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質屋のスタッフブログ

宮城県と仙台市によるポイント還元施策について

鴫原質店の弟さんです。

宮城県及び仙台市でお得そうなキャンペーンが開催されるので触れてみます。私はお店に郵送で送られてきたPOPをみて知りましたが、一般的にどうやって告知されてるのか不明です。これを見る限りキャッシュレス決済で「最大」20%還元されるみたい。販促用POP取り合えず県のホームページ(こちら)確認してみると、「キャッシュレス決済を活用したポイント付与による需要喚起」「中小規模事業者を支援」「キャッシュレス決済の普及等を目的」とターゲットが絞られてました。期間は9月1日から月末まで予算に達し次第早期終了との事。還元額総額は10億円相当もあるようですが、予算上限に達するのが早そうに思えます。昨日の夜の日経新聞(←ネット版)に記事がでていたので、発表が昨日だったのかな?。

折角だから有効活用しよう!と内容を熟読してみた。企画説明書決済額の20%が還元されるけど、1回あたり「2千円相当」が上限なので1万円以下で会計すると効率的かな。決済サービスの上限設定が5千円と定められていて、私はD払い以外は全て使用できるようにしてるので、3つの電子決済を上手く使えば最大で1万5千円のポイントが貰えるという事だね。でも一つ大きな問題があり、コンビニや大手チェーンやフランチャイズは対象外になっていて、一体どこの店舗で利用できるのか分からない。地元の八百屋とか肉屋とか、電子決済を扱えるところがあっただろうか・・・・。生活必需品以外は買うつもりが無いので、もしかしたらハードルは高いかもしれないね。使える店舗探しからスタートせねば。

目的が「キャッシュレス決済の普及等」ともあり、町の商店などにもキャッシュレス決済の導入を進めていきたいという考えなのかな。でもこれが発表されたのって昨日(8月29日)で、キャッシュレス決済を導入する時間はどこにあるんだ・・・?。ま~それはいいとして、支払う側だけが恩恵を受けるのではなく、導入してる方にも恩恵があればいいのになと思ってしまいます。例えば売手側にも5%の援助などがあれば「中小規模事業者を支援」という目的補助にもなるのにね。キャッシュレス決済は買う側にはとても便利で、しかもポイントまで貰える使わないと損な支払手段です。ただキャッシュレス決済を導入してても、使っていない店舗がある事を想定する必要があります。キャッシュレス決済は決済金額の数パーセントを費用として支払う必要があるので、実際には無駄な経費です。PAYPAYが無料だった頃、PAYPAY使えますという「白い旗」を多くの場所で見る事ができましたが、手数料がかかるようになると見なくなりましたよね。誰もが知ってるマクドナルドでも、店頭レジの支払いでは〇〇PAYは使えないけど、モバイルオーダーでの支払いは使えたりします。約2%の費用ってとても大きいので、「キャッシュレス決済の普及」が目的であればその辺りの優遇策が必要かもしれない。(※因みにau PAYは9月末までは手数料が無料です。)

次に10月から仙台市で行われるスタンプラリーについて。仙台市スタンプラリー企画説明書詳細はまだ分かりませんが何だか楽しそうな企画です。発行総額21億円!ってやる気満々だし、「QRコード置くだ」けって言葉を見てもハードルは低そう。10月から始まり予算が無くなり次第終了との事で、楽しくお買い物したいと思います。(私はやる気満々!)

