質屋のスタッフブログ
2026年08月21日
鴫原質店の弟さんです。
8月19日、米財務省が発行済み米国債の買戻しオペ増額を発表し、国内でも話題になりました。
実際の買いオペ開始は9月9日からとされていますが、市場ではそれを先回りするような動きも見られ、長期債・超長期債の利回り低下も確認できます。資産・負債の管理、つまり債務構成の最適化や市場流動性の調整の一環で、目的は「市場の流動性向上」と「市場の乱高下の緩和」。発表ページは「こちら」です。
今回のバイバックの影響はどう見るべきか
私も3月28日に書いたブログで、米国債30年の利回りより、20年利回りが高い点をサラリと書いてたけど、イールドカーブの歪みを財務省主体で調整してる感じのようです。国債の銘柄を入れ替えているだけなので、いわゆる「お金ジャブジャブ作戦」とは少し違うと思う。そして、意図したものではないにせよ、少し高圧経済っぽく見える部分もある……かなり乱暴な飛躍だけどね。もちろん、今回の件だけで「高圧経済だ」と見るのは無茶があると理解もします。ただ、結果として金融環境が緩み、需要を下支えする方向に働くなら、インフレ再加速のリスクにつながる可能性はあるのでは‥‥と想像してしまいました。
私の先読みと空想と妄想劇場の開演
【バイバックで動いた金利】
日本も大変ですが、「米国様はもっと大変だな~」と感じた瞬間でもありました。米国債10年利回りの動きを見ていて、ふと思い出したのが、FRB関係者がこれまで何度か公表していた一つのお話。「長期金利の上昇は市場の金融環境を引き締め、事実上の利上げと同じように景気を抑制する効果を持つ」という考え方についてです。
この考え方に沿うなら、今回の財務省によるバイバックは、逆に金融環境をやや緩和方向に動かす可能性もあると推測できる。インフレ再燃で、短期金利引き上げの材料にならなければいいのですが。
【短期債とTビル利回りはどうなる?】
そして、私ごとき推測ですが、「長期債を買い戻す」「短期債の発行が増える」「短期債の需給が変化する」「Tビル利回りに上昇圧力がかかる」という流れにはならないのだろうか? 時間を追って検証していこう!
実質金利の低下で上昇したゴールド
【実質金利とゴールドの関係】
質屋的にうれしい話でいえば、やはりゴールド価格の急激な上昇。ベッセントさんありがと~。
未だに根強いのが、【実質金利(名目金利 − 期待インフレ率)】と【利息を生まない金】の相関関係。昔は「金属が上がった」「下がった」くらいの知識と見方だったけど、その背景まですぐ気にするようになってきました。過去10年以上を見ても、実質金利と金価格にはかなり強い関係が見られます。ゴールド価格を追いかけるなら、過去をさかのぼって勉強するのがとても面白くお勧め!
【米国債10年利回りの実質金利とゴールド価格】
そんな観点で昨日調べてみるとある事に気が付きます。米国10年債利回りの「実質金利」と「ドル建てゴールド」の綺麗な相関関係が3月から確認できました。もちろん、これも一つの要因でしかないことを付け加えておきます。
真剣にゴールド投資で稼いでる方は、知ってても教えてくれるはずがない(汗)。10年債利回りの実質金利は、WTI(原油価格)との相関も見られ、原油価格の上昇がインフレ期待に影響し、それが実質金利の動きにもつながっているのかな、とパッと見た感じでは想像しました。5分くらいしか見てないので、より研究したい方は今の相場の研究材料の一つとして確認してみて下さい。はっきり申し上げますが、気づけなかった(怒)。もともと金価格にさほど興味がないけど、実質金利の影響がこういう風にでてくることを学べたのは良かったと思うとします。ただ実質金利の知識を深める為に、今も多くの時間を費やし続けてますが、まだまだ勉強が足りない‥‥と自分自身にかなりのイラつきを覚えました。マジです。
【様々な力学で動くゴールド相場】
もちろん、2022年以降は色々ありすぎて、その相関が少し薄れた各種要因もある(※少し前に振れたかな?)。それでも、【ドルの実質金利とゴールドの関係】を改めて確認できたのは、悪くない収穫だとも感じます。そして上昇理由だけでなく、金価格のあるべき水準の思考は続けたいところ。理由が理由だけに上昇トレンドに入ったと認識してもいいのか分かりません。
【為替に左右される円建てゴールド】
そんでね、巡り巡って、逆に短期金利(FFレート)を上げないといけない状況になるのが恐ろしい。そうなったら日本円が「え~ん」と泣くゾ(※おやじギャグ)。ま~そうなれば、円建てゴールドは上昇する可能性が高いとは思うけど‥‥、そうならない力学が強く働いてる部分もある。それに今回の件でドル(ドルインデックス)が下落したした事をみて、多くの方が様々な思考を続けてるようにさえ感じてます。
ゴールドに絡んだ夢物語
仮にインフレが再燃してFFレートが上昇し、その後、インフレの鎮静化によって利下げ局面に入る。そんな、かなり状況を絞った空想をしてみる。(※それが無駄なのは知ってます!)
