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質屋のスタッフブログ

ケーキ屋さん

鴫原質店の弟さんです。令和2年12月6日の休日日記です。

いつもと全く変わらない子供と過ごす休日でしたが、少し変わったことといえば、この日は身内の誕生日だったこと。夕方になり、誕生日ケーキがない事を知ったチビ助の指令により、奥様と車でケーキの買いだしに付き合わされる羽目に。何故か知りませんが車で20分ほどかかる場所を指定され、お店に着いたときにはもう真っ暗です。ケーキ屋の外観ケーキ屋の外観向ったのは「シャトレーゼ(Chateraise)」仙台荒井店様。(公式ホームページはこちら

どうでもいい話ですが、私は普段の生活で甘いものを殆ど口にしません。フルーツも食べませんし、炭水化物も好きな物(ラーメンなど)以外は極力適正量しか口にしない生活を約1年間続けています。別に嫌いとかいう訳ではなくむしろ大好きな方ですが、今流行りの糖質ダイエットというやつが習慣になりました。今現在ダイエットはしていないのですが、基本的に現状維持を目的として糖質はできるだけ控えます。その為、ケーキというジャンルに意図的に興味を示さないような悲しい生活を続けております。(本当は好きです。)

何となくお店に入るとレジ待ちで10人以上並んでいました!(少し密です)。奥様に聞いたらポイントがいっぱいもらえる日のようですが、それにしてもこんなにスイーツって需要があるんですね。無知って本当に怖い・・・・。その後はお店への興味がどんどん湧いてきて色々な商品をガン見状態です。こんなに流行っているお店なので、他にはない魅力がきっとあるのでしょう。

ケーキはお手頃な価格でとてもカワイらしいデザインが揃っております。おしゃれなケーキおしゃれなケーキあまり値段を知らないのですが、ケーキってもう少し高かったような?。普段ケーキを見ることなど全くないので、見ているだけでとても楽しかったです。クマのケーキは食べてしまうのが可哀そうと思うのは私だけでしょうか?。

アイスクリームコーナーもありました。アイスクリームアイスクリームなんだか全体的に買いやすい値段設定のものが多いように思えます。

そして私の心をがっつり掴んだ商品が!。糖質カットのチョコレート菓子糖質カットのチョコレート菓子「糖質88パーセントカット!」という言葉が心を貫きます。ウキウキしながら裏面の栄養素表示をマジマジと確認してしまいました。「そういうやつなら食べるでしょ」と奥様の冷ややかな一言・・・・・・・、きっと嫌味ではなく愛情のはず!。だからわざわざこんなに遠くのケーキ屋さんに来たんですね。ありがとうございます。

良く見ると関連商品(糖質カット)がアイスクリームや和菓子などにもあります。糖質カットのお菓子たち糖質カットのお菓子たちまさにコレは流行りとか需要を的確に掴んでいる商品だと私は思います。ボディーメイクとかダイエットをしている人にとっては非常に嬉しい商品ですね。なんだかんだで私の方が結構買い物をしてしまい、あれもこれもの繰り返しでした。必殺「大人買い」炸裂!!。

最後にお家に帰って家族みんなでケーキを囲みます。誕生日という事で一応ハッピーバースデーを軽く合唱。買ってきたケーキ買ってきたケーキ私は青丸がついているものをお店で選びました。ブルーベリーレアチーズというケーキです。理由はコレ‥‥‥。ケーキの値札ケーキの値札値段が安いからではありませんよ(笑)。しっかりとカロリー表示がされており、いちばん低いカロリーのものを選んだだけです。ブルーベリーは他の人に食べてもらったので200カロリーくらいかな。こういうお店の配慮がとってもいいと感じます。

今回初めてお買い物に行ったこのシャトレーゼというお店は、色々なところに店舗があるかなり大きな会社でした。ホームページ(こちら)には糖質カットスイーツに関しての説明もしっかりあり、10年前から開発に力を入れているという事。流行やニーズにしっかりと対応しているとても凄い会社ですね。低糖質パンなどもあり、日常的に口にできるものなので嬉しい限りです。オートミールや玄米よりは美味しいはず。

いいお店を見つけたとてもよき一日。甘いものを口にしないとか言っていた割に、糖質オフの商品を結構買ってしまいました。殆どが冷凍できるので少しずつ味見してみたいと思います。もともと好きな方なんですが、あのダイエットの苦しみを考えると太りたくない=だから食べたくない、という怪しい思考が定着してしまっているので、甘いものを毛嫌いしておりました。なのでこのような商品を見つけたことがとても嬉しいです。

ただ、後々気が付きました。糖質オフといっても元々糖質が高いジャンルであること、そして脂質が多いのも特徴的な食べ物なので、分量を間違えるとすぐにカロリーオーバーです。決してダイエット食ではないので、栄養表示の内容を見ながら適度に楽しんで食べたいと思います。以上



市場に参加してきました。

鴫原質店の弟さんです。

12月3日と4日は仙台で開催されているリサイクル系の市場に参加してきました。毎月の事ですが、月初めに2つの市場が仙台で開催されるので、何も用事が無ければ参加させて頂いております。市場商品市場商品市場によって出品される荷物の傾向が異なります。大きな分類では時計と宝飾品、そしてブランド品に分かれるのかな。3日に行った市場では時計と宝飾がでてくるものは少なく、4日に行った市場では多少の違いはあれど毎月出品されています。市場の様子市場の様子個人的には小売り向けの腕時計がでてくる市場が好きかな。