企画イメージは下記の通り。企画イメージ上限2万円ももらえるので、生活必需品の購入先をばらせば達成できそうです。大手スーパーでスタンプが貰えればですが・・・。詳細はまだ分かりませんが、近場のエリアから制覇していこう。最大還元率50%ってほんと凄いインパクトだ。仙台市のページで(こちら)参加店舗を募ってますので、どんどん参加店舗が増えればいいな~と思います。

注意書きを見る限り参加ハードルは低そう。これを見る限り商品を売ってる店舗なら参加が可能にみえます。参加できない条件参加する店舗がどれだけ広がるかに注目ですが、正直言ってコレ、すぐに終わりそうだね。デジタルスタンプ帳が端末なのかIDなのか個人なのか、何で管理されるか分かりませんが、管理や制限が無いのであれば複数端末でスタンプ帳を確保する事もできるかもしれない。欲望丸出しで買い物楽しめそう!です。なんてったって最大還元率50%ですから(笑)。早い物勝ち!・・・・って燃えません?(メラメラ)。

因みに当店もこれらキャンペーンの対象店舗に参加させて頂きます!。店頭のPOP昨日送られてきたPOPを早速店頭に提示してます!。上手に使って頂きたいですね。私も個人的に有効利用していきたいと思います。

本日は以上でございます。



働く男性のステータス!?「昇進祝いの腕時計」

鴫原質店の弟さんです。

昨日の夕方の事、インターネットでうちの品物を見た方が商品を見る為にご来店されました。そのお客様と長めの時間で色々な話をさせて頂きましたが、「昇進祝い」で新しい腕時計の購入をご検討されているという事です。昇進した時に腕時計を購入頂くお客様は多く、働く男性のステータスアップ的な意味合いもあるようです。

気に留めていた腕時計はこちらでした。ホームページの販売画面最近インターネットにアップしたばかりの腕時計で、タグホイヤーのモナコ クロノグラフ キャリバー11(CAW211C.FC6241) 。白文字盤にオレンジ色の長針がいいアクセントになっており、視認性も抜群の品物です。尚、店頭販売価格は¥432,000。この画像はうちのホームページのスクリーンショットなので、ちょっと荒い点をお詫びいたします。

時計のガラスに傷があり、インターネットの画像で事前に確認頂いていたようです。ホームページの販売画面で掲載したガラス傷目を凝らして傷を探しますが、正直言って目で見えるものでもありません。拡大倍率が異常なので、視認する事は非常に難しいと思われます。ってかこの写真を撮っている私にも目では見えません(老眼!)。「全然気にならないね~と」言ってくれました。

時計を見ながら色々な世間話をしていましたが、少し予算オーバーだという話を言って頂いたので、「現金でお支払い場合¥423,300で大丈夫ですよ~」とご案内します。そんな感じでケタケタと二人で話をしながら、40万が予算だとも教えてくれ、とても誠実なお客様だと感じます。予算って大事ですよね!。

何故かは知りませんが、パン屋さんの原価の話とか焼き鳥屋さんの原価の話などで盛り上がりまして、何が儲かるかなどの話が続きます。こんな商売が今はいいよね~的な情報交換は楽しく、流石に企業の管理職の方のお話は面白い。そんな話の流れからこの腕時計の原価をパソコンに映しお見せしました。商品原価仕入先が業者間オークションで、仕入値は¥393,822との事。基本的に私も原価を全部知っている訳ではないので、お客様と一緒に驚いてました。この値段に外注で外装仕上げの料金が原価にプラスされ、数千円の利益とカード手数料と消費税を加えた程度の金額で販売しているんですね(←他人事・・・)。そんな感じで大体41万くらいが原価である事をご理解頂き、40万では売れない事をご理解頂きます。閉店時間が近いており、最後に「検討するね」と笑顔で言ってくれ退店されていきました。私も「ありがとうございます。ご検討下さい」と楽しい時間に感謝してお礼を申し上げます。

考えてみると、うちのお客様で昇進の度に時計を買い求められる方は多いです。こんなことを書いていて、瞬時に思い浮かべたお客様がいました。15年前に一般社員から役員に抜擢され、その記念にロレックスを買って頂きましたが、15年のお付き合いの中で昇進する度に「昇進したよ~~」とご来店頂き、社長にまで上り詰めた時はロレックスのデイトナをご購入され今でも使って頂いてます。なんだかんだで今まで50点くらいの商品を買って頂いており、来店される度に昔話で盛り上がったりします。そんな感じで自分とは関係ない人生の歩みを、品物を通した会話の中で触れ、その相手の事を知ることは接客の一つの楽しみです。今回のお客様も「昇進したんだ」と伝えてくれる言葉にも色々な思いを感じられ、心から「おめでとうございます!」とお伝えしました。そしてまた、この腕時計があの方の昇進祝いに選ばれればいいな~と思います。

