質屋のスタッフブログ
2023年07月07日
鴫原質店の弟さんです。
暫くぶりに「質屋スタッフの休日」なるカテゴリーでの投稿です。大体の人にどうでもいいお話ですが、訪問した場所の紹介なども兼ねて書いています。サラリとスルーして頂ければ幸いです。
7月2日の日曜日は凄く久しぶりに仙台うみの杜水族館(公式ページはこちら)へ行きました。
こちらの施設は当店から車で約20分、公共交通機関であれば仙台駅から仙石線で中野栄駅(約18分)で下車後、そこから徒歩10分位の場所にあり、仙台市内中心部からのアクセスは良好です。
何となく「暫くぶりに行ってみるか~~」などと思い訪問しましたが、何やらイベント中だったようでとても混み合ってました。
「ちいかわ」という人気まんがのキャラクターとのコラボ企画のようですが、キャラクターと一緒に写真を撮るコーナーには長蛇の列が形成され、スタンプラリーのような企画も実施されてます。地方版のニュースを確認すると、開店前には100人くらいの行列ができていたとか!。チビ助はこの「ちいかわ」にはしゃいでましたが、私は「ちいかわ」というこの可愛らしいキャラクターを知りません。世の中の流行を知る事は大切なはずで、「ちいかわ」が流行している事を知った事で、少し得した気分になります。
うみの杜水族館の入館料はこんな感じ。
2回分の入場料が年間パスポートの値段設定になっており、近隣に住んでいる方であれば年パスを購入する割合は多いと思われます。私たちも暫くぶりで年パスの更新をしてきました。
コロナ渦で人ごみを避けていた事もあり、本当に暫くぶりの水族館。
子供の遊び場として動物園や遊園地やら、どこか一つの施設の年パスを購入する傾向がありますが、「せっかく買ったから!」という親の都合で何度も通い続ける為、何度も行くうちに「飽きたからもう行かない!」という残酷な言葉を浴びせられるのが毎度の事。それが最後の合図となり、しばらくの間、寄り付きもしなくなりますが、それって世の中の子育て世代あるあるの話だと思ってます。
私としては、ドチビ様がお魚さん達にどんな興味を示すのかを楽しみでした。
基本的に小魚系には興味を一切示さず、「動きがダイナミックな動物(=全て哺乳類?)」に強い関心を抱くようです。それと何故かは知りませんが「白い生き物」に興味を示しておりました。ドチビ様も楽しんでいるようなので、今シーズンは30回以上くる事を目標にしてみよう!。(←コレいらない目標)
数年振りで見たショータイムは相変わらずダイナミックで凄かった!。
内容も進化しており歓声と多くの拍手がその場を沸かせます。ドチビ様はず~~~と拍手してましたが、やはり哺乳類には興味を示すらしい。イルカって哺乳類だよね?。
前回きた時(3年位前)には無くて、個人的にとっても嬉しいかった事がコレ。
外の広場に大型遊具ができてます。水族館とセットで遊べばかなり長い時間を過ごせそう。滑り台が4つもある大型遊具で、子供達は水族館よりこちらにはしゃいでいるようでした。
特に「いいな~~コレ」と思ったのがこんな理由。
ドチビ様でも手すりを掴みながら自力で登っていける高所遊具は市内でも本当に希少です。車で遠出してまで公園を探す人は多いと思いますが、施設的にも条件的にも素晴らしい環境で、水分補給もトイレも食事も何にも心配いらない場所って結構少ないからね。家からも近いしお金もかからないし重宝したいと思います。(※一応補足ですが、対象年齢は6歳以上と記載があります。保護者同伴で危険が無いように遊びましょう!。特に滑り台のスピードが少し早いので全ての行動を見守る必要はあります。)
という事で今回は「うみの杜水族館」を紹介をさせて頂きました。近くには三井アウトレットパーク仙台港という大型商業施設がある他、スリーエム仙台港パークという展望台がある水辺の公園などもあり、ちょっとした観光にもおすすめです。そういえば、更新頻度が極端に低くなったこの「質屋スタッフの休日」というカテゴリー。鴫原質店のブログは当初SEO対策の為にと始まりましたが、最初の頃はスタッフが交代で何かを書こうと、誰もが書ける「休日日記」的なカテゴリーが造られ、それこそ最初は社長も含めた数人がこのカテゴリーで投稿してましたが、最近(ここ数年?)ではペチペチ何かを書いてるのが私だけになってしまいました。自分の事を書く事にさほど意味はないとは思いますが、気が向いた時に更新し続けていこうと思います。
