鴫原質店の弟さんです。
約40年前に発売された当時の最新鋭レンズ!
当店では直接海外へ商品を発送することがありますが、店舗評価に「最新鋭のマクロレンズを使用しており、実物に即した写真を掲載している」というお褒めのコメントを頂いた事があります。それが今でも残ってるのはありがたく、私自身の励みになってたりも。
そして今回は、日常的に愛用しているマクロ撮影用レンズをご紹介します。1987年12月発売のキャノン「EF50mm f2.5」マクロレンズ。約40年前のレンズですが、エクステンションチューブを使用すれば「更に寄れる」ので実用性バッチリ。仕事の相棒として長い時間を共にしてきました。
仕事道具に異変 速攻で未使用品の追加購入
脇道にそれますが、つい先日のこと、仕事で使用しているデジタルカメラに異常を感じます。ほぼ毎日必ず使うものなので、速攻で同じモデル「EOS KISS X10」の未使用品(※2024年販売終了品)をネットで購入しました。
EOS KISSシリーズを使い始めたのは、2013年に発売された「EOS KISS X7」から。その後は後継機の「X8i」と「X9」を2台、この「X10」に関しては3台目。使用目的が物撮り(商品撮影)なので、小さくて軽量なこのシリーズを好んで愛用し続けています。
過去の買い替え理由と自己流の考察
それぞれ買い換えた理由は、「三脚ごと倒して破損」が1回、「新しいのが欲しかった」が1回、「シャッターボタンの寿命」が1回、そして残りは「機能不全」というところだったと思う。今回は以前も体験した部分の故障のように思えました。もちろん素人判断ですが。
時計のスレ傷や宝石のインクルージョンなど、特殊な部分の撮影には、全てマニュアルでピントを合わせます。その際、ピント補正機能を無視するような形でシャッターを押すことも多く、それが故障の一因なのかもしれないな。
信用と安心のアフターサービス
調子が悪い方は、修理して使い続けることにしました。発送用の段ボールが送られてきて、修理期間は約2週間程度のスピード修理と安心のメンテナンス体制は世界のキヤノンだからこそ。
修理内容は「プレミアムメンテナンス ¥39,600(送料込み)」。通常の修理料金に5千円ほど追加することで、故障箇所以外も見てもらえます。なお、一眼レフのメンテナンス受付期間は、販売終了から約7年程度がひとつの目安のようです。「X10」の販売終了は2024年なので、しばらくは安心して使えそうですな。とはいえ、修理代は未使用品購入価格の約半額です。そう考えると、「買えるうちに買っておいた方がいいのか?」と悩ましいところ。「なんで最新のデジタルカメラを買わないの?」と思う方がいるかもしれないですね(笑)。
使い慣れたEFマウントレンズ
最新の機種を購入しない最大の理由は、「EOS KISSが気に入ってる」とは別のところにあります。EFマウントのレンズが揃っているからなんだよね。
カメラ本体とレンズの装着部分の形状を「マウント」といいますが、規格はいくつもあります。キヤノンの新しいミラーレス用レンズはRFマウント。全てを買い替えるとなるとコスパが悪いのよ。それに商品画像撮影用なので、やれる限り私はこの子たちとガンバル!という変な意気込みがあったりして(笑)。
意味不明な自慢 コレが相棒の性能だ!
40年モノのレンズとて、マニュアルでデジタ機能に頼らずとも、こういう画像撮影が十分に可能です。逆にデジタル機器の自動補正を使うと、このような画像の撮影は難しい。
単焦点レンズを使い慣れているのは、質屋あるあるの話でもあり、顕微鏡やルーペと感覚はほぼ一緒です。絞り(F値)とシャッター速度、ISO感度と色調の調整ができれば、最新の機能の必要性は感じません。もしこの子が壊れたら綺麗な品(同じやつね)を買い求めるさ。ただね……全く壊れる気配がないのよ。AF用モーターのような複雑な機構が少ないことも、丈夫さに影響してるのかもしれない。それに、1,200ピクセルの正方形の商品画像、画像サイズは200KB以下という制約の中では、十分すぎる性能だと私は思います。
無頓着なことが幸せなのかも
商品(サービス)の付加価値を高めるため、様々なモノで多機能化が進んできました。ただ、私のような老人は、その機能があったとしても、使うものは少なかったりします。例えば、自動車の運転補助機能(自動運転)や自動駐車システムは、今のところ縁がない。今どきの携帯電話の性能も、10%も活用していない気がする。新しいカメラもレンズも確かに素晴らしいのでしょうが、その性能に興味を持たず、更には活かせそうにない私のような人間には、あまり必要性を感じられません。その違いさえ理解できない哀れな私は、逆に幸せな人間なのかもしれない‥‥とマジで思えます(笑)。
ちょっとした願望
EFマウントのレンズを愛用している人は世界中に沢山いると思うけど、メーカー修理対応が今後順次終了していく可能性があるのは、とても悲しいところ。「EFマウントの新商品が出ればいいな~」とか、「ず~っとメンテしてくれればな~」とか、ついつい願ってしまいます。お気に入りの道具を「なんとかこれからも使わせて下さい!」という、小市民からの切実な願望でしかないのだが…。
当たり前ですが、私の相棒の機能が、新しい機材達に見劣りするのは分かってます。でも長年連れ添った「この子」は、私にとっては「とてもいい品物」であり、取り換えが可能な限り使い続けたい一品なのですよ。新しいとか古いとか言ってもさ~、みんな歳をとっていくだけの話で、人間も道具も同じことさ。歳をとって新しい子(※人も道具も)の邪魔にさえならなければ、やれる限り「この子達」と一緒に頑張るつもりで、多分‥‥まだやれてる!‥‥と今は思ってる(※思い込みが危険!と理解もしてる)。それでもね、「なんか愛着あるんだよね~」という言葉を残し、「意味不明な道具へのこだわり」のお話を終えとうございます。「これでいいや」と思える、そういう「モノ」ってありません?


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