質屋のスタッフブログ
2026年05月09日
鴫原質店の弟さんです。
今回はたま~に見てる仙台市の物価上昇率を恐る恐る見てみました。宮城県では「こちら」で毎月発表してますが、色々な事を知る為に定期的に確認します。
植田先生が気にする「コアコアCPI」は1%中盤で、「食品が顕著に上昇」してるけど良性インフレなのか悪性インフレなのか分からない(汗)。2020年を起点に食料品価格が130%値上りしており、ざっくり考えても、可処分所得が130%になってないと同水準の生活は無理です!。仮に名目の所得が増えても税制と社会保険料の調整がされてないので、節約志向になりがちの人も多いのではなかろうか。私も実質可処分所得が減少してる人間で、最近は何を見ても「たけ~~」って感じちゃうし、今年のGWは自宅警備員を務め外出は控えました。「名目賃金」や「実質賃金」などの話は多いですが、生活者に必要なのは「可処分所得合計」なんだけどな(哀)。
少し前まで明言されてた政府目標として、2040年まで名目GDP1,000兆円、年平均3~5%の名目成長があったけど、ここ数年は恐らく目論見通り。そして状況的に大きく変化したのは次の2点。
「安いエネルギーと食料が外国から安定して届く世界」「超低金利を前提とした世界」
2つの常識が変化する可能性に「どうなるんだろう」と不安は募るけど、政府と日銀が関与しながら物価上昇は今後も続いていく事が想像されます。物価高対策という聞こえのいい言葉は「物価を下げる対策をする」とも聞こえがちで誤解も多そうに感じてます。一応は経済成長という言葉で表現するのが一般的なのかも。
日本の10年債利回り鑑賞は相変わらずの趣味です。
国内のインフレ構造は、他国と比べて少し特異的。インフレを抑制する為に金利を上げるのではなく、ここ数年は国費を使いエネルギー補助を続ける結果、インフレ率(※総合)はさほど上昇してない。しかも日銀の国債買入は未だ続いてるので、金利上昇の上値も抑えられてる。色んな力学が複雑に絡み合った経済成長である事が空想でき、関与されたインフレ率と長期金利の意味するものは継続性?。植田先生のいう「息の長い経済成長」の仕組の一つなのかもしれず、観察を続けようかな。
為替(対ドル)は実質金利差に近しい動きをしてたのは理解しました。
実質金利=政策金利-インフレ率(物価上昇率)
実質金利の低さが通貨安と輸入物価高の国内インフレを形成したけど、補助がなければ現状の日本のCPI上昇率はどの位の数値なんだろ?。日銀の金利誘導はコアコアCPIの数値も判断材料ともしてるけど、消費行動に余裕がない場合にそれは上昇可能なのか分からない。自己生活で考えれば、削るしかない気がするし、色々と不思議な事を考えるようになってきてます。もちろん正解なんぞ知りませんが、何ゆえに一般市民がこんなことを考えるのかが謎だ。現状では中間層が没落する米国みたいなK字経済になりつつあるのかしら?。
IMFの正式見解だけど、メディアでも報道されてるので内容にも触れません。日銀が注視する基調的インフレ(基調物価)は「一時的な要因で動く物価」を除くけど、どこまでが一時的なのか分からず、今回の件はどう判断するのか。
肥料やエサ代の高騰が食料品の値段を世界中で押し上げるとの事だが、国内への波及はこれからまだ先の事です。夏以降一気に物価に転嫁される見込みですが、日本銀行は物価を安定的に上昇させる事を目的にし、且つ急激な物価上昇を避け安定させる任務もあるので、植田先生の話はよく聞き、例え間違っていようと自分の言葉で理解して考えたいところ。
そして時事通信様のIMF高官へのインタビュー(4月14日)は考えさせられました。一部の切抜きをブルームバーグからお借りします。
世界における現状の「円」の役割が解説されてます。日本10年債利回は国費補助金を前提としたインフレ率が反映されている可能性もあり、この記事を「日本国債を外債よりも魅力的にしてはいけない」と変換てしまうのは、素人の妄想と無知故なのだろうか。政府日銀の立場や、何故に円安に関し米国が関与してくるのかなどを派生して考えてしまいました。そしてIMFが公表してる無料レポート「GLOBAL FINANCIAL STABILITY REPORT(日本語版)」は、この件にも触れられてて興味深い。事実はいったい何だろう?。
そもそも10年債利回の金利水準の根拠を、超簡単な言葉に変換してみる。
10年間で予想される平均短期金利+長期間資金固定リスク料+不安要素
