鴫原質店の弟さんです。
このブログを見て頂いている当店のお客様より、「ゴールド(金価格)の話を何故辞めた?」と聞かれました。辞めてはないけど「控えた」理由は、今の状況では「投資的な話」に必ず寄っていくからかな。それに、必ず上がるよね!って思った状況と違い、今は日々状況が変化するから、頻繁に書いても意味ないのよ。ただ、お客様から「今後の円建てゴールド考察やって!」と言われたので、「無理じゃね!?」と思うも、取敢えず関係する事を一度だけ考えてみる事にしました。そもそも毎日セッせと働いてる理由は、先の事なんて分からないからですし、私自身がゴールドに興味を示してない事だけはご理解下さい。(下のチャートは全てとても便利なトレーディングビューより)
そんな話もあり、若手で経験豊富な新入社員のK君とドル建てゴールドに印をつけてみました(5/16)。日々の時間を労働に費やすド素人が、見よう見まねでやってみる事30秒!。本日5月17日の答え合わせで、反転したのは黄色い線(※そこか~!)。さて次はラインを上に抜けるか抵抗されるか・・・的な感じか?。昨年のどこかで、ゴールドが安全資産リスク資産(金融資産)になったかも、などと書いた事を覚えてますが、利益を出すことを前提に売買されてる状況だと有価証券と何ら変わりなく、「買う人が多い=上がる」、「売る人が多い=下がる」という単純構造になります。共感されないとは思いますが、恐らく「10%安くなった=調整」「20%安くなった=買い時」などと思われる世界で、皆がもうダメだと思うまでそんな感じかな?。とは言え、問題はまだ何一つ解決されていない、新しい事がドンドン起こるこの世界で、ドル建てゴールドは今後どうなるかな?。気になる方は専門家にお聞きください(※ゴールを生業としてる人いるのかな?)。
ここ数日注目してたのは、米2年債とドルインデックスで、わ~ぎゃ~騒いでた4月9日以降、金利相関が薄れました!。米中関税撤廃の話でも金利だけ上昇して・・・ドル上昇せず。どの年数の利回りでも同じような感じで、ドル独歩高の終了の兆しかな?~と毎朝鑑賞し続けたところ。今朝(5/17)、ムーディーズの米国債格下げニュースが!。債権市場ではもう分かってたんだろうな~と感じ、この事にはあまり驚かないけど、世界中の市場でリバランスが始まる可能性が高く、日本にも大きく影響する出来事です。世界最大の安全資産と評価されてた米国債の格下げで、色々な指標が動いてくる事が私ごときでも予想できる。ドル建てゴールドどうなるかな?(分かりません!)。日本の金利(債権価格)大丈夫ですかね?(心配です!)。もしかして、日本の金利上昇(債券下落)を既に想定して、先回りの円買いポジションだったのかな?(※分からん!)。そして、こんな事を先読みできるよう、もっともっと勉強しようと密かな決心を固める私・・・。
円建てゴールの場合、「為替」が絡むので凄く難しい。もしそれが100%分かるなら、それだけで莫大な資産を築ける、世界中の人々が朝晩問わずに日々熱狂する巨大マーケットです。その為替はわ~ぎゃ~騒いだあの日以来、ドルインデックスとピッタリ相関中。専門家がおっしゃる為替変動要因は非常に多くりますが、そんなものは全て関係なしに、ドル指数と関連して動いてるから怪しさ満点。本を読んだり教えてもらうより、自分で見て考える事を辞めない姿勢が大切だと思いますが、「円」という通貨はマジで何者なのでしょう!?。取敢えず来週のG7の財務相中央銀行総裁会議でヒッソリと何か決まり、日本国民が内容を知る機会があるのかないのか。今後どうなりますかね。(早く知りたい!)
