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質屋のスタッフブログ

質屋に大きく関わる、今後の妄想劇場!

鴫原質店の弟さんです。

仙台七夕まつりが始まると、「今年ももう終わるな~」などと思ってしまうのは毎年の事。豪雨や竜巻や地震や火山など、異常気象で色々なところで驚異的な被害がありますが、この先ほんとどうなるんでしょうね?。

2021年から始まった米国様の利上サイクルと、数十年振りの日本の利上げサイクルをリアルタイムで鑑賞する事ができ、色んな事を「調べて・見て・考え・学べた」とても充実した日々を過ごせてる気がしてます。1年越しで状況がそろそろ変化しそうな展開に思え、今後どうなるかなどやっぱり分かりませんが、質屋に関連する事を考えてみる事に。各指標の動き8月1日の日本時間21時頃の出来事を経て、米2年債利回り(上)とドル円(中)とドル建てゴールド(下)の3つの相関関係から、少し先(3カ月位)の未来を考えてみるのも面白い。この相関関係だけ見たら、円建てゴールドも上昇し続けるようにも見えるけど、日本の金利と米国マーケットの影響が円建てゴールドにどう影響していくのかも要観察!。ドル下落でドル建ゴールド上昇は当たり前なのだが、ある一定水準から投機的になってるし、米国マーケット次第でリバランス(上下両方)が起こる可能性もありそう(※素人目線)。そして1995年9月以降30年間も0.5%を上回る事が無かった日本の政策金利が、少しでも上回る歴史的な転換がくるのかどうかも楽しみで、その時の為替の動きに興味津々です。さて、今後どうなるかね?。

「Swiss made」の商品を多く在庫(店舗及び質預)に抱える質屋として、ここも興味深いところ。ドルが自分で価値を落として、円高に向かってるのかなと思って調べたのが、今現状の世界における安全資産と認識されてるスイスフラン。「フラン/円」の長期チャートが上で、下が5日間の動きで何故か円高に振れてる・・・。アホな私にはさっぱり分からんね。スイスフランと円相場2000年9月初旬に、59円で1フランと交換できた安全資産とかつては呼ばれていた「円」は、25年の時を経て約182円ださないと1フランと交換できなくなったこの事実は、虚言でも妄想でも空想でもありません。商品価値を考慮せずとも通貨価値が3分の1になったので、円建ての「Swiss made」の製品が3倍になるのは普通の事だったりする。国力の低下による円安なのか、金融政策によるものなのか、色んな意見がある中で、質屋に関係深い「ユーロ/円」と「フラン/円」も長いスパンみてると本当に興味深いところです。先の事なんて全く分かりませんが、スイスさんはマイナス金利導入を視野にいれ、植田先生達は日銀の財務の影響もあるのでゆっくり利上げ(?)で、2~3年後を視野に入れて空想する楽しいな。そして他人事ですが、スイスの時計業界の業績はとても大変そうだ。日本が体験したであろう通貨高不況ってこういう事なんだと、今更ながらに感じております。ホント、今後どうなるかね?。

米国様の雇用統計について、数値の修正の件は昨年もチラホラ書いた記憶があり、今までも何度か繰り返しあったのに、今回はその修正幅が大きすぎたから、市場がざわついてる感じかな?。米国様失業率意図的なのか、数え間違えなのかの判断はできずとも、金髪のあの方も怒りも分かる気がする。この「アメリカ様の失業率」の数値は本当なのだろうか?という疑念が少なからず残りそうです。そんで「間違ってました~~」や「急上昇~~」となると、すっごく騒がしくなるので、ちょっと警戒。マジで・・・今後どうなるかね?。※チャートはトレビュ(こちら)から。

この指標もまた嫌なところまで来てしまった。米国様失業率「USHMI」と入れると見れるグラフだけど、米国様の事なんで説明は省きます。見て分かる通り崩れる時は一瞬(※数ヵ月)で、ここから大きく下に動いた時に何があったかは、調べる事が可能です。そして過去のその時の「ドル円」に限定した動きも参考になったりも。これは長期金利の影響がヒタヒタと浸透する部分だけど、米国様が短期金利を下げたところで逆に長期金利が上昇したのはもう見た事象だから対応が難しそう。何にもなさそうだし(←現実)、何かありそうだし(←推測や恐怖)、数カ月先にはどうなってんだろな?。そして丁度約1年前にも同じような可能性を空想したので、1ミクロンもあてにもなりません。何度も繰返しますが、今後どうなるかね?。

