質屋のスタッフブログ
2020年06月12日
鴫原質店の弟さんです。
今日は社長夫人がハマっているプランターのお話。
最近、外から怪しい虫を見つけては、意味も分からず喜んでいる姿を見ていたので教えてもらいました。
【注意!この下から虫の拡大画像がでます!】
苦手な人は見ない方がいいかも‥‥。
どこにいるのかは知りませんが、この店の回りにもこんな虫が沢山いるそうです。
この虫を見つけては、プランターに放して意気込んでおりました。話を詳しく聞くと、これはテントウムシの幼虫でミナテントウという生物らしい。
プランターの一部には、この幼虫がふ化した残骸が沢山あります。
色が変化して脱皮して、そしてテントウムシの姿へと変化していくらしい。
そして誰もが見たことのあるテントウムシがプランターに何匹もおります。
きっと沢山のテントウムシがここで成虫になってきたのでしょう。何故テントウムシ?と思いますよね。私も思いました。
葉っぱをよく見ると点のように小さな生き物がこれまた沢山います。
小学校の理科で勉強したはずの、アブラムシという生物らしい(一応記憶にあります)。実はこのテントウムシがアブラムシを好んで捕食するらしく、幼虫の時は1日に20匹、成虫になると100匹ものアブラムシを食べてしまうそうです。
少し見物していると面白いものを見ることができました。
テントウムシがゆっくりと動いていたところで、目の前のアブラムシを捕まえました。小さいのでよく見えませんでしたが、狩りをするという感じではなく、その場にいた虫に噛みついた感じだと思います。そしてまた、アブラムシがどのような生態なのか知りませんが逃げる気配は全くなく、それどころか仲間が食べられている横をすたすた通り過ぎます。この虫に何かしらの意識があるのかとても興味深いですね。しかし、とんでもない数のアブラムシが画像の中でも確認できます。一体どんな生体なんだろう?。
このお食事中のテントウムシさんをルーペで見物です。
10分くらいでアブラムシの半分くらいを食べております。とてつもなく食事の遅い生物のようです。100匹も食べるという事は、きっと一日中食事をしているのでしょうか‥‥‥‥。そんなに体に入るとは思えないのだが実際はどうなんでしょうか。誰か知っていたら教えて下さい。
アブラムシの増加速度は知りませんが、植物にとって害虫であるこの生物を捕食してくれるテントウムシさんって、とっても偉いですね。そりゃ農園の持ち主は大喜びのはずです。まさに畑の守護神になっていますから。でもアブラムシってどこから生まれてくるのでしょう?これまた知っている人がおりましたらご教授下さい。
テントウムシは夜になると光に集まる習性があるようで、店の窓ガラスに引っ付いていることがあります。
昨日(6月11日)の閉店時、社長夫人の命により社長自らがテントウムシを捕獲しプランターへ運んでおりました。少しだけ笑ってしまいます。
少し目をそらすと知らない事はとっても沢山あり、新しい事を知ると少しだけ楽しくなりますよね。きっと皆さまの回りでも、このアブラムシとテントウムシの戦いがあるはずです。見ようとしなければ絶対に見ることはできないだけかもしれません。
こんなことをしているくらいなら仕事しろ!とか言われそうですが、ちょっと紹介したくなり書いてみました。作業ばかりが仕事ではありませんし、もしかしたらこのアブラムシの知識でお客様と話が盛り上がるかもしれませんしね。今日もとてもよいお天気で熱くなりそうですが、ぼちぼちとお仕事を頑張ります。
2020年06月10日
鴫原質店の弟さんです。
6月7日日曜日は国営みちのく杜の湖畔公園にいってきました。


コロナウィルスの影響で休日は閉園しておりましたが、通常営業に戻ったことを知り来園した次第です。人ごみを避け、できるだけ人との距離をとり、元気いっぱい遊びたいと思ってワクワクしながらお出かけです。
到着したのはお昼すぎ。そして見た光景が!

この長い列は入場券を買う人の列です。これは多分「蜜」かもしれません!
グループで並ばず代表者のみ並んで下さいと警備員の方が拡声器で呼びかけております。そして所々にこんな張り紙が!