本日は以上でございます。
2023年07月03日
鴫原質店の弟さんです。
本日はネットショップで常々購入頂いている中国人のお客様が来店し、店内でライブコマースをしています。
昨年10月26日にブログに書かせて頂いた方(詳細こちら)ですが、暫くぶりに来店下さいました。日本国内のどこかしらでほぼ毎日ライブコマースをやっているのでしょうが、当店のような小さな店舗に来てくれる事に心から感謝しています。
事前告知がされているようで、ライブのスタート前から数十点の品物の指名がきてます。
鴫原質店の関連サイト(自社や楽天やヤフオクなど)の中国語翻訳ページの写真に印をつけて、これを動画で見せてくれという事らしい。2度目なので驚きはしませんが、前回学んだ事を活かし、最近では商品説明を英語に変換し、その英文をまた日本語に変換して確認するなど、グーグル先生の翻訳機能の邪魔になる日本語独特の表現は使わなくなりました。海外の方に商品説明がより分かり易い表現になっているはず!と思いたい。
ライブが始まっても店内の写真を次々にSNSに上げていきます。
そんな写真がライブを見ている人たちの目に触れ、興味を示した品物を更に動画で紹介していきます。
数時間の間何も食べず何も飲まず、そしてトイレにさえ行かないド根性の方達(前回参照)ですが、今回は椅子と机の高さ関係からくる腰によろしくないと思われる態勢が長時間続けられるか不安に思ったようです。
「低い椅子はありませんか?」と聞いてくれたので、社長が保有するキャンプ用の机をセットしてライブに集中して頂くことにしました。できる限り長く続けて頂き、いっぱい売って頂き(=買って頂き)たいのよね。
普段は考えられない事ですが、SNSを通じて様々な要望がリアルタイムで入ってきます。
地味に毎日やっている仕事がこんな感じに派生している事を知った時は本当に驚きましたが、何度見ても実は大事な仕事であった事を理解させられ、これからも地味に頑張ろう・・・!と密かに決意を固めます。
二人のペースとネットワークの向こう側にいる視聴者の要望に合わせて品物を次々と出していくので、お店側も意外と忙しかったりします。
とはいえ当店の値札のままの金額で買ってくれるので私たちにとっては良いことづくめ。バイト料を払ってライブコマースをやる店舗もあるので、感謝しかないのが現実ですかね。これもある意味円安によるインバウンド効果なのかな?。
店頭に普通に並べてある商品ですが、紹介方法が違うだけでポンポン売れていくのでホント不思議。
「お店ってなんなんですかね・・・」と呟やかれたのはスタッフM君の言葉。値段に対する価値観や消費欲が根本的に違うのだから、国内外を比べてもしょうがないと理解するしかない気がしてます。取り合えずは夜までまだ続くライブのなかで、どの位売買が成立するか楽しみで、ただただ精いっぱいフォローさせて頂きたいと思います!!。
尚、鴫原質店はライバーさんを大歓迎しており、自社ホームページで募集してます。
国内ではさほど意識されませんが海外から見れば、現在超スパー円安セールが継続中。3月24日につけた1ドル130円から現在は1ドル145円まで円安が進み、そして昨年のドル独歩高と大きく状況が変わったのは、主要通貨に対して円の独歩安が進んでいる点。為替変動に応じて値段を変更してる訳ではないので、是非この状況を活用して下さいませ!。近隣の韓国や台湾から見ても円は格安なようだ・・・(哀)。
2021年から始まった為替の超乱高下に気分を振り回される日が続きますが、この状況はいったいいつまで続くのか?。国内長期金利は今がミニマムで海外長期金利がもう少し先がマックスな点を考えると、よく話の焦点になる金利差は埋まってくるはずで、「いつか」は分からないけど今後の推測はある程度可能な状況なのかな。為替もまったりと動けば何ともないけど、今年のように4カ月で10%近くも動くととんでもない事になる気がするので注意が必要です。円安になる分にはスピードなんざ関係ないけど(在庫の価値が上がるから)、円高になるスピードが極端に早いとパニックになりそう(←対応不可能)なので、まったりと観察し続ける事は必要なのかもしれないですね。ちなみに個人的には、貯金が勝手に目減りする円安とかインフレは受け入れがたく、デフレ経済にドップリ浸かって生きてきた感覚を未だに変える事ができてません。何とかしないとな・・・とは思うのですが(涙)。
本日は以上でございます。