今後の流れは、米国様の短期債利回りを見ていけば、バッチリ相関が確認できた通貨「円」の行き先が想像できるかもしれない。厳密に言えばFFレートなんだろうけど、債権の動きの方が早く、この2年間で4度失敗(※言い方違うカモ)した経緯も含めて、円通貨の行方を見守ろうと思います。金利状況なんて米国様の経済状況次第だから、どの水準にいくのかなど予測不能だけどね。不思議な通貨「円」は、何故に米国様の債券価格の上下に通貨価値がこんなにも左右されるのだろう・・・。アナリストの分析マネクリの吉田恒様の8月6日に出してた分析は参考になったので皆が知る価値アリでした。切抜きしたくないので、リンクを貼らせて頂きます(こちら)。当たるとか、信じるとか、人がこういうとか、そんな話でなく可能性もあるので考える!って事ね。そもそも米国様がいつ利下げするのか、植田先生がいつ利上げするのか、全てが推測や可能性で妄想物語は造られますので。ドル円に限定した話だけど中々の上昇率でこわ~~~~い!。

植田先生が話す【不確実性が】「極めて高く」とか「高い状況続く」とか「なお高い」という言葉はとても難しい。私のような一般市民には【程度】が理解できず、「日銀の説明は分かりづらい!」というアンケート結果に大満足の私(笑)。でも言葉の意味を深堀すれば、「不確実性が高い」=「確実性が低い」になる可能性もあり、国家の専門家がそんな事は軽々しく言えない気もしてます。そして使われなくなった言葉「まだ時間がある」の意図を推測したりすると面白いですね。未来の空想物語に飽きるという事がありませんが、今後どうなるんだろう?。こんな事書いてますが、もうすぐお盆休みだから、暫くは何の情報も取らずにぼけ~~~っと休日を楽しもうと思ってます。

本日は以上でございます。



金プラチナ価格に関しての情報処理

鴫原質店の弟さんです。

今回はメディア(新聞やネットなど)の情報について、何となく情報の裏側を考えてしまう性格最悪の人間(←私)ですが、それらを見てどう思うかに関して。ゴールドとプラチナで書けば、質屋と関連付けが完成するのでこれに焦点を絞ります!。そして信憑性など一つもありませんし、私の最悪の人間性を垣間見ることができる話になるかもしれません。

7月23日の日経新聞さんの記事で興味深いものがありました。核融合応用で水銀から金を錬成する論文が米国の新興企業から発表され話題になったとか。民間と政府から1,000万ドルの助成金を獲得し、今後にとても期待されてるらしい・・・。日経オンラインのスナップ写真夢のような話に聞こえるのは、ゴールドが高いからだよな。量産できたら価値なんて下がるから、量産する意味さえない気がするけど。核融合の技術がまだ整ってない事、放射能冷却期間が18年位との事など、今現状で現実味がないものの、金価格が最高値付近で動いている今、こんな話がでてくる事の意図(※目的があるカモ)が興味深いところです。

話はコロッと変わって先月ブログで書いたプラチナ価格上昇の件について。プラチナチャートドル建て3年間の価格帯上限に差し掛かった時(6月11日)に書きましたが、その後はいい感じで上昇しました(過去形)。最近は世間一般でプラチナ上昇の件がチラホラ騒がれてきたので、前に書いてた通り、後付けで提供され続ける情報をPCのグーグル先生AIに尋ねてみる事に。質問は「プラチナ 上昇理由」で、その回答について考えてみます。