かなりいや~なお話
1つ目は、逆イールドが再拡大し、最終的に衝撃的なクライマックス(ハードランディング)を迎えるパターン。金融資産全体(※債券除く)の一時的な現金化の売りでゴールド価格も一旦急落するものの、その後の超金融緩和(パニック利下げ)によってV字回復を果たす可能性?(※リーマンショック時に実体験したヤツ)。
少し期待したいお話
2つ目は、米財務省の政策がうまく機能し、ソフトランディングに近い形でインフレと金利が低下し、ゴールド価格が継続上昇するパターン。
その時、円はどうなるんだろう?
米金利が下がる展開(暫く先の話)になるなら、ほかの条件が大きく変わらない限り、日米金利差縮小でドル円には円高方向の圧力がかかりやすいのかな、とも想像できる。もちろん、それも一時的な話のような気もするけど、先の事は分からないから空想してしまう(笑)。そして「価格水準」に関しての適正値がそこに関係するのかしないのか(※通貨もゴールドもですね)。まあ~、酔っぱらったおじちゃんが、カウンターに座り、通路側の壁に向かって独り言をボソボソと述べてる程度の話です。
最後に
応急処置の繰り返しが続く数年。絆創膏の数は増え続けているのに、完治している部分は少ない。原油高、財政赤字、インフレ率、高金利に苦戦する政府と企業、回復しない内需経済と外貨獲得能力。どこもかしこも問題は増えるけど、解決したところは少ない中で、中央銀行の政策(←これね)に好奇心と敬意を抱いて眺めるのはいつものことです。最終的に衝撃的なクライマックス(ハードランディング)を迎えるか、はたまた、ソフトランディングに近い形でインフレと金利が低下するか。それともアメリカの経済成長が宇宙まで飛んでいくか。誰も知らない先の未来ではあるけど、「誰が」「何を」「どうする」を追い続けていこうと思います。さてさて…今後どうなりますかね?とは思うけど、先のことなんて誰にも分からない。だから考え続けることが面白いってところで、今日のお話はおしまいです。
2026年08月08日
鴫原質店の弟さんです。
「マリアンヌ」と「にわとり君」を鑑賞
久しぶりに100年以上前の金貨を見たので、備忘録も兼ねて記録しておこうと思いました。
フランス「20フラン マリアンヌ・ルースター金貨」というもので、1907年から1914年まで鋳造された古いふる~い実貨幣の金貨です。
表面には、フランス共和国を象徴する女性像「マリアンヌ」が、フランス革命の象徴でもあるフリジア帽をかぶった姿で描かれています。
金貨の造りが素晴らしく、角度を変えてマリアンヌ様をマジマジと鑑賞してしまいました。こういうの見る度に思うけどさ、このお金ってどうやって持ち運びしたんだろう。一般市民も手にした現物のお金(流通貨幣)だけど、こんな小さくて高額なものを、どのように落とさず持ち歩いてたのかしら?
もう片面には「にわとり」君。
「夜明け」「警戒」「国民の目覚め」をイメージさせる雄鶏(ルースター)。農業国フランスを象徴するモチーフとしても親しまれている存在との事。なんか「にわとり」君もマジマジと観察するとかっこいいね!
