構長く使えそうなアイテムですね。道具は単純であればあるほど壊れにくいものですから。なくさないように大切にしたいと思います。

以上
本日も鴫原質店のスタッフブログをご覧いただきありがとうございました。



シャネルJ12初期型ブレスレット

鴫原質店の弟さんです。
今日は先日お売り頂いた時計について色々と話を進めます。

売ってもらったのはシャネルJ12(H0685)の付属品完備です。
J12_9J12_9

最初に品物を見た時「見積をしますね~すぐ済みますので」というのはいつものこと。そして時計を持った瞬間に違和感を覚えます。見慣れているJ12と違うから!
J12_1J12_1

最初に「?」となったのは「あまりゴマ」を見た時。造りそのものが違う!何だろうこれ。
J12_2J12_2

次に「?」となったのはバックルの形状を見た時。形そのものが違う!
でもネジやばねの特徴やクラスプのつなぎ部分のパーツはJ12の造りの特徴と全く同じ。
J12_3J12_3

悩んでいる最中にインデックスの一カ所にどうしても気になる荒い作り。
J12_4J12_4でもJ12にはこの程度の荒さのものは今までも沢山あったし見てきた。

作りそのものは間違いはなく正規品と同様の構造と判断。でも、買い取っていいのか悪いのか心が揺れます。だって最大で18万円の査定をつけるお品ですから。

 
写真を送ることができる現在の素晴らしい環境のもと、友人のバイヤーに「これ見たことある?」とコマの画像を送って尋ねると「ないですね~なんですかそれ?」と不安な答え。一応社長にも同じ画像を送って「見たことある?」と聞くも「なにそれ?」と・・・。

東京で開催されている時計宝飾品オークションに参加している社長に「周りの人に聞いてみて」と無理やりな依頼をしてみると「J12初期製造のベルト」という回答を得られ、安心して買取することができました。皆時計のプロが集まっている会場ですので見たことある人がいたのですね。

シャネルのJ12はこのようなベルトで初期販売されたらしいけど、何らかの理由によりすぐに仕様を大きく変更したようです。このベルトのタイプを私は初めてみました。流通量が極端に少ないのだと思われます。

 
せっかくなのでコマの組み立て方をご紹介。ネット探しても見つけられなかったので結構貴重なのかも?
1つのコマは下記画像のように順番に組立ていきます。
J12_7J12_7

右下の画像の洗濯ばさみのような金属をがっちり押し込んで固定すると一コマが出来上がります。はっきり言って大変ですね。全部繋げ終わりましたが高級感も何もありません。
J12_8J12_8洗濯ばさみでつないだように見えます(笑)

ベルトの造りこそ違うようですが、ベルトと本体裏蓋との結合部分はよく見るJ12と全く変わりません。
J12_5-1J12_5-1

ムーブメントも特に変化なしかな?
J12_6-1J12_6-1

付属品完備のこの時計、通常ですと当然整備をして店頭で販売しますが、さすがに今回はどうしようか悩みます。インターネットで見ると「新型と旧型」の解説を丁寧にしているページもあるようですが、このタイプを掲載しているところがありません。例えメーカーでオーバーホールしその証明書があったとしても、インターネット社会の現在では、自分が見ている情報だけで全てを決定づける風習が強い為、純正品を疑うお客様がいる可能性も十分あるように感じますから。

でもしみじみと思います。
この時計の新品の購入が平成13年なので約18年前です。
18年間も持っていてこんなに高く売れる・・・シャネル凄いなぁ~。
売って頂いたお客様も大変喜んでおりました。

詳しい方がこれを見たら「そんなの知らなかったの?」とか言われそうですね(笑)
でも私などしょせんこの業界に携わって15年くらいです。
知らないことなどまだまだいっぱいありますし見ればその度に知識が増えるだけです。

今回もまた一つ新しい事を覚えました。
もう迷いません(笑)





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