一応補足しますが、この程度の粗利だけでお店が運営できる訳がなく、お客様がいないときの「暇な時間」に一生懸命作業を継続する事で、暇な時間をお金に代える一つの方法にこのような原価率の高い商品があるという事を付け加えさせて頂きます。ま~最近はこういう商品の割合が多くなってきてますけど・・・・。そういう話に今回のお客様が興味を示し、世の中甘くないね~~と二人で長話が続いた出来事でした。もし購入頂けたら、記憶に残る思い出になりそうですね。

本日は以上でございます。



カルティエ ジュエリー 保証書の仕様変更

鴫原質店の弟さんです。

質流品のカルティエジュエリーを、通販用にパシャパシャと写真撮影していましたが、目の前にある保証書に猛烈な違和感を覚えます。今までと質感が違うカルティエの保証書 カルティエのジュエリーの保証書は黄色味がかったまだら模様の用紙が特徴的。店頭在庫の付属品(保証書)を取り出してきて並べて撮影しましたが違いは明白です。右の子はあからさまに違いますよね。

カルティエの保証書も年代や発行国によって字体や記載内容は変化してきました。伝統的な保証書この保証書は1990年に海外で発行されたものですが、この特徴的な用紙はずっと見続けてきたもので、「カルティエの保証書はコレ」的な感覚が私にはあります。

ところが今まで見た事ないものが目の前にあります。新しい保証書知ってるモノと全然違うという恐怖感・・・。グーグル先生で色々検索するも、今のところ同類のものはでてきません。これこそ「ネットに載っていないと不安になる」という、この十数年で爆発的に流行している現代病の症状が発症し、不安解消の為にひたすら調べまくります。

保証書の細かい造りをみていきます。保証書の詳細部多くの部分は忠実に再現されており、謎は深まるばかり。何となくですが、20220年の「22」のスタンプがズレてるのが気に入らない・・・。

時間をかけて商品もひたすら「ガン見」し、保証書についても調べまくる事約1時間。一人で解決する事は無理だと悟り、ブティックに電話する事に。そして保証書の質感と記載された文言を伝え、「従来のものと違いがあり問い合わせた」と正直に伝えると、2022年に販売している品物から順次新しい保証書に変更されているという案内を頂きます。そしてその保証書の特徴は従来と違う「白い紙」であり、文言に「%₀」(←私が勝手に創った文字)と書いてある事が確認できました。

という事で文面の変更点は下記画像で確認下さい。赤丸の文字を「%₀」という造り文字で表現させて頂きました。保証書の文面今はまだ出回ってる個体数が少ないですが、2022年から順次このような保証書が付属するそうです。プラチナ950%ってPt950の事かな?。Pt900のジュエリーはどのような記載になるのだろうか。暫く色々な情報を取っていきたいと思ってます。

最後になりましたが、保証書の表紙(硬い紙)のデザインも従来と違います。保証書の文面スッキリした感じですが、やっぱり違和感があるというか・・・見慣れない。

最終的には新しい発見と知識が増えました。ブランド業界では仕様変更されてから大体2~3年で中古市場に回ってくる事が多いですが、今回の品物は購入日が2022年3月なのでかなり新鮮で旬な内容ですね。しかも「今年から順次変更している」と言っていたので、新しい商品以外(←製造がちょっと古いという意味)を購入した時は、古い保証書が添付される可能性もあり、多くの方に認識されるのはまだ先の話なのかもしれないな。引き続き情報収集を継続してしていこうと思います。

本日は以上でございます。





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