フランス革命の理念「自由・平等・友愛」
「へ~~」って眺めてしまったのは、金貨のサイド(横の部分)。
フランス共和国の公式な標語「LIBERTÉ・ÉGALITÉ・FRATERNITÉ」。フランス革命の理念を受け継ぎ、現在まで大切にされている言葉のようです。日本語で「自由・平等・友愛」と訳されますが、心に響くいい言葉。この数年を振り返ると色々な事がありましたが、この理念が今後も大切にされ続けていてほしいと感じます。
金貨スペック
- 重量:約6.45g
- 含有金量:約5.81g(残りは銅)
- 品位:21.6金(純度90%)
- 比重:16.93(ま~銅割金貨の水準ですな)
- 直径:約21ミリ

銅が入っている金貨は硬度が高く、実貨幣として使われていた割には綺麗な状態で残っているモノが多いのも特徴だね。摩耗して0.01g減ってるのが面白い(笑)。
当時の貨幣価値の考察
この時代、当時のフランスでは金本位制が敷かれており、これら20フラン金貨(ナポレオン金貨やルースター金貨)が広く流通していたそうです。フランスパン(1kg)が約0.35〜0.40フラン前後、牛乳(1リットル)が約0.10〜0.15フラン前後。当時の一般労働者の日給はだいたい2フランから5フラン程度という情報もネットで見つけました(※この辺は資料によって幅があるため、あくまで参考値ね)。
現代の価値へ単純換算するのは難しいですが、当時の購買力などを基準にすると、数万円から十数万円程度に相当するという見方になるのか? もちろん単純比較はできないので、このあたりはあくまで参考程度に見ていただければと思います。
戦時経済への突入と貨幣の行方
この金貨が鋳造された1907年から1914年、フランス国内もまた激動の時代で、調べると当時のフランス国内でも様々な衝突があったことが分かります。そして1914年8月3日、ドイツがフランスに宣戦布告し、国家の命運をかけた第一次世界大戦へと突入していくことに。戦費調達や金の海外流出を防ぐため、フランスは金本位制を一時停止せざるを得ない状況に進んでいきます。
そして、20フラン金貨などの硬貨が市場から姿を消した結果、都市や一部の自治体が独自の「地域紙幣(まさに紙)」を発行せざるを得なかったという不思議な昔話。もちろん地域独自の紙幣(代用貨幣)は、「民衆の信用のもとに利用され」経済活動は維持されたようでした。それを踏まえると、貨幣発行母体が機能していれば「その信用に基づいて成り立つ存在が貨幣」という一例でもあるのかな。古いお金を見ては過去の歴史を調べる事が多いですが、その時々で状況こそ違えど、まさに「歴史は韻を踏む」という言葉を思い浮べてしまいます。
最後に
【兌換(だかん)】という言葉があります。紙幣や貨幣を、発行体の信用だけに頼らない価値を持つものと交換できる仕組みを指す言葉ですが、その兌換を停止した歴史もこれまで何度か見てきました。結局のところ、流通経路が止まれば「時の貨幣」との交換はすぐにできなくなる仕組みでもあります。ただ、いい隠し場所さえあれば、この金貨のように後世に残すこともできるので、長い年月を経た資産保全という意味では心強い存在なのかもしれない。有事を生き延び、再び平時を迎えた時、あるいは子や孫へ託す資産としてはかなり有効な手段であることは間違いなさそうです。
ただ、こうした歴史を見ていると、貨幣の仕組みや価値も、結局は社会が平穏に機能してこそ成り立つものなのだとも思えてきます。いろいろ考えてしまいましたが、やっぱり一番大切なのは平和なのではなかろうか……。100年以上前の金貨から、思いがけず「自由・平等・友愛」という言葉を考える機会になりました。世界が少しでも平和であり続けることを願いつつ、本日のお話はこの辺で。
2026年07月31日
鴫原質店の弟さんです。
今回は、「物価と賃金と日本銀行のスタンス」に関して、個人的なお勉強と思考の時間で少し硬い内容。最近こういう話が多いけど、興味の赴くままに(笑)。そして質屋ブログと位置づけられてはおりますが、一部は私のメモ帳と化しており、それが質屋と何の関係があるのかは謎です。ま~見てくれてる方がもしいたら、一緒に考えよ~って感じかな。
