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驚きの事実「宮城県人口のほぼ半分が仙台市に住んでいた!」

鴫原質店の弟さんです。

最初にひとつ質問させて頂きます。宮城県の人口の約半分が仙台市に住んでいるって、知ってました?。なんというか・・・色々な事を考えてしまいました。

2025年国勢調査の確定値より

総務省が2026年9月29日に発表した2025年国勢調査の確定値で、昨年10月1日時点の仙台市の人口が、1920年の調査開始以来、人口が初めて減少に転じたという報道がありました。仙台市ホームページに掲載された2025年国勢調査の確定値のスナップ写真仙台市の公表ページ(こちら)で確認できた数字として、仙台市の人口が5年間で558人ほど減ったらしい。メディアの報道の捉え方は人それぞれです。ただ、この人口規模の都市で、国勢調査開始以来初めて減少した現実を少し考えた方がいい気がします。そりゃ~ニュースにもなるわね。

区ごとの人口動態も表示されてたので色々考えました。仙台市ホームページに掲載された2025年国勢調査の確定値 区ごとの人口動態スナップ写真都市構造やその地域が発展した数十年前の背景など考えると、この傾向は続く可能性もありそう。

色々知りたいので「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数調査」のデータから、今回は「日本人」の人口を使って、ベースデータを少し加工してみました。宮城県の人口と仙台市の人口、年齢別で仙台市在住割合として見てみると、なかなか興味深い数値がみえます。ベースデータは政府統計の総合窓口「e-Stat」から(こちら)。県と市の人口男女別及び年齢別総計で「年齢別の人口に対する割合」「県の総人口に対する仙台市在住割合」を、簡単に見れるように並び替えをしました。公開されている統計を並べ替えて見やすくしただけで、特定の意図を持って恣意的に加工したものではありません。データをエクセルで集計し、人口分布をパーセントで見やすくした一覧見えたのは、宮城県人口の48.1%(日本人ベース)が仙台市に住んでいるという一つの事実。そして、宮城県全体で人口減少と高齢化が進む一方で、仙台市では64歳以下の人口構成比が高い。データを見る限りにおいて、宮城県全体と比べると、仙台市は若年層と生産年齢人口の比重が高く、若い世代が仙台市に集まってる可能性が考えられます。でも、それが宮城県内の仙台市以外からの流入か、他県からの流入かまでは分からないし、仙台市から関東圏にでていく人も少なからずいそうだし、私ができる分析はここまでだね。とはいえ、仙台市居住者(日本人ベース)の生産年齢人口(15歳以上65歳未満)は63.4%であり、全国的レベルで比較しても悪い数字ではありません。これからも仙台市に住んで頂けるように「ガンバレ!仙台市」(←コレ重要)。

そして「2025年国勢調査・総人口」の「日本人と外国人」居住者をみる統計データでは、宮城県人口2,225,414人に対して、仙台市居住1,096,146人、つまりは宮城県に住んでる人口の49.3%(総人口ベース)が仙台市に住んでいるという驚きの数値も見えてきた。大雑把に言ってしまえば、宮城県に住む人のおよそ2人に1人が仙台市民だった‥‥そんなの聞いた事ありますか?。さらに話を広げると、国勢調査の年齢別データでは、仙台市の外国人居住者のうち生産年齢人口(15~64歳)は17,285人で、これを含めると、仙台市居住者の生産年齢人口割合の実態は、日本人ベースの数字よりも高くなります。市町村単位で見ても、こうした人口構成は全国的に見て特徴的な水準でもあり、なかなか凄い現実を知った気がする。

とはいえ、2020年から2025年までの15歳未満人口の増減を全国1,741市区町村で比較したランキングでは、仙台市は全国11位(←減少数で)、減少数は12,452人という報道もあり、公表されたランキングの数字をそのまま引用させて頂きました。人口分布図も合わせて見れば、10年後にどのくらいの人口が減少するのか推測しつつ、これからの地域の将来を考える事が大切なのではなかろうか、と思えます。

