鴫原質店の弟さんです。
今日は社長夫人がハマっているプランターのお話。
最近、外から怪しい虫を見つけては、意味も分からず喜んでいる姿を見ていたので教えてもらいました。
【注意!この下から虫の拡大画像がでます!】
苦手な人は見ない方がいいかも‥‥。
どこにいるのかは知りませんが、この店の回りにもこんな虫が沢山いるそうです。この虫を見つけては、プランターに放して意気込んでおりました。話を詳しく聞くと、これはテントウムシの幼虫でミナテントウという生物らしい。
プランターの一部には、この幼虫がふ化した残骸が沢山あります。色が変化して脱皮して、そしてテントウムシの姿へと変化していくらしい。
そして誰もが見たことのあるテントウムシがプランターに何匹もおります。きっと沢山のテントウムシがここで成虫になってきたのでしょう。何故テントウムシ?と思いますよね。私も思いました。
葉っぱをよく見ると点のように小さな生き物がこれまた沢山います。小学校の理科で勉強したはずの、アブラムシという生物らしい(一応記憶にあります)。実はこのテントウムシがアブラムシを好んで捕食するらしく、幼虫の時は1日に20匹、成虫になると100匹ものアブラムシを食べてしまうそうです。
少し見物していると面白いものを見ることができました。テントウムシがゆっくりと動いていたところで、目の前のアブラムシを捕まえました。小さいのでよく見えませんでしたが、狩りをするという感じではなく、その場にいた虫に噛みついた感じだと思います。そしてまた、アブラムシがどのような生態なのか知りませんが逃げる気配は全くなく、それどころか仲間が食べられている横をすたすた通り過ぎます。この虫に何かしらの意識があるのかとても興味深いですね。しかし、とんでもない数のアブラムシが画像の中でも確認できます。一体どんな生体なんだろう?。
このお食事中のテントウムシさんをルーペで見物です。10分くらいでアブラムシの半分くらいを食べております。とてつもなく食事の遅い生物のようです。100匹も食べるという事は、きっと一日中食事をしているのでしょうか‥‥‥‥。そんなに体に入るとは思えないのだが実際はどうなんでしょうか。誰か知っていたら教えて下さい。
アブラムシの増加速度は知りませんが、植物にとって害虫であるこの生物を捕食してくれるテントウムシさんって、とっても偉いですね。そりゃ農園の持ち主は大喜びのはずです。まさに畑の守護神になっていますから。でもアブラムシってどこから生まれてくるのでしょう?これまた知っている人がおりましたらご教授下さい。
テントウムシは夜になると光に集まる習性があるようで、店の窓ガラスに引っ付いていることがあります。昨日(6月11日)の閉店時、社長夫人の命により社長自らがテントウムシを捕獲しプランターへ運んでおりました。少しだけ笑ってしまいます。
少し目をそらすと知らない事はとっても沢山あり、新しい事を知ると少しだけ楽しくなりますよね。きっと皆さまの回りでも、このアブラムシとテントウムシの戦いがあるはずです。見ようとしなければ絶対に見ることはできないだけかもしれません。
こんなことをしているくらいなら仕事しろ!とか言われそうですが、ちょっと紹介したくなり書いてみました。作業ばかりが仕事ではありませんし、もしかしたらこのアブラムシの知識でお客様と話が盛り上がるかもしれませんしね。今日もとてもよいお天気で熱くなりそうですが、ぼちぼちとお仕事を頑張ります。