2019年07月06日
鴫原質店の弟さんです。
引き出しの奥の方から全く使わない道具が出てきたので一応アップ。
これです・・・・・・・・・。

題名でも分かるように時計のベルトのピンを外す道具です。
昨年12月にこのピン抜きシリーズを書いたのでご興味があれば下記も読んで下さい。
質屋の道具「時計のピン抜き その1」
質屋の道具「時計のピン抜き その2」
質屋の道具「時計のピン抜き その3」
簡単にいうと「その1」で紹介した道具の少し強いバージョンでしょうか。
ステンレスの金属で補強されています。
ですが同類の道具で私は全く使用しておりません。
感想などは前回と同様です。
どうせ使わないからこの機会に机の道具箱から出すことを決めました。
以上
どこが質屋の道具だ!とまた言われそうですね。
本日も鴫原質店のスタッフブログをご覧いただきありがとうございました。
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2019年07月01日
鴫原質店の弟さんです。
本日は質屋で使うアイテム紹介。
紹介する道具はこちら。
「BERGEON(ペルジョン)」社の磁気抜き器 3321です。
こちらは磁気を帯びたピンセットやネジなどの磁気を抜き取れる道具です。

私は時計をいじる為のピンセットやドライバーなどに対して使用しますが、磁気化しにくいものを使っているので、この道具の使用頻度はあまり高くありません。そしてこの機械、使い方を変えると磁気化させることができるとても恐ろしい道具です。
この機械はボタンを押すと機械の筒状の部分に強い磁気を発生させることができます。
磁気を抜きたいものを最初に筒の中心にいれ(置いてはダメです)その後ボタンを押して磁気を発生させ、瞬間的にそのものを筒状の部分からから引き出す!すると、帯磁した磁力を機械の中(?)においてくることができるという感じでしょうか。ボタンを放すのは磁気を抜きたいものを機械から放した後です。
逆に機械の筒状の中に、例えばクリップなどを入れて磁気を発生させ、そのままボタンを放すと磁気化したクリップが出来上がります。
難しい表現なので書き直すと、発生させた強い磁気の中に帯磁した磁力をくっつける(?)、置いてくる(?)という感じ(^-^:)
(むずかし~な。)
逆に磁力の中に放り込んで放置されたものは磁気を帯びるという事。
磁力の強いものには巻かれろ!という特徴を利用したものですね。
ボタンを放すタイミング、そして磁力を抜きたいものを瞬間的に機械が発生させている磁気から遠ざける事がこの道具を使えるかどうかのポイントとなります。使い方や仕組みを理解しないで使うと全く逆効果になってしまうので注意が必要ですね。今日の日本語はとても難しかった。
(伝わっていないような気がしますが・・・)
以上
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2019年06月28日
鴫原質店の弟さんです。
質屋で使うアイテム紹介の「試金石と硝酸」ついて今回はプラチナについて書きます。
その1で硝酸に溶けるものと溶けないものについて軽く触れましたが、プラチナは溶けない金属です。金を試金石に擦りつけた時にその色で純度が想像できる旨の内容をその2で書きましたが、プラチナの場合はどうでしょう?
結果から言うと痕跡から純度は全く分かりません!そのことを実際にやってみたいと思います。
嬉しい事に昨日たまたま「純Pt」のネックレスを店頭で買い取りました。

プラチナは柔らかい金属の為、純Ptのアクセサリーはさほど見かけません。すぐに溶かしてしまう予定なので、これがあるうちにサクッと本日記事化します。
対比するのはPt850の指輪にしました。純度の違いが殆ど変化しない理由を後で解説します。

Pt999とPt850を試金石に擦りつけた痕跡はこんな感じです。前回は適当に擦りつけて少し失敗したので軽くこする感じで7本の線を引きました。

そこに硝酸をかけます。

ぬれて薄く見えますが実は形は変わっておりません。
(薄くなったジャンとか言われそうな気が・・・・・・)
さっきは軽く擦りましたが、次はすぐそばにPt850で何度もガジガジと擦りつけてみます。それが硝酸に浸かっていくところを4枚の画像で撮ってみました。
このように硝酸に浸かると色は若干変わりますが、金の時と違うのはその痕跡の形が変わらないことです。
なんか左上と右下で形が違うことに気が付きましたので一応解説します。この最後に擦りつけた部分を別角度でみるとこのように見えます。

これは試金石の上にのっていたプラチナの粉です。更に光を反射させて硝酸の上部をみた画像がこちら。
硝酸の上にぷかぷかと浮いています。硝酸の浮力で試金石から離れたプラチナがあるので形が変化したように見えるという訳ですね。プラチナは硝酸には溶けないのです。強く擦りつけた時はこのような症状がみられるのもプラチナの一つの現象かもしれませんね。
あくまでも一般的な話になりますが、ジュエリーに使われているプラチナはパラジウムとの合金です。Pt900とPt850は90%が又は85%がプラチナということを意味し、そしてその残りの金属はパラジウムが使われることが多いです(※シルバーもありますが)。プラチナは強い耐酸性をもち硝酸には溶けません。その為、試金石に擦りつけただけでは純度が分からないということです。
その特徴を伝える為にやってみましたが、私はプラチナに対して硝酸と試金石を使うことは殆どありません。プラチナには独特の色があるのであまり悩むことが少ない為です。同じ銀色といってもシルバーやホワイトゴールドとは異なり黒っぽい銀色がその特徴であり、同じような銀色はあまり見かけません。
その他の特徴もあります。こんなことをいうと意味不明な表現に聞こえそうですが、独特の柔らかさからくる傷のつき方なども他の銀色金属とは異なり、目で見て分かる判断材料になります。
今回はこの辺りで終わります。
また何か話のネタになりそうなものがありましたら取り上げたいと思います。
以上
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