インフラ整備の問題を考えた

この事実を見る限りにおいて、宮城県全体で考えると、今後は深刻な問題にもなりそうだと感じます。特に気になるのは今後のインフラ整備。道路、公共施設、上下水道など、人口分布を前提に作られる社会的な仕組みは色々あります。そして見つけてきたのが「甦る水環境みやぎ【宮城県生活排水処理基本構想】について」(こちら)。お借りした地図は県の「令和27年度末 生活排水処理基本構想」の地図です。2045年を見据えた計画の一部とでもいえばいいのか。令和27年度の排水処理構想の地図生活排水処理のインフラに限定してみた場合でも、色々な問題がすぐに表面化してきそうだ。2045年度を見据えた「市町村ごとのアクションプラン」という題材にて、プランはあるものの、仙台市へ人口が集中してるこの流れを見る限り、今後、計画の見直しや対応が必要になる分野も出てきそう。平成30年に作られた資料「各分野の将来の見通し」(こちら)を見ると、「宮城県人口の過半数を仙台市が占めるのは2040年ごろ」(※←過去の見通し)とされてました。今は2026年ですが‥‥計画の修正と行動、そして県民への周知や各種発表があっても不思議ではないのだが・・・。仙台市の人口だけを見ると、悪くない話とも思うけど、ここまで考えると「本当にいいのだろうか?」と複雑な心境になりました。そして、どの自治体も目を閉じて見過ごすことができない過酷な判断を、もうすぐ迫られるのかもしれない。住民の理解と丁寧な説明・・・という表現もあるが、理解できてる人、そして知ってる人はどのくらいの割合なのだろう?。(※実際に2026年3月に生活排水処理基本構想を改定してるので、色々と進んでるのは間違いなさそうです。)

2020年の国勢調査でも色々考えてましたが、色々と先の事を見続けるのは大切です。関東地方への流出と、県内を含む他地域からの流入により、市の人口は維持できてるようも見えます。これから先の話として、若い人を大切にしないと(←コレ重要)、町の活気が失われていく可能性もあるので、仙台市には期待してます。そして、今回の話を知るまでは「こんなにいいとは思ってなかった」というのも本音。ただ、県や市の状況で人口動態が移り変わる事は、本来はさほど意味をなしません。ただ、人口減少局面においては「人口1人あたりの行政コスト」に直面するので、本来あるべきでない、自治体ごとの人口獲得競争があるのも事実です。水道料金やごみ収集費用は、その地域での生活感に影響していくことが予想でき、この流れが加速する影響はそのうち表面化していきそう。

今回の内容は、悲しい話でもあるし、いい話でもあるように感じる。そもそもの原因がどこにあるのか?、そんな観点で物事をみる姿勢も大切なのではなかろうか・・・と最初は考えてしまいました。だけど、その一方で、原因などは過去の話であり、もっと先の事へ目を向ける方がより大切だと思えてならないのよね。

生活してる全ての人の為にも、本来あるべきである、未来への議論を加速させる必要を感じる。仮に進んでいるのであれば、県全体としての議論がもっと見える形で進んでほしい。そして今回のデータを深掘りすると、「県全体の人口分布をこれからどう考えていくのか」という視点での話や見解が、一般市民(県民)にも聞こえる程度の情報があってもいいのではないのかな?と感じました(←探せば見つかるではなく、誰もが聞こえてくるという意味)。先の事なんて分からない・・・でも10年後を見据えると、色々と考える必要ありそうです。自治体の人口維持さえ大変時代において、この地を故郷と感じる人、数十年後もこの地で生活する人を増やす為にも、「県」と「市」の「子育て支援」には期待してしまいます。宮城県と仙台市「ガンバレ!」と心からの声援を残し、この話はおしまいです。(※自治体に対する応援であり「特定の人物」ではない事を付け加えます。)

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