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質屋のスタッフブログ

仙台放送の情報番組「MiMiよりマーケット」の取材撮影

鴫原質店の弟さんです。

昨日の午後13時より、店内にて仙台放送のパブリック取材が行われました。取材原稿最近のメディア取材はスタッフM君が全て対応してくれるので、「もしかしたら、もの凄く少しだけ頼もしい存在なのかもしれない、という気がしなくもない」という訳の分からない日本語で微妙に褒めてあげたいです。台本の赤〇の部分で創業1951年と書かれてますが、当社のホームページでは1949年との記載があるのでそちらに合わせて頂いたとの事。「リポーター/調整中」と書かれてますが、どんな方がいらっしゃるのか、店内の皆が楽しみにしている事の一つだったりします。

放送時間は60秒ですが、撮影クルーの方々はその60秒を創るのに多くの時間費やします。撮影風景多くの方々の力によってテレビ番組は製作されており、今回の撮影時間は1時間40分程でした。いつも思いますが、小さな当店などを取り上げて頂きありがとうございます。事前準備から撮影や編集に関わる全ての皆さまに感謝申し上げます。

今回撮影された映像が放送されるのは、仙台放送の「MiMiよりマーケット」という約5分間の情報番組で、放送日は7月19日火曜日の午前11時20分を予定しています。簡単に「MiMiよりマーケット」について紹介すると、毎週月~金のあさ11:20分から、そして土曜日は午後5:25分からで「生活に役立つ、耳寄りな情報をお届けする」というコンセプトの地域密着情報番組になります。仙台放送の番組情報については「こちら」にリンクを貼りますのでご興味があればご覧ください。店内や商品の映像がテレビで放送されるのはありがたいし、こういう地域番組って大切だな~って思ったりしてます。

本日は以上でございます。



セイコープレサージュ スタジオジブリ「紅の豚」コレボレーションモデル

鴫原質店の弟さんです。

社長さまが市場(業者間オークション)で仕入れてきた商品に、私好みの品物がありましたので取り上げます。プレサージュの紅の豚コラボモデル こちらの時計はなんと、スタジオジブリ「紅の豚」とのコラボレーションモデルです。最初に見た時は、他の商品と同じく「数ある仕入れてきた腕時計の一つ」という見方でしたが、「ジブリ」と知ると私の見る目がガラリと変わってしまい、マジマジと観察してしまいました。数量限定600本の品物らしく、出会えたことに幸せを感じます。簡単に時計の説明も加えると、型番はSARK017で定価が¥440,000です。時計の詳しい情報を知りたい方は公式ホームページ(こちら)で確認下さい。

私が愛でたいのはジブリの世界感。とりあえずジブリさんの公式ページ(こちら)からフリー画像をお借りしました。「常識の範囲でご自由にお使いください」とありがたい言葉に感謝して使わせて頂きます。サボイアの尾翼と時計のインデックスマルコの乗る飛行機「サボイアSー21」の尾翼に描かれた「カラーとマーク」がインデックスにある事に気が付きます。文字盤には琺瑯という日本の伝統技術が活用されているとの事で、プレサージュらしさも感じられますね。秒針はプロペラを連想されるデザインになっており、中央を境目に仕上げ方法が異なります。こういう形状の秒針を見た事が無く、観察してるだけで楽しくて仕方ありません。針が示す時間が「16秒なのか46秒なのか」を気にする方はこの世界感には浸れなさそうですね。

ケースサイドには「SAOIA S-21」の掘り込みがありました。時計サイドのデザインそしてリューズに描かれたRはイタリア語で「赤」を意味する「Rosso」のRかな。時計の本質を崩さない部分にさり気なく「紅の豚」の世界感をアピールをしているところに共存性が感じられます。

ベルトにも尾翼と同じカラーリングデザインが入ってます。ベルトに刻まれたカラーリングこの部分の縫製は構造上不要で、デザインの一部として採用されたと推測します。

そしてまた付属品の一つにこちらの替ベルトがあり、このカラーリングに超感動!。真っ赤なクロコダイルの替ベルト真っ赤過ぎるクロコダイルのベルトに変えれば、さらに「紅の豚」の世界感に浸れること間違いなし!ですね。それにしてもこのベルトを付けたらド派手だろうな・・・。しかしマジでカッコよすぎる!。何だか勿体なくて使えなさそうな予感しかしない。