なぜ市場によってそのような傾向がでてくるか。それはそこにいる買主に依存されます。宝飾品を買う人がいない市場に宝飾品を出したって、高値で売れるはずがありません。逆に買手が多い場合は、少ない荷物を値段を競って取り合うので、品物を完全な相場で買うという事はできず、結果的にセリ値は高くなる傾向にあります。

またここ数年の傾向としては、海外向けに品物を集めるバイヤーの値段が安定して高値を維持しています。それを知っているのかいないのかで、一つの品物の店頭買取の値段から、もし小売りをするのであればその値段設定まで全てが変わってきます。とにかく市場で売り抜ける最高の価格だけは知識としてとても重要です。とはいえ、上には上があるので、「できる限り身近で」という条件補足をさせて頂きます。

市場の参加者の殆どは「売り手」か「買い手」ですが、私の場合は値段の確認が主な目的です。11月にも「市場に参加してきました」的なブログを書きましたが、ほぼ毎月参加して値段の推移を見てきます。そういう意味合いで参加しているので、価格が合うものがあれば買ってきますが、意地になって購入する事はあまりありません。

ずっと前からですが、ブランド古物業界での主力商品は、10年以上前に販売されたスター商品(シャネルやルイヴィトン)や腕時計と宝飾品などが大きな割合を占めています。円高の時に海外からどんどん輸入して安く買えた商品達や、バブル全盛期に日本に輸入された商品などが、今は海外にどんどん輸出されているという状況が続いています。でるものが出尽くした時、その先は一体どうなる事やら。

状況に合わせて淡々とやるしかないのですが、色々と思い悩むこともありますね。お酒でも飲みながら色々と語り合いたい気分でが、真面目に仕事(作業)を頑張りましょう!



ソブリン金貨

鴫原質店の弟さんです。

質流品の中に面白そうなものがあったので取り上げてみます。それがこちらのペンダントヘッド。ペンダントヘットペンダントヘットイギリスのソブリン金貨と思われる品物です。尚、1982年に造られたヤングエリザベス(通称)の5ポンド金貨は、発行枚数が2,500枚ととても少なく非常に高価な金額で取引されているようです。

裏面のデザインはこんな感じです。裏面の画像裏面の画像セントジョージとドラゴンの絵柄が描かれているとのこと。

色々と調べてみるとソブリン金貨は、イギリスが金本位制度を採用した1816年の「貨幣法」で制定し、この金貨を唯一の1ポンド法貨として流通させることが決まったということです。また、その時代は植民地時代です。広くイギリス植民地でも流通したため、ロンドン王立造幣局以外でも鋳造され、この貨幣には鋳造所を示すミントマークが刻まれているとか。とても見えずらいですが、1982の文字の右側に「B P」とあるのがそれにあたるのかな?

インターネットの普及により調べものがとても簡単になりました。1982年の5ポンドのソブリン金貨(発行枚数2,500枚のレアコイン)を画像検索で見る事ができます。それと比較すると「ん?」と思うところが多々あります。造りの違い造りの違い上から金をのせたような箇所が各所にありますね。エリザベス2世の顔や服エリザベス2世の顔や服エリザベスさんの美しい顔のつくりや髪飾り、そして服の見せ方なども鮮明さが違います!「これって本物かな?」と社長にも見てもらっても分かるはずもありません。そもそも1ポンドと5ポンドでは価値や大きさも違うので比較対象にしてよいのかどうか。

真贋の結果など出せないのでこの品物は金として溶かしてしまう事を決め、比重を測る為に18金の枠をぶっ壊します!枠からコインを取り出す枠からコインを取り出す

取り出したコインを比重計にのせると大気中の重さ「8.00グラム」、水中での重さ「7.56グラム」で比重は「18」で22金(+α)とでました。コインの比重コインの比重こちらは1ポンド金貨のはずなので、本来は「重量:約7.98グラム、金品位は22金」です。金が僅かに増えていますね………。

造りには疑問を感じるところもありますが、実際に約100年間現実の貨幣として使われていたものであり、また鋳造所も複数ある他、傷ついたところを修復する技術などもあったのかもしれません。本物かどうかは分かりませんが、1ポンドコインの偽物を造るなら、流通量の少ない5ポンドを造りそうな気もします。尚、インターネット上には、現在でもこのコインは1ポンド(約140円)貨幣として使用が可能という話もでていました。本日の金の価格として約4万6千円もするものなので誰も使わないと思いますが‥‥。

色々と想像するだけでも楽しいものです。世界中で流通していた金貨、実際にこの金貨で当時の人々が何を買っていたのでしょう?。貨幣価値など、当時の事を興味深く思い調べていたら、既に2時間ほどこの金貨と時間を過ごしてしまいました。真贋の責任があるので、この金貨は溶かしてしまいますがブログに掲載できて良かったです。恐らくは偽物ではないと思いますが、確約はやはり難しいかな。

調べているだけでもとてもいい時間を過ごせた気がする。世界史など今勉強したらきっと楽しいだろうなぁ~。高校生の時にそれに気が付けなかったことが悲しいです。さて、そろそろ仕事しないと。頑張れ私!。以上です





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