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質屋のスタッフブログ

こんにちは。鴫原質店の弟さんです。
ホームページの宝石説明用に社長さんから撮影依頼を受けた写真と、通販用の商品撮影画像があるので、それを使用して何となくオパールの楽しいところを見て頂きたいと思います。いつものことですが、完全に私個人の主観ですので、宝石学上のなになにとか、宝石の価値とかに関して気にされる方はスルーして下さい。よろしくお願いします。

先日この商品を通販用に撮影していた時の事です。オパールイアリングオパールイアリング色々と写真を撮り7枚の画像として加工を終えましたが、はっきり言って売れる気がしません。結構素敵な石なんだけど……なんか地味なんだよね。そして思いついたのは遊色の変化を撮影してみること。そしてこんな画像を造りました。オパールの遊色オパールの遊色変な文字が入っておりますが、商品画像をそのまま使っているからです。ちなみに文字の意味は撮影環境を説明しております。時間がかかりましたが、少しはこの石の良さが伝わればいいなと思います。

同様に店頭の商品で既にネットで販売しているが売れてないこの子に、この1枚の画像を追加掲載しました。オパールの遊色オパールの遊色オパールの遊色は、意識しないと見えないし、ましてや背景や光源によっても変化があるので多くの方は気づきもしません。ただこのように見て頂ければ、もしかしたら、この石の素敵さを理解してくれる人がいるかもしれません。そんな思いで撮影してみました。

当店のホームページ用に撮影した画像を使って、見え方の変化をご紹介します。まずはメイトリックスオパール。オパールの遊色オパールの遊色私はメイトリックスという言葉さえ知りませんでしたが、母岩の中のオパールが光の反射で色々な色調を見せてくれます。なんか不思議ですね。

次はホワイトオパール。オパールの遊色オパールの遊色光の当てる角度を変えてるだけなのですが、なかなか綺麗なものですよ。たった4枚の画像を撮ってますが、色の出方は縦横の角度や色の強さ、そして光の種類によっても変化するので、やっていて楽しいですね(←遊んでるようなものです)。

次!張り合わせオパール。オパールの遊色オパールの遊色人工的に手を加えられたものですが、なかなか面白い変化でした。でも宝石というか万華鏡に近いかも。

そして最後に紹介するのはボルダーオパールです。古いデザインのタイピンについているものですが、製品として商品にはならず、また宝石としても値段が付くものではないので、店頭に出ることはありません。これまでの画像は仕事上で撮影したものを使ってますが、この石はブログ用に撮影しました!。個人的にとても魅惑的な石です。それがこちら。オパールの遊色オパールの遊色静止画像では「色の変化」を伝えきれないのがとっても残念ですが、色そのものが鮮やかで、その変わり具合が激しいく、とても力強い!。なんか勝手に一人で大地の凄さを実感して撮影しておりました。そして驚いたのがこの色!オパールの遊色オパールの遊色何と表現したらいいのかは分かりませんが見とれてしまいました。普段の生活では余り見ない色だから尚更新鮮です。同じ石なのにこんなに沢山の色が楽しめるって凄いと思いません?

最後に。
オパールにその石の個性があり、個人の好みによって評価が変わります。もちろん業界的な評価基準はありますが、他人や値段や学問上の評価など気にせず、自分が好きな石というものを見つけることができる数少ない宝石だと私は思います。実際に私が最後に紹介したボルダーオパールは、中古業界では全くと言っていいほど値段がつきません。石の評価としてはかなり下の部類なのは分かっております。班がどうとか赤色がどうとか、より良い石になる為の評価基準を重ねて石を評価してしまいがちですが、そもそもにして、この石が最高級の石に変化することは絶対にありません。

重要なのは、値段が付かないこの石を「とても綺麗だ」と私自信が実感していることです。自分が好きだからいい石だ!が一番いい事(←エゴ?)ですよね。オパールの宝石ってあまり多くはないですが、いい色がでるものは、その石の持つ魅力などを画像でお伝えすることで販促に繋がるかも!しれませんので、また今度同じような事をやってみたいと思います。本日は以上です。




こんにちは。鴫原質店の弟さんです。本日は前回の続きです。
前回は金属の酸化を取る方法としてテリスターを取り上げましたが、今回は日常的に私が使用している方法のご紹介です。

質玄関の片隅にいつも置いてあり、何気に風景と一体化している機械を使います。いつもこの場所にあり、使う時はこの配置のまま使用が可能です。玄関先の画像玄関先の画像

こちらは「シーシャイン STU-33」という機械で超音波を使った洗浄機です。洗浄機の画像洗浄機の画像15年以上前から使っているものですが、現在でも新品が売っております。一応ですが、定価は¥49,800(税抜)らしいです。

使い方は下記の順番でさらりと終わり。作業手順作業手順1 酸化している金属を見つける(←コレ必要ないかも)
2 機械内部に入った薬液に入れてスイッチを入れる
3 5秒ほどで取り出して洗浄する
4 完成!
テリスターと比較すると手軽さが際立つでしょ!

