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ゴールド価格はどこへ向かうのか|インフレ・金利・通貨不安の市場整理

鴫原質店の弟さんです。

前回の考察ではアメリカ中央銀行のバランスシートの話から、ディベースメント取引でゴールド価格の話に流れたので、久しぶりにゴールド価格だけを考察してみます。質屋丁稚の意味不明な考察であり、推測や思考はしてますが、何かを推奨するものではありません。今回は少し踏み込んだ内容もあるため、【市場の見方】【個人的考察】を明記し、ファクトと推測が混在しないよう気を付けながら話を書き進めます。ただし、いつもの通り、結局は妄想劇場でしかありませんので、信憑性は限りなくゼロに近い物語であることをガッチリと書かせて頂きます。

【過去のゴールド上昇局面でのチャート形状と今】

昨年12月の考察で、1980年と2011年のゴールドの値動きを鑑賞し「ここも今までとは何かが違うのかな?」という事を書いてたらしい・・・。1980年と2011年と今のゴールドチャート1980年と2011年とそして「今」。世界の状況は全く違えど、不思議に似ているこの形状の理由が不思議だ。過去の2つの場面との比較をすると、ここから一度、少し上昇する流れになってたけど、今回はどうなるのかしら?。先の事なんて、分からないし読めるはずも無いけど、ゴールドに関する情報の整理だけでもしてみよう。しかしさ~、チャートの形状(価格の値動き)がホント似てません?(チャートは全てトレーディングビューから)。少し先が見える万華鏡や望遠鏡なんかあればいいのにね。

【メディアやレポートから取れた情報の整理】

公表データ・市場レポート・各種報道をもとに整理したものです。
一部には市場関係者の見方や考察も含まれます。(※詳細書くと長すぎるので説明省きます)

【市場の見方】中央銀行のゴールド買い

金価格先物の価格形成の中心、そしてゴールド保管庫として、米国とイギリスが主流の現在において、香港に市場・保管機能を強化する動きが見られ、その背景には、ドル基軸への依存度を下げる狙いがあるとの見方らしい。有事の際の外貨準備凍結などを受け、一部の国では外貨準備の在り方を見直す動きも見られる。
<広く噂されている推測の議論>

【市場の見方】国のゴールド保有規制

6月後半(22日~24日)、とある国でペーパーゴールドの証拠金率が引き上げられたとの報道あり。その結果として一般投資家のポジション縮小に繋がる可能性もあるようです。ゴールドへの資金集中が経済活動に影響を与える可能性を指摘する見方もある。余ったお金をすべてゴールドの購入に回してたら・・・そりゃね(←ここは個人の感想)。この動きは短期的な下落圧力につながる可能性もありそう。(←個人的な推測)
<一部では保有規制のようにも受け止められている現象>

【市場の見方】デジタル通貨「unit」構想

ゴールドに裏付けられた新たな貿易通貨構想。民間研究機関発案の話で、実現性は現時点では不透明。今後の展開次第では長期的なゴールドの役割に変化の可能性もあり得る(推測)。
<長期的にゴールドの重要性が増す情報>

【市場の見方】ゴールド産出企業の原価率

2024年〜2025年にかけての主要鉱山の平均AISC(全維持コスト)は大体1,500ドル位だったけど、最近は約1,800ドル位まで上昇している大手企業も珍しくなくなってるようです。金価格上昇により採算改善への期待も関連企業の株価上昇要因の一つだった可能性。要するに儲かった結果(←コレ重要)が株価に反映されたという事か。ゴールドの適正価格とは一体どこなんだろう?(←私の疑問)。
<ゴールドの今後の値動きの考察の一要因>

【市場の見方】マネー供給体制の変化

米国のインフレ再燃による利上げ憶測。実質金利の上昇は、利息を生まないゴールドの保有魅力を相対的に低下させる要因とされる。逆に言えば、利下げ局面ではドル安とゴールド高が起きるのが教科書的な話ですが、景気後退時はまた別な話です(※説明省きます)。加えて、日本銀行の利上げが世界の資金供給にどの程度影響するのかは、現時点では判断が難しく、今後の動向を見守りたいところ。
<ゴールドの値動きに大きく影響>

【事実・データ】通貨防衛

自国通貨と制度を守る為、外貨準備として保有するゴールドの換金売り。自国通貨防衛を目的に、一部の国では金輸入や国内取引に対する規制・調整。
<ゴールドの短期的な値動きに大きく影響>

【個人的考察】ペトロダラーシステムが活きてる証

中東のドルペッグ制度を取る通貨諸国が、自国通貨維持の為に大量のドルを必要としてる現状があるなか、「自国の財政赤字の補填」として外貨準備のゴールドを売った可能性。そしてこのシステム依存の問題も水面では議論されてそう。
<ゴールドの短期的な値動きに大きく影響>