ケース裏面にはマルコ様がいらっしゃいました。時計の裏蓋の画像イタリア語で「Un maiale che non volare è solo un maiale」と書かれた文字は、日本語に訳すと「飛べない豚はただの豚だ」です。上映当時は映画の宣伝をテレビCMで頻繁にやっており、このセリフを何度も聞いた事を思い出しました。今になっても意味はよく分かりませんが、とても凄い言葉のように思えるのはやっぱりジブリだからですかね。そしてマルコの声もいいんだよな~~(←私の感想)。

付属品にも所々にジブリ色が。トトロもラブリーだ!。付属品に描かれたジブリの世界時計の内箱に書かれていた「時間にしばられずにいきましょう」という文字が心に響きます。そんな風に生きていけたらいいんですけどね~~(涙)。現実は理想とほど遠く、悲しいものなのだよ・・・。

昔から多くのコラボモデルが発売されていますが、近年では2次元世界からのコラボレーションが多くなってきたように思います。ジブリで例えると「トトロ」や「ジジ(魔女の宅急便)」や「天空の城ラピュタ」のコラボモデルもあり、セイコーのアルバとプレサージュで展開されています。そしてまた、当店で最近販売していものにセイコーの「ザクモデル」やタグホイヤーの「マリオモデル」がありました。探せばいっぱいありそうですが、「腕時計に求められているニーズの変化」の一つの形が、このような商品が創りだされる源になっているのは間違いなさそうです。

私の場合、「時計って何のためにするんだっけ?」と思ってしまう悲しい人間ですが、この「紅の豚」コラボモデルはすぐに売れてしまいそうな予感がしてました!。なんせ世界のジブリの限定600本モデルですし「紅の豚」ですから。こんなコラボが出来る事がプレサージュの魅力、そしてブランド力なのかもしれないと感じています。入荷してすぐ(←先週の事です)こんな事を書いてましたが、本日7月2日、ネット通販で購入の注文が入りました。ネットに出品したのは先週で、お店に展示し始めたのは昨日の事。来店されるお客様の目に触れる事無く、当店からひっそりと旅立つこの子に、「マルコっぽいな~」と感じてしまいます。

尚、「マルコ(マルコ パゴット)」はヒロインが主人公のブタさんを呼ぶときの名前で本名になり、他の皆は「ポルコ」又は「ポルコ ロッソ」と呼んでいます。イタリア語で「Porco Rosso(ポルコ ロッソ)」と書き(時計の裏蓋にも記載あり!)、日本語訳は「赤い豚(紅の豚)」でカッコいい!(←何がだ?)。映画の中でおばあちゃんがマルコの事を「ポルチェリーノ(Porvellino)」と呼ぶシーンがありますが、「子豚ちゃん」的な意味合いのようです。ように皆さん「豚」さんと呼んでいるのですね。そういう一面をみても他にも沢山あるであろう「豚さんを連想される単語」であればマルコは反応してくれそうな気もします。しばらく見てないけど猛烈に映画を見たくなりましたので、DVDを借りてくることにしよう!!。なんか話が凄く湾曲し、時計の話と関係ないところに着地してしまいましたが、いつもの事なんで気にしない事にしてます。「さらばだ!マルコ~~~~」。

本日は以上でございます。



カルティエ「スマートリンク」サイズ調整システムと「クイックスイッチ」交換可能システムについて

鴫原質店の弟さんです。

社長様が市場(業者間オークション)で仕入れてきた腕時計に、私が初めて見る新しい時計の機能があり、ちょっと感動しちゃったのでご紹介します。サントスドゥカルティエLMの写真こちらはカルティエのサントスドゥカルティエLM(WSSA0013)、ブティック定価929,500円(6/17現在)で約2年前に発売された現行品です。腕時計の紹介をするつもりはないので、ご興味があれば公式ホームページ(こちら)で確認下さい。尚、リンクを貼ったページの型番はWSSA0030と記載されますが、革ベルトのバックル形状の違いです(←ベルトに穴があるかないか)。

紹介するのはこの時計に限らず、カルティエで新たに採用したベルトの構造について。本体とベルトの付根のアップ画像時計の裏側を見ると赤〇の部分がボタンになっており、ここを押して引っ張る事で簡単にベルトの脱着が可能です。カルティエの公式ページには「クイックスイッチ」交換可能システムと書いてありました。細部や機構は違いますが、以前ロードスターで採用されていた考え方で、専用工具も技術も知識もいらない、とても便利な機能ですね。