「需要の増加要因」と題して3つの回答。プラチナ需要増加に関するAIの回答

<理由1番目>
自動車産業の生産回復?。
<理由2番目>
未来予想的に分かるけど、今の話?。
<理由3番目>
コレぞ欲望の資本主義!。

供給不足の要因と題し3つの回答がありました。プラチナ供給減少に関するAIの回答<理由1番目>
別に6月頃に始まった事じゃない・・・。
<理由2番目>
数十年先の未来に起こりえる話ですが今ではない・・・。
<理由3番目>
景気がいいとプラチナが上がるらしい。景気後退局面ではプラチナ需要が減少し価格が下落する可能性がある!って、ちゃんと教えてくれてなんか面白いですね。

その他要因で2つの回答。プラチナ高騰に関するその他2つの要因に関するAIの回答<理由1番目>
数年前のパラジウム暴落により、今はもうプラチナの方が高価だよ。
<理由2番目>
海の向こうの金髪の偉い方が「ドリルドリルドリル」と声高々に発言しており、この話は進展してるのだろうか?。とはいえ、未来予想的には納得のいく話で、日本を代表する水素関連会社である岩谷産業の今後に期待しましょう!。

サラリとまとめてくれたのがこんな感じ。プラチナ高騰に関するAIの回答のまとめ注目する点は赤いところで、間違いが含まれてる場合というより、正解がどれだけあるかを探す方が大切なのか?。そして「金融に関するアドバイスについては専門家に相談下さい」って・・・、要するにプラチナ価格って金融扱いということなんだね(笑)。

そして本日2025年7月31日朝9時。プラチナチャートを確認するとこんな感じ。滑り台とかの生易しい言葉じゃなく墜落?。7月31日のプラチナチャート昨日はアメリカのFOMC(米連邦公開市場委員会)でしたが金利変更無し。声明文として「経済活動の伸び鈍化」が指摘され、「個人消費減速」の兆候あり。「インフレ高どまり」はそのままで米長期金利は超上昇し、関連して円安ドッピューンでした。ドル建てで見てるので、ドル価値の上昇なのかプラチナ下落なのかよく分からないけど、円安が国内プラチナ価格の下落をある程度補填してくれそうです。円高にならなかっただけマシで・・・今後の動きが楽しみだ!(笑)。※チャートはいつものトレーディングビュー(こちら)より。

グーグルAI様の回答で少し遊んでみた(※マジ遊んでるだけ)けど、ネット上の情報をまとめたという感じで、少し信憑性に欠ける気がするのは私がお馬鹿さんだから!。今年は上がり続けるというドル建て1オンスの目標設定などがあるようですが、目標があるのが楽しいところかもね。鉱物の価格に目標設定があること自体が不思議ですが、見てると楽しいプラチナ相場を、引き続きボケェ~~~~~っと眺めようと思います。AIが分析してるとか、ネットに書いてあるとか、誰かが言っていたとか・・・色々情報はあるにせよ、根暗で性格の悪い私は取敢えず考える事が大事だと思ってます。だって、無知で臆病で卑屈な夢想家のオッサン(←私の事)ごときが書いてる事(※このブログね)さえ、ちゃんとネットに乗ってるんだから(滝汗)。

ただ、為替についてはまた2年前位の水準(1ドル150円割)に戻りつつあります。本日の植田先生の発表(金融政策決定会合)と、今後の見通しをしっかり教えて頂こうと思います(←自分で考えない私)。いつも思うけど、基幹産業の保護と国民生活の狭間で、為替に影響を及ぼす金利政策を決めるのはどんな心境なんでしょうね・・・。関税と言ったところで、更なる通貨安にしてしまえば何の障壁にもならん事実が恐ろしいところです。価格に転嫁して値上すればいいって言っても・・・それに消費がついていくかどうかだよな~など、質屋丁稚ごときでさえ色々考えてしまいます。ま~この水準は一度経験してるから、そんなに物価上昇率に影響しないのかな。あれれ?・・・植田先生が言うところの「輸入物価上昇による物価上昇圧力が減少する」ってそういう事なの?(汗)。最近は先生が「まだ時間がある」と繰り返し言ってた意味も、ようやく少し分かるようになってきました。日々勉強です。

