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業務紹介「分解しないダイヤモンドリング」

こんにちは。

鴫原質店の弟さんです。

 

前回の業務紹介で品質の良いダイヤモンドを分解するお話がありました。

今日はその逆に、形状をそのままで販売または売却するもののお話です。

 

例えばこれ。

デザイン的に現在でも通用するお洒落な(主観です?)リング。

そのダイヤモンドドの中身がこれ。

SI1~SI2位でしょうか。ただカットはGoodが取れませんね。このようなものはこのまま販売されることが多いです。

ダイヤモンドとプラチナとして分けるのではなく製品として扱います。

※宝石はこの形にすることに非常に経費がかかりますから。

 

もう一つがこれ。

縦爪の古いデザインのダイヤモンドリングでインクルージョンが沢山あります。

このくらいのグレードですと、正直言ってソーティングを取らなくてもクラリティーはIクラスで決まりです。

 

話の趣旨がまとまりませんね(^_^:)文章は難しい。

分解する(ソーティングを取る)と分解しない違いは?

 

分解するものはダイヤモンドグレードがいいもの(クラリティー,カット,カラー)と判断できるものという感じでしょうか。爪がある状態でVVS1やVVS2などのグレードを100%判断することは難しい事はお伝えした通りです。ダイヤモンドを適正価格で取引する為に、費用をかけてグレーディングを正確に鑑定機関で行うのがソーティングということです。

 

本来ダイヤモンドトレードを専門にしているプロの方々は、石を見て値段を決めます。

そもそもグレーディングというものが最初からあるわけではありません。

プロの方がダイヤモンドを見て値段をつけて仕入れを行い、その国々に持ち帰り鑑定機関でグレーディングを行うだけです。グレーディングそのものはあくまでもそれを見ればどんなダイヤモンドか誰もが判断できる指標ということです。

なので、見て分かるグレードに関しては費用をかけてソーティングを取ることは当店ではしておりません。

ダイヤモンドを専門に扱う本当のプロは見れば分かるので。

【補足】
これは小さめのカラット限定のお話ですので重いダイヤモンドはこの限りではありません。

 

鑑定書が無くても、しっかり見て値段をおつけします。
ダイヤモンドや宝石の買取・販売は仙台の鴫原質店へ。
お見積も無料なので気軽にご利用下さい。
適正価格にて取り扱いさせて頂いております。

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