高校生の息子様にも分かるように書きたいけど、これであってるのかね(汗)。現状の10年債は2.5%位の利回りだけど、日銀の介入がもしない場合は何パーセント?。昨年10月から出てきたキーワードである「国の純債務」と「国の債務対GDP比」という呼び方は別として、国債金利利払いは全体(債務対GDP比)にかかるから、保有証券(米国債など)で入ってくる金利よりも、利払費が増えたらマイナスになる可能性もあるのかな。それ以前に、資産として計上されてるその評価額も分からないから、10年で2.5%の金利がどういう数値なのか分かんないや。全て空想だけど、どこかでソースを見れるのだろうか・・・(見れる訳ありません!)。
生保などの大手機関6社の見通しが、ブルームバーグで掲載してたので参考にします。
通貨価値がが安定または上昇するのであれば3%水準は魅力的、その反面、通貨価値が下落するなら、そんなモノ要らない(※金利の更なる上昇)。来年3月までの予想は一応上下でブレ幅があるけど、最大手の一つが「長期の円高(※対ドル)に備え」との表記もありました。その反面、更なる通貨安という予想もあり、先の事は投資のプロでも分かれてますが、10年債利回り3%の水準はすぐそこにある数値のようです。輸入に依存する国なので、利回り(インフレ率)は為替次第とも読み取れるのかな。
インフレも金利もなかった平和な30年(もしくは地獄の30年)を経た後、静かに続いた貨幣(円)価値下落と急激なインフレと金利上昇という変化を身に染みて感じるようになりました。植田先生の優し気な「緩和的」という魔法の言葉とは裏腹に、借金にかかる金利は「実質金利」ではなく「名目金利」で、金利圧力の影響はとても大きい。先の不安は尽きませんが、何かを前提に見解を固執せず柔軟に細かく対応しないと、10数年後はひどい目にあいそうです。直近では原油輸入国のいくつかの国で、通貨安の高インフレの傾向がみられ、この地の今後はどうなるか。世界最大の対外資産を持つ日本(※世界最大の債権国)のお金が、いまの混乱を経て【戻る(円高)】のか【更に逃げ出す(円安)】のか、世界中で注目されてきてる現在、さほど時間がかからないうちに分かるかもしれないとも感じてます。とは言いつつ、「ドル円」は米国様次第だと、まだ思い込んでる人間ですが!。それに植田先生達が動き出したら?などetc、小市民の私が何故にこんなことを考えてるのかは謎です(汗)。
本日は以上でございます。
【全てが無知故の妄想劇場から生じた空想物語なので信憑性はありません。】
2026年05月02日
鴫原質店の弟さんです。
5月から弊社ホームページを新サーバーへ変更するようで、システムの都合上、ブログの移管は難しそうという話もありひと月くらい完全放置してました(笑)。昨日チラホラ見てたけど、なんか引き継が上手く機能してるかもしれないので、テスト的になんか書いておきます。私的には・・・別に大したこと書いてないので消滅してもいいんだけど、一応SEO対策にはなってるらしい。
で!、即興なので携帯電話の画像を使って、休日日記と地域紹介をサクッと書いてみます。先日、暫くぶりに宮城県石巻市にある「石ノ森萬画館」へ行ってきました。
仙台市からは高速道路を使って約1時間の場所にあり、走行距離は約50キロメートル位。ガソリンを10リッター程度消費して、500円程度の補助を頂いた事に色々思う・・・。
入場料は大人2名と子供2人でこんな感じ。各種の割引サービスがあり、私はJAFカード掲示で100円値引、小学生は仙台市の「どこでもパスポート」掲示で無料、そして幼児は無料です。
そんなことは知らずに「どこでもパス」は持参しませんでしたが、「次回以降に忘れずに持ってくると約束する事」「学校名とクラスと名前を元気に受付の方にお伝えする事」ができれば無料という神対応(笑)。サイボーグ007の制服(※赤いやつ)を身にまとったスタッフの方の接客対応が凄すぎます。
訪問の目的は「なばたとしたか原画展」を鑑賞する事でした。2026年3月20日から6月28日の期間で開催されており、絵本で有名な「こびとづかん」の不思議な世界感に浸れます。
ルールを順守して撮影したので、雰囲気が少しでも伝わればいいな。なんとも言い難い不思議な生き物の世界ですが、なんだかホッコリする企画で個人的には好きかな。原作では考えた事もなかった「こびとの匂いコーナー」は凄い発想と感銘を受けるも、「こびとの特性」を考慮すると、「匂いを嗅ぎたいかどうか」はその人次第だな。6月28日までやってるよ~~~。
