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質屋のスタッフブログ

職場復帰!(今年3度目)

鴫原質店の弟さんです。

昨日3月17日より職場復帰!。コロナ検査キット陽性何年振りかでこの流行り病を頂きました。何というか、防ぎようない気がします。

お医者様からはこんな感じのスケジュールで自宅隔離を推奨されましたが、家庭内で誰かが「発熱」の症状がでた場合、理由が分からなくても私はすぐに職場を離れますし、他のスタッフが同じ状況の場合は「ご自宅でお休みください!」と様子見期間をつくる風習が我社にはあります。治療スケジュールもちろん、お店の人員体制次第ですが、職場で蔓延させるのが一番最悪ですからね。今回も病名が発覚する3日前から予防的にズル休み(?)した結果、職場感染は一切ありません。働く人全員が家族持ちなので、数日間の個々人の仕事量と、その先の家族まで含めた生活環境を比較して天秤にかけると、そういう雰囲気はずっと維持していきたいな。若い2名の追加加入は今後の体制的にとても力強い。

今年に入って私にとって3度目の感染症で、私のお医者様は今回の結果に「爆笑・・・・」してました。2025年の営業(※病院の)が50日程度なのに、私の通院回数が11回目だったらしく、「あんた悲惨だね~~」と目の前で馬鹿笑いされてしまいます。病院の領収書因みに今年の私の病欠休暇は1月は約1週間(連休)、2月は2週間(連休)、3月は10日間(連休)と、さっぱり働いておりません(※こんな事もあるさ!)。尚、かかりつけのお医者様とは子供が同じ学校だったことや、昔からず~っと行ってる事もあり、とても良くしてくれてます。「爆笑」と書いたのはコミュニケーションの一環であって悪意など一つもなく、そういう関係だとご理解下さい。でも、それでも私も思います・・・・、マジで悲惨でした(涙)。

1月は次女がマイコプラズマ(←危ないんですよ!!)で、家族大体が軽傷で次女様は肺炎の発熱!。約20年前位に長女がそれで入院した経験があり、悪化すると悲惨な結末になるし、大人が肺炎になると凄く危険です。2月は私がアデノウィルス性の気管支炎で声が一切でなくなり、大量の目ヤニと鼻と口の中が血だらけで気分的に死にかけました。そして3月はコレ・・・・。健康には気を付けているももの、どっからか舞い降りてくる見えない何かに苦しめられます。アデノの症状が最悪過ぎたので、今回のお休みはただの風邪程度にしか感じなかったのは、体の耐性の問題なのだろうか?。因みにですが、家に籠るのは大好きな人間で、巣の奥に隠れるのも早いので、近場の人には広めてません。

ま~仕事面に関して言えば、ドル建てゴールドが1オンス3千ドルを達成しましたね。チャート上の抵抗線が無いと書いたのが約1年前、上値予想をしてみて暫く後、色々な記事で今後の予想などがでてくるようになり、今現状予想屋さんの情報量が凄い事になってます。そして約半年前に色々書いてた件も、少しだけ騒がしくなりました。色々思うところもあるので、短く(←仕事の都合)複数回に分けて、パチパチとネタにしていこうと思います。結果がどうなるではなく、考え方を整理する事で自己勉強にもつなげてますので、ご興味あればご覧ください。とはいえ・・・仕事が・・・凄い・・・溜まってる~~~(悲鳴!!)ので働きます。マジで【うぎゃ~~~】です(自業自得)。

本日は以上でございます。



1964年東京オリンピック 記念メダル K18 7.4g

鴫原質店の弟さんです。

今年も始まった~なんて言ってたら、もう3月ですよ!!。どうしましょう??(※何がだ・・・・?)。色々とても忙しく、今年に入ってから放置されがちなブログですが、お店でちょっと珍しいものを買ったのでサクッとご紹介させて頂きます。

こちらは1964年の東京オリンピックの記念メダル。1964年のオリンピック記念メダル61年前の品物で、もちろん私より年上だから敬意をもって紹介します。

裏面(表面?)のデザインはこんな感じ。裏面のデザイン平和を祈る祭典であるオリンピックの紋章に、激動する今この瞬間の平和をお祈りします。この3カ月で世の中激変し過ぎて、もう何が何だか・・・・(汗)。どうぞ平和でありますように!!。

このメダルの大きさはこんな感じ。メダルの大きさ重さはK18の7.2gグラムで、特にプレミアムなどはありません。4年に一度、記念メダル(金銀銅)が大量に発行されるので、古いからという理由で価値が上がる訳もなく、欲しい人は大切に保管してるしね。次のオリンピックはロサンゼルスでやる予定のようだけど、できるのかな・・・?。繰り返しですが、この61歳の記念メダル君に平和をお祈りしておきましょう!。

このメダルが造られた時期の、円建て金価格の背景をちょこっとだけ深堀してみます。明治以降より1973年4月の「金輸入自由化」までの国内金価格については、日銀が定める公定価格が定められており、この時(1964年)の価格は1グラム680円みたい。国内で生産される金(ゴールド)は全て政府(日銀?)が一旦買い上げていた歴史があるようで、価格がある程度統制されていたのかな?。1978年4月の「金輸出自由化」の後、世界市場とアクセスした事で投資対象としての認識も芽生え、流通市場での価格変動が起きるようになってきたようです。