2メーターか……、そんなに開けたら公園の敷地外に必ずでてしまいます。
入場口ではビビりましたが、ここはダムのほとりにある広大な敷地の公園です。

中に入ってしまえば人との距離が近い事は殆どありません。とても天気が良く清々しいいい休日を満喫しました。
子供の遊具の回りでは、警備員の方々が拡声器で大きな声で注意を促しておりました。

「集まらないで下さい」「密集しないで下さい」「寝転がらないで下さい」などなど。もちろん相手は子供達ですので、いう事を聞く子は皆無です。保護者の方々で不満を感じる方もいるかもしれないとは思いますが、私は自分の子に「密集するな!」と伝えていたのでありがたい限りです。運営側でもしっかりとコロナ対策を様々なところで行っている結果ですし、この暑い中で、大変ご苦労様ですとお礼を言いたい気分でした。ゴーカートやボールなどの遊具の貸出などでも、目の前で徹底して消毒液をかけており運営側の努力をひしひしと感じます。
時は流れてその結果、閉演の17時まで遊びましたが、一番小さな子供が「帰りたくない」と泣きわめきます。しばらくぶりの遠出で楽しかったのでしょう。親としてはとても満足感がありました。
この公園では毎年この時期はポピーが咲いております。


2年前、病気で手術をした後に外に出歩くことを拒むようになってきた母を励ましながら連れて来た事を覚えています。ポピー畑の傍にある椅子とテーブルでクレープを食べました。この花畑を見るとそのことを思い出します。昨年のこの頃のブログで、同じことを書いていたのも覚えています。
昔の事ばかりを思い出す年になり、それでも時間はただ流れていき、子供達の成長だけが自分の老いを感じさせるような感覚になってきました。子供が私を離れていくのは数年後でしょうが、私もしっかりと親という人生を楽しみたいと思うこの頃です。
2020年06月06日
鴫原質店の弟さんです。
6月4日と5日は仙台で開催されたリサイクル系のブランド市場に参加してきました。


商品相場が瞬く間に下落した3月以降、当店でも商品の原価割れ販売や原価販売などで対応してきましたが、市場のセリ値をみていると、平穏時の相場に一気に戻りつつあるものも多いようで安心しました。
国内需要のある商品は非常に高値で取引され、むしろ前よりも高い気がしました。逆に海外需要に引っ張られて高値を維持していた商品は、以前の相場の数割減という感じです。アメリカで人気がある商品や中国で人気がある商品など、ある特定の品物が日本人の相場感とは逸脱した値段で取引されておりましたが、バイヤーの往来でできない現状ではそれらの商品相場が以前のそれと比べると見る影もありません。
海外の値段に引っ張られて相場が上昇したロレックスは、いつの間にか海外相場が国内相場に定着し、その値段でも国内で売買されているので極端な暴落にはならなかったように思います。ただ、社会状況により為替が大きく変動する可能性もあるので、今後も為替による相場変動を注意して見ていく必要があります。
東南アジア系商品として活躍していた、日本でいうところのBランク以下の商品の相場は壊滅的に悪くなっております。「使い古し(ボロボロ)」のような品物でも、中古ブランド業界では商品としてしっかりと活躍しておりましたが、その需要が止まると品物が商品でなくなります。お金に換えることができない品物は商売上取り扱う事はできないのです。それ故、千円でも買い手がつかないバッグなども多くなっております。
質屋業において、相場はとても重要なものであり、相場が高ければ高いほど、そして、それが安定していてくれることがありがたい事です。でも考えてみれば、私はこの業界にはいって16年程度の若造ではありますが、相場が安定していたことなどなかったかもしれません。ほぼすべての商品相場がずっと上昇し続けたように思います。商品として成り立たず相場自体が消えたものは多くありますが、相場が下がったものといえばプラチナくらいでしょうか。今後も相場の変動は常にあるはずなので、敏感に感じていきたいですね。
そもそも通勤などもない私が人ごみに出たのは2カ月ぶりです。あまりにもソーシャルディスタンスに慣れてしまいました。半年ぶりに電車に乗ったのですが、あの密集した空間に耐え切れず1駅で降りて目的地まで歩くことを選択しました。また人が密集したセリ場の熱気と緊張感によりとても疲弊しました。昨日は2回、今日は既に3回も体温計を使っており、やはり何かしら思うところがあるのかもしれません。毎日の検温をしっかり行い体調管理を徹底して行いたいと思います。
以上