館内鑑賞後はご近所を散策を。石巻マンガロード(こちら)という名の通り、道路のあちこちに昭和のフィギアがあり、ポーズを真似ての記念撮影が楽しめます。
一つ問題があるとすれば、これらが「何なのか?」が子供らには分からなく、昭和世代の昔話・・・私が子供の時に観たヒーローを懐かしむ世界観なんだよね。仮面ライダーアマゾンを見て「これは悪者でしょ?」と言い切る娘の心境も分かるし、「違うとこ行こうよ~」と急かす意味も理解する。サイボーグ007もゴレンジャーも私の幼少期の時代の事ですから。「加速装置ーーーー!!!」って叫んで走り回ってたのは、恐らく今の50代以上でしょ・・・。
ランチは「いしのまき元気いちば」(こちら)にあるフードコードにて。
知名度高き「石巻さばだしラーメン」の【サバ抜き!】と、不思議な名前の「あらー麺」。サバ抜きというメニューが不思議だけど、逆に食べやすかったように感じます。「あらー麺」は「最近ちまたで熱い」と書いてありましたので選択。石巻へ行ったら、ぜひ「さばだしラーメン」を!。そして「いしのまき元気いちば」では、新鮮でお買い得な「お刺身」を真っ先に観察することを推奨します!。「え?」と不思議な感覚になっていき、買い物したくなる事でしょう。
朝からの行動なので帰るにはまだ早く、車で20分ほど移動して東松島市の「ガス&ライフ矢本海浜緑地公園」に立ち寄りました。ここは何度か書いた事あるので端折ります。
海沿いの風はなかなかに涼しげで心地よく、日が傾くタイミングまで遊ばせて岐路につきました。子供は動きを止めた途端にクタクタの様子で、こっちの方が楽めた様子です。この公園はホントにいい!。近くにもこのような規模間と遊具の公園があればいいけど、期待薄だな・・・・。
仙台市の中心部に住んでいますが、子供の遊び場を求めて、他の市町村や他県(※山形県が多い)に行くこともしばしばあります。そしてその地の街並など見ながら、その場所の10年後の風景を想像してしまう事もしばしば・・・。色々な選択が必要だと思えど、問題は表面化せず、決める人もいなく、決めたい人もいなく、結果的に静かにゆっくりと変わっていくんだろうな。住みやすいいい場所と思えたとて、商業施設の撤退・学校の縮小・地域医療撤退のどれかが始まると、その後の展開は意外と速い事を自分の実家(※嫁側)や親戚の住む離島やその近辺地域で見てきました。10数年後を考えた場合に、不思議なくらい地方では明るい兆しが見えない原因がなんなのか考えてしまいます。似て非なる言葉ではありますが、「でる杭は打たれる」と「事なかれ主義」の不思議な関係性に「ですぎた杭は打たれない」事も関係してそう。人口の平均年齢が50歳を超えた今、今後どのように変わっていくのか分かりませんが、個々人が自分の為に適用していくしかなさそうに思えてしまいます。
本日は以上でございます。
2026年04月04日
鴫原質店の弟さんです。
少し不思議なジュエリーを見かけたので記録用に。毎日必ず宝石を見てるので、興味は薄れていくのは必然だけど、たまに変わったものを見ると、不思議と好奇心が溢れてきて深堀したくなります。
今回は少し黄色みがかった、言葉で表現することが難しい色合いの鉱物について。
この石の不思議な点は、光の角度で色が変わる事。
ごく普通の蛍光灯の下で見てるだけなのだが、角度によって雰囲気が少し変わります。黄色みが薄くなり、淡い青色に見えてくるのがなんだか不思議。色々と角度を変えながら、鉱物が持つ特徴を最大限楽しめる素敵なジュエリーだね。
背景色を変えて見ると、これまた不思議にカラーチェンジします。
全方向から光を取り込み、透明度が増したような気もするし、輝度そのものが上昇してるような感じに見える。鉱物内部の結晶構造が関係して、光の角度を屈折させることが色の変化の原理みたい。この鉱物が持つ特徴である「斜方晶系」や「二軸性」とか「多色性」という特性は眺めてて気分がいい。画像では宝石の「照り」が伝わらないのが残念だけど、見てて飽きないし好きだな。
この鉱物の正体は「ゾイサイト」。
宝石が好きな方は「ゾイサイト」と聞くと「タンザナイト」を思い浮かべる人が多そうかな。GIA(こちら)によると、青〜紫色の変種を「タンザナイト」と定義し、それ以外の緑、黄、ピンクなどの色合いは単に「ゾイサイト」と呼称してるようです。鑑別結果は「緑青紫色」との事ですが、これを言葉で聞いてイメージできる人がいるのだろうか?。
そういえば少し前に販売したこれもゾイサイトだった。