因みにこの機械は、宝石を磨いた後に残るバフ粉(研磨粉)を落とす時にも使用します。磨いた直後はこのように研磨粉がついておりますが!作業風景作業風景洗浄機に入れるだけで数秒で綺麗になります。作業風景作業風景このような作業は品物1点ずつやるわけではありません。大体の場合は複数のものをいっぺんにやってしまいます。作業風景作業風景今回の様子はまとめて研磨粉を落とす作業風景ですが、酸化を落とすときも一度にやってしまいます。ここがテリスターとの大きな違いです。細々と1点ずつしかできないテリスターと、このシーシャインでは作業効率が全然違います。それもまたテリスターをあまり使用しない理由ですね。

薬液に関しては2種類あり、バフ粉を落とす為の薬と金属の光沢を出す薬があります。薬液の画像薬液の画像あくまでも私の場合ですが、バフカス落としを日常的にこの洗浄機に入れており、交換が必要になるまで使いまわします。お金を出して購入するので無駄にしては勿体ないですからね。光沢出しではバフ粉の落ちはいまいちですが、バフカス落としでは金属の酸化を取ることが可能です。ただ、やはり綺麗になりきらないときの選択肢の一つとして、薬液を交換して使ってみる事はあります。

手で直接触ってはいけない薬品のようですが、それを知るまでの数年間、ずっと素手で触り続けてきたこともあり何も気にせず手で触っています。手の指紋が少し薄くなったのはこのせいでしょうか?

ということで今回は洗浄機の紹介でした。何も考えずに使用しておりましたが、この洗浄機(←失礼な意味ではなく…)が実はこんなに高価なものだったことを初めて知りました!

このブログを書いててたまに思いますが、使い方以外知らないとか、自分に興味が無い事は知識とて残っていないことがしばしばあります。何気に使っているこの洗浄機を、高価なものとしてもう少し大事に使いたいなぁ~と思ったいい機会になりました。

本日は以上です。



おはようございます。鴫原質店の弟さんです。
本日は質屋で使うアイテム紹介、光沢機「テリスター」を取り上げてみます.

何やらネーミングに昭和のセンスを感じますが、実物がこちらです。テリスターの外観テリスターの外観ネーミングも気になりますが、一番驚くのが「MADE IN JAPAN」の表記です。だって身の回りの物で純粋な「日本製」ってとても少なくなりましたからね。とても古い機械で15年以上前からこの会社にあるものです。若干形状や色が変わって新型が、今も¥15,400で販売されております。

何に使うというと……説明書の画像を載せるのでご覧ください。説明書の画像説明書の画像説明書で分からない使い方をご説明。まずは対象の物を付属の針金で吊るします。使用する様子使用する様子そして薬液の入った本体内部に沈めます。使用する様子使用する様子遠目から見るとこのような形式で作業を行っています。使用する様子使用する様子そして薬液に使った金属製品を近くで見てみると!使用する様子使用する様子電気分解で金属独特の酸化と汚れを、何やら不思議な泡で表面からそぎ落とすというアイテムです。

ちなみに、この薬液は交換が必要で交換用の薬液が1リッターで¥1,320で購入できます。でも私が知る限り、当店ではこの薬液を交換したことがありません。何故かというと。

使っていないから………

です (―_― :)

理由を申し上げると、手間と時間がかかり過ぎるから、そしてなんだか面倒くさいからです(職務怠慢ではありません!)。金属の酸化を取る事って、別の方法を使うと10秒程度で終わります。しかもその方法は日常的に使用しており、その機械は出しっぱなしですぐ使えるようになっています。この機械をわざわざ箱から出して、セッティングして配線を繋いで、一つ一つを吊るして電気分解をするより、サクッと終る方法を選ぶのは社会人として当然の事です。

ただ、「電気分解スゲー!」と思った事も1回だけありました。研磨機が届かず、他の薬液でも落とせなかった酸化がこの機械で落とせたことがあります。梨地仕上げの高級ジュエリーだったのですが、細かい溝の酸化がどうしても落ちず、それが10分位この機械につけていたら落ちた経験があります。もちろんこの機械で100%落ちる訳ではありません。実際に今回画像に掲載したジュエリーは酸化が落ちませんでした(涙)。落ちないものは何をやっても落ちない、という事が稀にはあるものです。ただ、方法の一つとして選択肢を持っていることはとても重要で、困ったときに試してみる方法の一つです。

という事で今回は金属の酸化を落とす道具でした。次回の更新で、日常的に私が選択している酸化を取る方法をご紹介します。本日は以上です。





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