企業向けサービス価格指数(CSPI)
2026年7月26日、日本銀行のホームページに、企業向けサービス価格指数の6月速報値が掲載されていました。企業向けサービス価格指数(CSPI)は、企業間で取引される“サービス”の価格変動を表す物価指数ということ。消費者物価指数(CPI)や国内企業物価指数(CGPI)と並び、主要な物価指標の1つとされてるみたい。
モノ(原材料や工業製品)は含まれず、多岐にわたる事業用サービスが調査対象とのこと。たとえば「運輸・物流」「情報通信」「広告」「不動産」などが含まれるようです。実は…私は初めて意識してみる指標なので、今後の為のお勉強です(※所詮は素人サラリーマンよ!)。
まず気になったのは、国内企業物価指数(CGPI)との違い。円安や資源高の影響でCGPIが大きく上昇したのに対し、CSPIはそこまで急激には跳ねず、じわじわと追随しているように見える。モノの価格が先に大きく動き、その後にサービス価格が遅れて上がってくる。この流れは、感覚的にも少し理解できるかも。もう一つ興味深かったのは、コアコアCPIとCSPIの動きがかなり似て見え、更には動き方だけでなく、上昇水準も近い印象を受けました。
もちろん、単純に結びつけることはできないけど、どちらもエネルギーや輸入要因の影響を相対的に受けにくく、国内の賃金や人件費、需給の変化を反映しやすい指標だと考えると、似た動きになるのも不思議でない気もしてきます。ここ数年のお勉強の成果なのか、データを眺めるだけで、ふと見て気づいたり考えたりすることが増えたけど、正解かどうかは毎回別問題です。考える事と継続する事が大切だと思いたい(哀)。
もう少しこの「企業向けサービス価格指数」を深掘りしよう。今回は見やすい長期グラフを探して、「Investing.com(こちら)」からお借りします。調べてみると、国際的には SPPI(Services Producer Price Index)という呼び方が使われてるらしい。日本銀行では CSPI という名称ですが、見ている対象はかなり近しいものみたい。日本国内だけが呼び名が違うものが、意外と多い気がするが何故だ?
そして今回いちばん興味を持ったのは、日銀の利上げタイミングとサービス価格の上振れ局面を重ねて見たときの印象。もちろん植田先生たちは、多岐にわたる指標で政策判断をしてるのは理解するも、なんかいい感じで合ってるな(笑)。
金利引き上げのタイミングを重ねてみると、物価上昇圧力が高まり始めた局面で利上げを行い、その後の推移を見守っているようにも見える。もしくは、物価(CSPI)が目標以上に加熱しそうだと判断したから、先行して利上げのブレーキを踏んだ面もあるように感じました。そしてこの上昇が上振れを続けるようならば継続利上げで、このあたりの上昇率を維持したいと考えているのではないか、とも感じます。この動きは、日銀が重視する「賃金と物価の持続性」を考えるうえで、無関係ではないように思えました。
「金利操作」というと「通貨の価値を守るためにやるもの」程度の雑な理解しかなかった数年前。でも現実は、金利を上げることで需要や物価の過熱を抑え、賃金と物価のバランスを見ながら調整していく。そう考えると、サービス価格の上昇が続く局面で利上げが意識されるのも、ある程度は自然に見えてきます。勉強中のおじちゃんの理解が少しずつ進んできたカモ(笑)。
こういう新たな視点でみていると、もしCSPIが2.5~3.0%近辺で安定しているなら、企業が人件費の上昇をある程度継続的に価格へ転嫁できている状態で、賃金と物価の循環が維持されている可能性があるということ。この見方がある程度当たっているなら、今後数か月のCSPIの推移はかなり重要な要素なのかもしれない。特に8月、9月あたりの数字がこの水準感を保つなら、秋以降の政策判断を考えるうえで注目される材料の1つになる可能性はありそうです。数十日後の答え合わせが少し楽しみになってきた。