本日は以上でございます。



タイ旅行記 – ブランド・ショップ編

鴫原です。

本日はコピーではなく本物を販売しているお店を巡ります。
私たちの業者間オークションではタイのバイヤーが当店の設定した販売価格よりも高額で大量の商品をセリ落としていきます。
もちろんタイと日本では売れ口の筋が異なるのでしょうが、彼らの買いっぷりをみるたびに感心するものです。
また、20年程前ですがタイに輸出していた知り合いに同行し、見学させていただいたこともありました。
その彼も隠居されましたので彼の商売の邪魔をするということもありません。
そんなわけで商品の卸先の開拓がタイに来た一番の目的でした。

海外のブランドショップ向けに作成した名刺
事前に事前に海外向けの名刺を作っておきました。

とはいっても、タイの発展は凄まじく、20年前とは全く違う街になっていました。土地勘やツテが一切は無く、頼りになるのはGoogle Mapだけです。
色々とキーワードを試していくうちに何となく目星がついてきました。
東京では銀座や新宿などに中古ブランド品店が集まっているように、どうやらタイでも中古ブランド品店が集まっている地域があるようです。
GoogleMapによるとサイアム駅周辺に10件以上のお店があるようですのでサイアム駅まで移動し、一軒一軒拙い英語で飛び入り営業をします。
「高品質のものをお安く提供します。お探しのものがありましたら探し出します。」という感じで営業したのですが・・・

英語が通じなかったり(私の発音が悪いだけかもしれません)・・・
『在庫は十分に仕入れられるから』とか・・・
結局8件のお店をまわり、話を聞いてくれたのは3件となかなか厳しいです。
まぁ、普通に考えて、外国人のオッサンが突然そんな話を持ち掛けても拒否するのは当たり前ですね。
8件目のお店で店主さんとお話をしていると「ハーイェーク・ラプラオにはお店がいっぱいあるよ。行ってみたら?」と教えて頂きました。
地名が上手く聞き取れなく、何度か聞き直していると、親切にも僕のスマホのGoogle Mapに入力してくれます。
結構な距離がありますが電車でいける場所なので行ってみることにしたのですが・・・

車窓からタイの景色を眺めながら旅行気分でいると30分程で到着です。
駅の目の前の建物に入るとグランドセイコー、コーチ、BAOBAO等のおなじみのブティックもあります。
日本の百貨店やショッピングセンターではテナントに入っているブティックと同じ商品を二次流通(中古品)業者が販売できないのが一般的です。
『本当にここに中古ブランド店があるのか?』と思いながら歩いていると・・・

タイのブランド品ショップありました。

タイのブランド品ショップ写真に写っているのは全て中古ブランド品店です。さらに奥の方まであります。 これだけ店舗があるのなら少しはは当たりがありそう、と期待を持ち片っ端から営業をかけますが・・・

全然ダメです。

ダメダメです。

それでもまわり続けると、あるお店のかたが
『ここにあるお店は皆SBA(Secondhand Brandname Association)という組織に加入しているんだ。SBAに加入している店舗はSBA経由で商品を仕入れるからあなたからは仕入れないと思うよ。』と教えてくれました。
SBAはブランド品を取り扱うタイ政府が認定・支援している団体で真贋判定、真贋判定の講習会、修理講習会等、ブランド品に関する様々な事を行っているとのことです。
よく見ると全てのお店の看板にSBAのロゴが書いています。日本のオークションで仕入れているバイヤーはSBAのかたなのかは分かりませんが、完全にシステムとして出来上がっているようで当店が入る余地はなさそうです。
これだけブランド品の需要が高く、コピー品が大量に出回っている市場ではこういう組織が出来上がるのは必然なのでしょう。
日本でも当店が加盟している全国質屋ブランド品協会というコピー品撲滅を目標に掲げる組織はありますが、行政のバックアップはありません。是非ともご支援頂きたいものです。

更新間隔が大分開いてしまいましたがタイ旅行記はこれで最後となります。
夜になると足の感覚がおかしくなっているの気づきました。
そういえばタイにいる間はほぼ徒歩と電車だけの移動です。
スマホで歩行距離を距離を見てみると
タイで歩いた距離一日平均20Km近く!当店からに日本三景松島まで行けちゃいますね。

タイのドナルドタイのドナルド





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