質屋のスタッフブログ
2019年10月10日
鴫原質店の弟さんです。
前回の続きで第3回目。
(10月初旬に買取した珍しそうなものシリーズ)
本日のお品物はこちら


1972年に北海道で開催された冬季札幌オリンピックの記念コインです。
品位はK24で重さは60.3g。持つとズシっと感じる重さです。
表と裏のデザインはこんな感じ。




そしてケースに書いてある文字と最後のお名前に注目。


芸術家の岡本太郎さんのお名前が印字されております。「芸術は爆発だ!」などの数々の名言がありますが、この躍動感あるデザインはまさに芸術でね。でもこれをお金を出して買ってくるお客様を探すのはとても大変そうです。
現在、歴史的に見ても金が今までにない高値で取引されていおり、当店のこの品物の買取価格は約32万円!もし仮に5千円ほどの利益を出すために販売しようと思うと、カード手数料やインターネット販売手数料などを含めた値段設定は約35万円。貴重なものだと思うのでもちろん買ってくれる方がいるかもしれません。
ただ問題なのは24金なので相場の影響を直撃します。例えば今日(10月10日)、金価格が29円上昇しているのでこの在庫の金銭価値が1,750円上がりました!10月1日から今日までの10日間で24金の値段は110円上昇しております。つまり10日間持っていただけで6,600円も既に金銭価値があがってしまいました。持っているだけで儲かるなんてすごい事です。書いてて嬉しくなってしまいます。
もしかしたらもっと上がるかも。でもその逆もまたしかり!
明日の価値、1週間後の価値、一カ月後の価値は想像できません。5千円の利益を出すためにとか上で書いていますが、この素材の本質を考えると5千円程度の粗利設定では到底在庫として持てるお品物ではありませね。
以上でございます。
金 プラチナ の買取は仙台の鴫原質店まで!
もちろんお見積は無料です。
2019年10月09日
鴫原質店の弟さんです。
先日の休日日記でございます。
仙台海の杜水族館にしばらくぶりで行ってきました。


この水族館の入場料は大人¥2,200ですが、年間パスポートが¥4,400という非常にお得な設定となっております。2015年のオープンから2年間はずっとこの年パスを購入し週末にかなりの頻度で行っておりましたが、年パスの有効期限が切れてからは一度も入館してません。年間パスポートを新しく購入したので1年間お世話になります。
見どころは沢山ありますが、イルカのショーがお勧め。

目の前でダイナミックに飛び回る大きなイルカさん達にはとても驚かされます。
新しく「リスのくに」というコーナーが新設されておりました。

手の届く目の前で可愛いリスを見る事ができとても癒されます。稀に人の肩などに登ってくることがあると係員が言っておりました。
こちらも新設?コーナーで2階の入り口広場で「真珠のアクセサリー」が販売されていました。

自分で貝から真珠を取り出しそれを持ち帰れるという斬新で素敵なサービスをしており(¥1,000)とても驚きです。ただ宝石で使われるような真ん丸の真珠が入っている可能性は少なそうですね。
しばらくぶりに訪問した水族館ですが数年前と同じ光景も見る事ができ心が癒されました。
この水族館の多くの生き物たちはいまはなき松島水族館から移住してきたものが多く、パンダイルカ(色分けイルカ)さんもその一員です。その松島水族館でのお話ですが、パンダイルカコーナーにいつも見かける男性がおりました。白黒いボールやイルカのぬいぐるみなど、持参したと思われるアイテムを水槽の中のイルカの目の前で動かしイルカとコミュニケーションをとっていたようです。もう何年前の事かは分かりませんが、松島水族館の年間パスポートを定期購入していた時期なので恐らく7・8年前だと思います。ただいつも必ずイルカコーナーにいたのでしっかりと覚えております。本当にいつも必ず見かけ、私の子供達はイルカおじさんとあだ名までつけています。
なんと!その方が海の杜水族館のイルカコーナーにいました!数年前と全く変わらず、色々なアイテムをもってイルカを愛でるように眺めております。きっと本当に大好きなでしょうね。没頭できることがあることが本当に羨ましい。
どうでもよい話ですが私は蟹が大好きです。


なぜなのでしょう。見てて飽きませんから。
以上
2019年10月08日
鴫原です。
偶に家族で那須に行くことがあるのですが、車で那須を走っていると「雨の日でもOK!宝石さがし」のような看板を見かけます。
それを見る度に子供たちは「行きたい」と連呼するのですが、「天気の良い時に室内で遊ぶのはもったいないさ。雨が降っている時にこようね」といつもスルーしていました。
そして先日、久しぶりに那須に行ってきました。
生憎の雨でしたが子供たちにとっては恵みの雨、宝石さがしのチャンスです。
トレジャーストーンパーク
栃木県那須郡那須町高久丙123


ここには地下鉱山とクリスタルリバーの2種類があります。
・地下鉱山
3名で1,800円
地下鉱山に入っていくと自分達専用のエリアを与えられ、制限時間内で採掘し放題。5名まで同じエリアに入れるが採掘できるのは3名まで。
・クリスタルリバー
1名につき800円
人口の川に砂が敷き詰められその中に宝石が混ざっている。専門的な言葉でいうと漂砂鉱床。スコップで砂をすくって宝石を探す。こちらも制限時間内で採掘し放題。
地下鉱山にトライしようと受付に行くと180分待ち(!)なので待っている間にクリスタルリバーを挑戦してみては?と上手な営業にのせられどちらも試してみることにしました。
先ずはクリスタルリバーに挑戦です。


結構本格的な施設で驚きです。
制限時間は20分。子供はもちろんのこと大人も一心不乱に宝石を探します。


熱中しすぎて川に転落する人も(笑)
これだけの人が採掘をしているのであっという間になくなるのでは?と思ったのですがスタッフの方が定期的に宝石をばら撒き砂を均していきます。
熱中しているとあっという間に終了の呼び出しです。


ふるいにかけて砂を落とし、4人でこのくらい採れました。


興奮さめやらない子供たちは地下鉱山の順番待ちの間、外でひたすら何もない砂を掘っています。(笑)
そして地下鉱山の順番がきました。


ここから鉱山へと潜っていきます。


開始の合図と共に採掘開始です。
皆熱中しすぎて砂が中を飛び交います。
制限時間は12分ですがクリスタルリバーと比べると粒が大きく見つけやすいみたいです。おそらく与えられたエリアの宝石は全て採掘できたのかな?
受付でもらえるパンフレットには地下鉱山、クリスタルリバーで採掘可能な石が載っており、合成石だけではなくカルセドニー(メノウ)やクォーツ(水晶)等の天然石も混ざっています。


子供たちはこのパンフレットと自分の採った石と見比べると直ぐに宝石名を憶えてしまいます。
こういったことをきっかけに宝石に興味を持つ子供が増えてほしいですね。
道端に落ちている変わった石を拾っては『宝石拾った!』と大切に保管しているウチの子たちにとっては夢のような時間だったようです。