そして前に取り上げてた米債務残高。米国が誇る天才達の、命がけの報酬も無い、献身的な活躍により急停止。ココは賛否両論があり、利権構造を中心にアメリカ国内に関係が薄いと、天才達が判断したであろう、政府支出を止めた事で得られた成果。特に議会運営に貢献してきたはずの薬価に手を出したのは驚きでした。メディアでしか見てないから、真実も良し悪しも分かりませんが、どんな事であれ国の債務を止めたのは事実です。(※発表が事実であればですが・・・)日本には世界一位の技術を持つ会社や、世界シェアを大きく取ってる会社、本当にもの凄い会社が沢山あるけれど、その経営者の方々の目にこれらはどう映ったのか・・・など考えてしまいます。ただ、徹底した政府支出の削減(※リストラ)の影響はどこかで出てくるはず。とはいえ、減税案が現在審査中!なので、今後どうなるかな?。
別に難しいものではない、米国で毎月10日頃の金曜日に公開されてる数値だけど、興味が無い人は絶対に見ないはずなので、説明も省かせて頂きます。【信頼性はさほどない】けど、一応過去の出来事と重ねると、色々考えてしまいます。1970年代は2度のオイル何とか
1990年は日本バブル崩壊
2000年ITバブル崩壊
2008年はリーマン何とか
2020年はCOVID19
2022年はインフレ何とか?(←名前ない!)
2025年の今はここで少し警戒。
過去の色んな場面と似てるところもあるけど1930年とも似てるよね。この数値って米国様国内の話だけど、世界最大の輸入消費大国の地位があるので、結果的に影響力が強い。米国様の状況は悲観するような何かは、格下げ前は【まだ無い】ように見えてた(←個人的に!)。でも徹底して観察を続けたいと思います。一応ですが〇のところのゴールド相場は結構動いてるところもあり、日本(為替)にも影響してくる事も。今後どうなるかね?。
そして日銀より5月13日に公表されてるこの前の「金融政策決定会合における主な意見」(2025年4月30日、5月1日開催分)より。
切抜きで見せたい部分だけ掲載したくないので、必ず原文をお読みください。日銀のページは【こちら】ですし、【日銀 意見】と検索すればすぐ辿り着けるし、金融政策の方向性や状況が分かります。これは5月1日の会議の話の一部で、その後にも色々あり情報的には既に古いです。たった一人の発言で世界が色々変わってくるので、数日前は遠い過去の話という速度感がま~大変。決定内容によっては日本国内の経済は大変な状況になりそうな雰囲気もあるので、雲の上の方々の活躍を祈ります。植田先生達の判断をしっかりと理解するのは難しすぎるけど、利上げしたそう。今後どうなりますかね?。
将来の歴史の教科書に掲載される可能性が非常に高い出来事が、リアルタイムでおきてきたこの数年、気にしなければそんなことは無関係で終わってしまうのも現実です。雲の上の方(←金髪のあの人!)の気分(?)と思考回路と、もしかしたら計算済みなのかもしれないコロコロ変わる発言に、世界中がポジション取りをしてるように見えるけど、世界の新しい形(ブロック経済)が形成されつつあります。関税関連を今後2~3週間で決めるとの発言が今朝(5/17)の事だけど、状況を見守るしかありませんね。
日々姿を変えるマーケットを追い続ける事は、仕事をしてる人間には到底不可能です。ただ、今の日本の30年債利回りの急上昇を見ても、今後の色々なコスト上昇や、日本国債の格付け変更の可能性や、その時の為替レートなどなど、先回りができればいいですね・・・。輸出依存体系国家での通貨高が、税収減少に直結する可能もあり、そこに金利直撃の可能性もありえるのかも。ここ10年以上は低金利と流通する通貨増の上、一定の為替目安が見えてたように思えるけど、それが根底から変化するのかしないのか?。そして、海の向こうのあの国でおきた事が、他の国に広がっていく可能性についても、様子を伺い続けたいと思ってます。あれ?、ゴールドの話はどこいった?(汗)。脱線というか、話が空に飛んでった感じになってしまいました(スミマセン)。でも、恐らく全てが円建てゴールドに関係してると私は思ってます。そして、ちょっと疲れました・・・。
本日は以上でございます。