ベルトを外すとこんな構造になっています。ベルト側の結合部の画像ボタンを押すことで、本体と接触する赤〇の部分がフラットになり、本体との結合部分が無くなり取り外せます。またこのボタンの「遊び」は青〇をつけた部分で管理されているようですね。

本体側にはベルトの固定する場所が用意されてます。本体の結合部の画像この青〇の部分がベルトのパーツと結合して固定されるようです。本体側もベルト側もとてもよく造られていて、合体した時に隙間一つ見当たりません。この造りって簡単には真似できなさそうだし、真贋鑑定でもかなり役立ちそうかな。

時計には付属品がいくつかあり、ステンレスベルトもついてます。ベルト2本を含む他の付属品気分に合わせて自分でベルトを交換できるこの構造は、多くの方が望んでいる事でしょう。それにしてもこのカルティエと書かれた「棒」は一体何に使うのだろう?。初見なので分かりませんがベルト交換の補助アイテムだと思われます(←使い方不明・・・)。ベルトの脱着やコマ調整もしてみましたが、このアイテムを使わなくても簡単にできたんですよね。窪みの部分の意図を知りたいので色々考えましたが、意味不明で終わっちゃいました。

ステンレスベルトの細かい部分も見てみましょう。ステンレスベルトの結合部の画像と細部の造り黄色い〇をつけた部分は意図的にちょっとした隙間が全部のコマにあり、こういう部分に興味が湧いてきます。傷つけたくないので今は動かしませんが、何かしらの目的がありこのような造りになっているはずです。また、ベルトの裏には何やら不思議な部分があり、「何コレ?」とガン見し、数十秒間、真剣に考えてしまいました。赤〇の部分にベルト固定ピンが見えており、片方の側面でピンの頭が確認できますが、反対側にはピンを押す穴は見当たりません。

そして意味ありげなパーツを押してみます!。ベルトコマのピンの調整方法「パっキーン」というような音とともにピンが飛び出て、その瞬間に私も「ギャッ!」と声を上げました(実話です)。この部分はなんとボタンの役割を担っており、ベルト固定ピンを取るのに道具が必要無いという、とても凄い仕組みです。そして下の画像の通り、ピンは最後まで抜けない構造になっているようで、今までの構造を嘲笑うかのような、とんでもなく凄いアイデアだと思いました。カルティエ公式ページではこれを「スマートリンク」サイズ調整システムと明記しています。たった一つ気になるのは部品の寿命についてかな。複雑な造りはシンプルなものと比べると、どうしても劣化が早いからね。泥や埃が入り込んだら・・・どうしよう?。バネか何かが入っていると想像しますが、部品が下手ったらどうなるのかな?。

性格が悪い私はこの説明書にどうしても突っ込みを入れたくなりました。言葉の少ない説明書説明してないじゃん・・・(笑)。見りゃ分かるだろって感じの構成が面白く、100万円もする時計の説明書とは思えません。

個人的にこの部分は大事に説明して欲しいところなんだけどな~。日付変更の説明部分日付変更のルールを守らないと簡単に時計は壊れてしまいます。とはいえ、カレンダーディスクや日送車など使っていない構造かもしれず、もしかしたら説明の必要がないのかな?。この時計の内部構造の知識がないので、機会があれば時計工房の職人さんに聞いてみましょう。でもさ~画像左側の「ご使用に際しての注意」を見て、完全に理解することの出来る人って少ない気がしません?。

ちょこっと脱線しましたが、今回はカルティエの「スマートリンク」サイズ調整システムと「クイックスイッチ」交換可能システムを紹介しました。とても便利で実用的な構造により、ベルト調整をワザワザ人に頼む必要もなくなります。私は「ネジの規格は統一できないのか?」とずっと思い続けてました。ロレックス専用ドライバーとか、グランドセイコーに厚みを合わせたドライバーとか、常時20本以上のドライバーを保有し、その時計のネジに合わせてドライバーの厚みを削ったり鋭利にしたり、「ネジが統一されたらどんなに楽だろう」と考えるからです。ところがそんな考え方をすっ飛ばし、「ネジ」を回す事さえなくなったこのアイデアに、ただ心から驚き感動してしまいました。他のメーカーが追従するのかは分かりませんが、誰もが簡単にベルト調整が出来るというこの発想は、これからの腕時計のスタンダートになっていけばいいなと思います。

本日は以上でございます。





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