企業向けサービス価格指数(CSPI)が前年比3%前後の上昇を続けている状況は、単なる輸入コスト高だけでは説明しきれない面もありそう。仮にこれが、人件費や各種コストの上昇を企業間取引の価格へ転嫁した結果だとすれば、インフレの質が『輸入コスト高』から『賃金・人件費主導』へ変化している可能性を感じてます。
ただ、「国内企業物価指数(CGPI)」と「企業向けサービス価格指数(CSPI)」の伸び率の差が示すものは、誰かが【ババ(痛み)】を引いている環境のようにも思える(グラフの赤い線の差)。「企業の利益圧迫」か、「賃金への反映が抑えられている」か「その他」かは分らないけど、いずれ何らかの形で調整されていく可能性があるのかないのか。とはいえ、国内大手だけでみても「運輸・物流」「情報通信」「広告」「不動産」などは、どの業種も3社以上あり、それぞれ競争環境も違えば価格転嫁のしやすさも異なるのが現状で中身はかなり幅広い。
体感的に感じるのは、日常的にお世話になっている運輸・物流は、特に価格転嫁の難しさもありそうで、観察しやすい分野です。ただ、いつまでもという訳にもいかないだろうし、いつかはどうにかして対応するしかないとも想像できる。そこの差が急拡大した背景には、円安の影響も大きいように思います。為替水準が変わればこの傾向が変わるのか、それとも下から上に追いつくのか。個人的には後者がより望ましい結果になるのだと、今のところ理解してます。
日銀が目指すインフレを考察
一般的な話だけど、CPIや賃金統計に注目が集まるのは当然で、そこからの論説は専門家を中心に各種報道でも多いのが現状です。専門家とは少し異なる見方だとしても、今回初めて、企業間の取引実態を表す「企業向けサービス価格指数(CSPI)」を切り口にして考えてみると、また違った景色が見えた気がするな。「原材料価格(CGPI)」と「サービス価格(CSPI)」「消費者物価(コアコアCPI)」との関係、そこに「賃金上昇率やGDPギャップ」を繋げて考えると、植田先生の目指す国内のインフレの「本当の姿のカケラの一部」が、初めて理解できた気分になった(←これがいつも気のせいなのよ!)。今までと少し違う考えにはなってきたけど、インフレ観察の一つの要素として、見続けようと思います。
最後に
こうした価格転嫁の問題は、人口構造とも無関係ではなさそうな気がしてならない。人口分布を確認しても、生産年齢人口(一般的には15歳から64歳の人口 )は減少し続ける事はほぼ確実で、ボリュームゾーンといわれる団塊ジュニア世代(※私たち)が労働を離れる時期(約15年後)に、今現在で見えてる、そして言われている状況は更に加速していく未来も見える。そして、巡り巡って最終消費者である私たち一人ひとりも、サービスに見合った価格を受け入れていく場面が増えてくるのかもしれない。一方で、価格に見合わないサービスと認識されたものが、市場原理の中で減ってくる悲しい未来も。そして全体の需要が減る可能性すらあるのかもしれない。
賃金と物価とサービス価格の全てが上昇してるとすれば‥‥その時の未来で、私はどうやって生活してるのでしょう?(汗)。もちろん、この流れが続くのだとすればという前提ではありますが、長く広い視野で社会の変化を感じ取る必要さえ感じます。それに、インフレに抗う(あらがう)ことなく、味方につけて乗ることが、とても重要なことと思えてしまいます。個々人が自分の意志でやらないといけない事が多そうだ。
尚、経済をネタにした空想好きのおじちゃんによる、素人なりの仮説です。違っていたら笑ってください(笑)。「知る」「考える」「答えを探す」の繰り返しループになってきてますが、私自身、半年後くらいに見返して答え合わせしてみようと思います。そして今日(2026年7月31日)は、毎回楽しみにしてるご講義(金融政策決定会合後の記者会見)の時間。晩酌のつまみは、今後の見通しということで、本日のお話は終わりです。