バイカラーでとても綺麗だったのを覚えてるけど、色の変化という意味では、今回のゾイサイトは圧倒的かも。ゾイサイトには様々な色があり、深堀すると興味深い鉱物の一つです。この色を鑑別書に表現するのなら何色というのだろう?。
GIAの説明は片隅に置いといて別の話を。アフリカのタンザニア北部、メレラニの丘にあるメレラニ鉱床で採れる「青色のゾイサイト」を「タンザナイト」と呼ぶのも一般的です。みんな大好きティファニー様が「タンザニアの夜」からタンザナイトと命名したとか。

青く美しい「ロイヤルブルー」のゾイサイトがこの地域でしか発見されなかった時代(50年位前)に命名されたようだけど、科学の進歩によりその構造は解明済みです。鉱物ゾイサイトの主成分はアルミニウムとカルシウムの珪酸塩(ケイ素と酸素を主成分とするアニオンを含む化合物の総称)だけど、結晶成長途上において何らかの要素(※地殻変動など)で【高熱など】が加わり、主成分のアルミニウム元素がバナジウム元素と置き換わる事で、無色透明又は褐色の「ゾイサイト」が自然の力により青色に変化して「タンザナイト」の完成です。鉱物・結晶構造における「同形置換」という現象で、この割合が多ければより「深い」そして「強い」青紫へと変色していくそうです。自然界で偶然に起きた奇跡を思うとワクワクするけど、偶然の産物は希少性も高く重宝されたのは想像に容易い。
一方で、ゾイサイトという鉱物は世界の色々な地域で採掘され、内包する成分により青・黄色・緑・ピンク・橙色・紫・灰色と様々な色合いを持つ鉱物でもあります。屈折率は約1.7、比重は3.35、モース硬度は6-7と非常に脆く柔らかいのも特徴の一つ。「同形置換」は元素そのものが変化するのに対して、宝石鑑別書でよく見かける「加熱処理」は色の見え方を処理する科学的技法。前提条件として、ゾイサイトの結晶内に「バナジウム」が含まれてる場合に限り、ゾイサイトが持つ「多色性の黄色味」を薄めて青色をより際立たせる事が可能で、人口的に見え方を変えることが可能になりました。加熱処理した「ゾイサイト」が「タンザナイト」という説と、タンザニアで採れた青紫の奇跡の宝石「タンザナイト」という認識がダブルスタンダートになってるようにも思えてきました?。もう少し深堀して調べてみよう。
CGLのホームページ(こちら)に10年位前にタンザニアのゾイサイト鉱山を訪問したレポート(日記)【こちら】が残されており、凄く貴重な情報源で感謝申し上げます。発掘現場や方法などが画像と共に説明がありましたが、そこに記されてた新たな発見として、その地で採取されたゾイサイトは品質に関わらず【加熱処理】を加えるとの事(※10年位前のレポート)。タンザナイトの鑑定書で【非加熱を見たことがない】のも事実で、逆説として「ゾイサイトを加熱したものがタンザナイト」と認識されるようになった現実も感じました。整理すると、【自然の力で同形置換により誕生した幻の宝石「タンザニアの夜」】と、【タンザニアで採れたゾイサイトを加熱処理した「タンザナイト」】と、【どこで採れたか分からないが、ゾイサイトを加熱処理した「タンザナイト」】の3種類が混在するのだろうか?。学問上のタンザナイトと一般認識の違いを少しだけ理解できた気がします。
綺麗なゾイサイトに惹かれて始まった話ですが、「タンザニアで取れた」という昔の黄金レッテルがない分、ゾイサイトという単語の「一般的な市場認知度」は低いのかもしれない。不思議な特権をタンザナイトだけが保有してる気がして、「ゾイサイト綺麗だな~」と感じた私は少し嫉妬してるのかもしれないね。とはいえ、美しいゾイサイトの市場評価がどの程度かは分からずとも、ゾイサイトのジュエリーを、ネットショップ掲載するとすぐに売れてしまう実績を見るに、宝石好きの方の目には、その価値がしっかりと映ってるのかもしれないと感じてます。今回取り上げたゾイサイトも、結晶構造の内部成分次第では、加熱処理すれば「タンザナイト」に変身する可能性を知るも、とても綺麗な宝石なので「このままでいいんじゃね?」とも思えてしまいます。宝石の名前を重視するか、見た目の美しさを重視するか、市場価値を重視するかなど、不思議な選択に迫られそうな鉱物(※ゾイサイト)だな~と感じました。
【最後に】所詮はブログなんで、「調べる」「書く」という作業に時間をかけてなく、定義が外れてる可能性があります。また、加熱処理に関しては、誰もが分かりやすいように言葉を選んだ結果の文字表現でイメージとご理解下さい。
本日は以上でございます。