ただし、1980年頃の為替は1ドル約200円で、それが2010年頃の1ドル約80円以下まで円高になったので、その30年間に金投資といっても・・・国内金価格は下がる期間が長かったという歴史もあり、1999年の田中貴金属様のインゴッド小売値段の最安値は24金インゴッドで1グラム917円(←年間で変動する最低値が「ココ」で見れます)。その一方で、2010年頃のの1ドル約80円からの15年(特に2020年以降)で1ドル約160円まで円安になった事で、国内金価格は世界的な金価格上昇にブーストをかけて上昇した事もの一つの歴史です。

ゴールドはさておき、私が大学生の頃、ガソリンは1リッター78円だったのを覚えてますが、今ではガソリンも倍以上(←要因は色々ありますが)になり、そもそも日常生活で使用する輸入品の多くが同じ現象です。とはいえ、今このタイミング(3月3日と4日)で今のドル円レートに対し、「雲の上の方々」の発言が「国内外」からあったのに加え、FEDの利下げ見通しに変化がありました。国内独自のインフレ傾向や通貨価値などを考える事の大切さを感じたこの数年でしたが、これまた今後どうなる事やら・・・。

本日は以上でございます。



アメリカの法定通貨 1914年発行 2.5ドル インディアン金貨

鴫原質店の弟さんです。

またまた類は友を呼ぶ・・・という現象で、インディアン金貨様とご対面。ヘットの枠から外した金貨こんなに頻繁に目にするものでもないと思うけど、ま~いつも通りの検査をしてみました。

ハワイ旅行で40年前位に購入したアクセサリーという事です。14Kの刻印14Kはハワイアンジュエリーでよく見る刻印ですね。

昨年末に何度かインディアン金貨について書いてきたけど、2.5ドル金貨でこの保管状態は心が弾みます。コインの表面この金貨のご年齢は111歳!。因みに金本位制が終了する1933年の金貨(最終版)だったらと~~っても高額で取引されるようです。

裏面はちょっと傷が多いかな。コインの裏面とはいえデザインもしっかり確認できるので見惚れてしまいます。前回見たかった「2 1/2DOLLARS」という表記が面白く、この点は最後に触れようかしら。

もうみる事が無いかもしれないから記録用に詳細部分を撮影しておきました。コインの詳細画像この星の部分の造りは結構しっかりしてて、インディアンの首の高低差も工夫されてますね。

アメリカコインに多いイーグルはカッコいい!。コインの詳細画像尚、「In GOD WE TRUST」という文字は、初期ロット(1907年製)と1908年製造の一部にはには入っていないそうで、高額で取引されるようです。いつか見てみたいな!。

検査内容はいつも通りですが、X線検査機の判定結果のみ掲載させて頂きます。X線検査の結果金90%の銅10%という事で、ま~間違いないのでしょう。とはいえ、この金貨が100年以上前の実貨幣である保証はどこにもなく、保証を付ける為に結構な額の判定代金がかかる点は付け加えさせて頂きます。

しかし面白いのは「ここまでなるか?」って事。擦れて削れたコインとの比較前回(2024年11月25日)取り上げた1911年製の2.5ドル金貨は、面影こそあれど色々と崩れまくってたもんね。こんなに凛々しく寂し気なお顔が、擦りまくるとお化けみたいになっちゃうのかね?。今回の金貨も含めてですが、アンティークコインは色々空想できるので面白かったりします。(※色が違うのは撮影環境等の違いです)

金本位制におけるドルの価値については昨年書いたので、今回は何故に「2 2/1ドル」という不思議な単位があるかについての考察です。この時の高額金貨の一つに20ドル金貨があり33.43グラムの金品位90%でした。20ドルの次が1/2で10ドル、1/4で5ドル、そして1/8で2.5ドルという単純な貨幣構造のようです。「つりはいらね~~ぜ」って感じが当たり前だったりして(笑)。


変わった性格の私は、何故かその時の為替レートを調べてみました(ほんと何故だ?)。金本位制を採用したドルに対し、1900年頃は1ドルは約2.006円で取引されてたとの事。つまりは、今回取り上げた2.5ドル金貨って約5円で買えたって事ですから、ともて不思議な気分になってしまいます。金価格(ゴールド)はたった120年でドルに対して約140倍になった!、と考えるか、ドルが金(ゴールド)に対して140倍目減りしたと思うかは人の考え方次第。そして、同時系列で単純に考えると、円に対してはゴールドは、さて・・・、どの位の増加率になったのでしょうか?。ま~戦後のハイパーインフレとかスタグフレーションとかバブルとか色々あったので、単純比較こそが、お馬鹿さんの私を象徴するかのようなアホな発想かな。今後の栄ちゃん(渋沢栄一:新一万円札)でブツブツ交換できるモノの品質や数など、日々確認して生きていく事が大切なのかもしれないですね。

本日は以上でございます。





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