【個人的考察】行き過ぎた投機

マーケットが色々動く中で、リスク資産の下落のタイミングでゴールドも下落傾向あり。「買えば儲かる可能性がある」ところに資金が集まる傾向の中、「将来の利益」を目的に保有してる部分が徐々に売られてる可能性。通貨価値の希薄化(Debasement)を見越して金を買う投資テーマ、ディベースメント取引(Debasement trade)の名残・・・。
<短期的な市場の動きの考察>

【歴史的に高値にある点は要注意(かなり私的な意見)】

過去に「金価格 / M2比率」のような指標で長期的な動きを観察したことがあります。その延長で考えると、一定の水準(仮に3,700ドル付近)を一つのシナリオ分岐点として見てたりもします。ゴールド価格をM2で割ったチャート【今回、書き方にすごく注意してます】が、妄想劇場の「推測レベルの見方」であり、専門的な思考は一切ありません。ただし一部では、金価格とマネーサプライ(M2)との関係性に着目した分析もあり、長期チャート上で一定の相関が議論されることもあります。その延長で考えると、もし仮にその相関が強いという前提に立てば、3,000ドル付近が一つの“意識され得る水準”になる可能性もある、というのが数年前に考えていた見方です(あくまで仮説)。1オンス3,000ドルになったら円建てゴールド価格はいくらになるか?(※過去のブログ)の着目点は実はここだったりする。遥か昔に突破してるのは、所詮は空想劇場の所以です(笑)。ただ、「もしかして(仮定)」過去と同じルートを辿ると、1オンスいくらになると思います?

【半年間の値動きの分析】

ここまで書いてしまったので、3月2日からのゴールドの値動きに、見よう見まねでフィボナッチチャネルで線を広げてみる。(あってるのかコレ?)ゴールド価格の半年間の値動きにフィボナッチを当てたチャートざっくりと当てているので精度は粗いですが、売買タイミングの目安と重なってるようにも見える。市場心理により形成されるものであり、根拠などない一つの目安ではあるが、なんというか・・・チャネルの上辺までは確かに・・・これって過去もこうだったのだろうか。私にはゴールド投資の知識が無いけれど、このトレンドを変える「何か」があれば、価格は一気に上がる可能性もある。とはいえ「何か」を考えるも、「札束」以外の空想が浮かんでこないな。結局のところ強い力って・・・ゴールドだけにやっぱり金(カネ)なのかもしれない(汗)。あ~欲望の資本主義!ってね。

【ゴールド価格に影響する事象の整理】

ゴールド価格はこんな事に影響されるらしい。ここは全て【個人的考察】の部類です。

  • 戦争【終わりは来るのだろうか?】
  • 政情不安【一部の地域で継続中】
  • 原油高【影響は未知数?】
  • インフレ【圧力はまだ残ってる】
  • 金融危機【AI・半導体・メモリー市場の動向次第ですかね?(私の空想)】
  • 通貨不安【一部の国や地域で通貨が不安定(※円はどうなるの?)】

今のところ、明確に大きく下押しする材料は限定的に見える。とはいえ、明確に大きく上昇する材料もまた限定的に見える。結果・・・札束の殴り合いの力が価格決定要因の一部として強そうに思われる。つまり!先の事なんて分からない(汗)。

【混在する情報と分析の中で】

感想として、ゴールドの価格形成は状況が複雑すぎる。中央銀行観察は趣味と敬意を抱き、関心をもっていくらでも没頭できるけど、さすがにこれは・・・つらかった。断片だけを見ると「上がりそう」とか「下がりそう」と感じる部分(※個人的見解)もあるけど、何処かを切り取って、固定概念を持つことが危険な状況なのではなかろうか。ただ、価格云々の話では無く保有する事に意義があるとも感じており、多くの先進国が「債務」という言葉で簡単に括られる問題を抱える中で、クローゼットの引き出しに僅かばかり(※指輪1個とか)のゴールドでも置いておくのは、何かの保険として悪い事ではないようにも思えてきますね。さて・・・これからどうなるのでしょう?それさえわかれば、働かなくても楽~に生きられるのにね(汗)。そして立場的には上昇してくれればありがたい(仕事上ね)ので、「あがれ~~~っ」て祈ってたりもして(笑)。でも円建て金価格が円安で上昇するのは、とてもいや~な気分になりそうだ。先の事なんて分からない・・・だからこそデータや情報を見て、色々考え続ける必要があると思っております。

結論はいつも通り、未来は不明。そして長い!。
以上、空想劇場でした。

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