2023年06月22日
鴫原質店の弟さんです。
今回は少し珍しい時計が2個揃ったので記録用に取り上げますが、内容的には腕時計のご紹介です。
通販用の商品画像をそのまま引用しますが、こちらは1960年にロンジンから発売されたダイバーズウォッチの復刻モデルで、その名もレジェンドダイバー(L36744500)。保証書に記された購入日は2016年ですが、2010年頃から販売していたようです。なんか名前がかっこいいよね!。話の流れ的にどうでもいいと思われる時計のスペックは、ケースサイズ42ミリ、防水300メートル、インデックス塗料はスーパールミノバといった感じ。
そしてもう一つ、レジェンドダイバーのノンデイト(デイト表示なし)。「3」の数字がある方がインデックスのデザインとして落ち着いているように私は感じます。
デイト付きが発売される少し前からこのデイト無しモデルが販売されており、こちらの型番はL36744563(←保証書より)。保証書に記された購入日は2010年。デイト付きよりも残存するものが更に少なく、かつ1960年代のレジェンドダイバーをより忠実に再現したのがこちらのモデルです。当時の定価ではデイト無しの方が安かったのですが、今ではデイト表示ありよりも高値で取引されているようです。時計にデイト(日付)表示は不要だと考える私にとってはなかなか魅力を感じるお品物かな。(←好みの話です。)
背面はこんな感じのデザインでした。
潜る時にこそ装着するダイバーズウォッチだとは思いますが、潜る目的が時代と共に変化したからなのか・・・?。今時だと海の生物を見たり風景を見たりするのがダイビングだと私は認識しますが、銛を装着して狩りでもしているかのように見えます。酸素ボンベと左手の腕時計に足のオール(足ひれ)と、装備はとても現代的なのに「銛(もり)」を構える様子に少し違和感を覚えます。妄想好きの私としては、一体何と戦うつもりかなのかを考えてしまいました。クジラやサメなどの巨大生物か?。私だけかもしれませんが、どうみても戦闘態勢に見えてしまうな。
プラ風防のアンティーク感を上手く表現しているこんもりと盛り上がった風防も大きな特徴。
でもこれサファイアガラスが使用されており、多分メーカーさんのこだわりなのかな?。これはこれでいい感じです。
この時計の大きな特徴の一つはインナー回転ベゼル。
右上のリューズを回すと内部の外周部分が回転する仕組みになっています。回転ベゼルが外側にあるのが最近の常識とも思えますが、恐らくそれは利便性を向上させた進化によるもの。水中手袋を外して「リューズを開けて・ベゼルを回して目安時間に調整して・リューズを閉める」という一連の行為を、手袋をしたままベゼルを回す事で使用できるようになった外側回転ベゼルは理にかなってますからね。とはいえ、この珍しい機構であるインナー回転ベゼルを採用し続けるところもまたメーカーさんのこだわりを感じさせてくれます。
一応補足でインナー回転ベゼルの使用方法を書いてみる。
例えば写真のように合わせると、時計を合わせてから何分経過したか分かるという使い方。酸素ボンベの量などを計測する為にダイバーズ時計に搭載された機能で、大体は15分くらいが限界値として記されています。
今回紹介したレジェンドダイバーの復刻モデルですが、復刻モデルという呼び名こそありますが、最近では「レジェンドダイバー」という個体が一つの定番商品となりつつあります。1960年のオリジナルモデルの復刻版で登場したのは2008年頃(07年か09年かも?)で、それ以降はデイト表示が追加されたり36ミリがでたり、文字盤の色が代わったりなど、色々な派生モデルが登場したので、今後も新しいレジェンドダイバーがどんどん登場していくのでしょう。凄くよい印象を持っているところとして、腕時計の超高級化と巨大化と高重量化が進んできたこの10年位でしたが、レジェンドダイバーはその流れを汲んでいません。人々の腕時計を身につける目的が大きく変化した結果を受けてその流れが産まれたのか、はたまたメーカーの高級化戦略に人々がついていったのか、色々考えてしまう部分はありますが、そんな流れとは無関係に1960年のモデルを再現し続ける「レジェンドダイバー」に対するコンセプトがとても魅力的に感じられました。最後にロンジンの公式ページのリンク(こちら)を貼らせて頂きます。レジェンドダイバーにご興味がございましたらご確認頂きたいと思います。
本日は以上でございます。