質屋のスタッフブログ
2020年11月12日
鴫原質店の弟さんです。
私は週に何日かですが、日の出から近場の公園を意味もなく徘徊する習慣があります。今朝は家を出るときに「寒っ!」と感じ、一度戻って服を変更してお出かけしてきました。
徘徊といってもその時の気分でやる事が変わり、必死にランニングをしていることもあれば、歩いているだけだったり、ベンチに座って携帯いじってたりと気分によって変わります。 静かな街並みと太陽の暖かさを好んでいるのだと自分では思います。
そして今日は冒頭にも書いた通りとても気温が低い朝でした。近くの駐車場の車の窓ガラスが完全に凍っているのに驚きです。まだ11月なんですけど…‥‥。仙台では冬場でもあまりこのようにはならないのですが、暖冬の傾向は今年で終わりなのかしら?
いつもは30人程度はいる公園も、今日は人が少なくて得した気分。日の出を見ながら550メートルの外周をグルグルと一心不乱に回ります。
そして日が高くなってきた頃にある事に気が付きます。芝生が枯れている!。月曜日は青々(実際には緑)としていたセンターコートが白に染まっておりました。
今日だけの気温なのか今後も続くのかは知りませんが、露骨に季節の変わり目を感じました。これからはどんどん寒くなっていくのでしょうね。換気が重要とされる現状ですが、窓を開けっ放しの職場の事を考えると、とても寒い思いをしそうな冬になりそうで少しだけ嫌だな~と思う今日この頃です。冬‥‥‥終わればいいのに!!(始まってないけど)。
2020年11月10日
鴫原質店の弟さんです。
昨日金貨を5枚譲って頂きました。過去のブログを一応確認したところ、掲載したことがない品物だったので取り上げます。題名の通りですが、こちらの品物は、昭和61年に発行された昭和天皇御在位60年記念 10万円金貨です。発行枚数は1986年に1千万枚と1987年に100万枚。純金で造られており20グラムのお品物で、日本における貨幣価値としては10万円です。今までも何度も見てきており、発行枚数を考慮してもあまり珍しいものではない気がします。
表のデザインはこんな感じ。鳩と水が描かれているそうです。
裏のデザインはこんな感じ。菊の紋章が素敵です。
さて、この10万円金貨は基本的に日本国が10万円の価値を保証する貨幣です。詳しくは以前に書いた「こちらの記事」をご確認下さい。とはいえ純金のお品物なのである程度金価格に連動して商品相場も動いています。
といいますか、1年前くらいまでは当店で買取することはありませんでした。具体的にいうと、田中貴金属工業さんの2019年6月の24金小売価格は1グラムあたり4,751円でした。つまりスクラップ価格はこれよりもう少し安く、24金20グラムのこの金製品の価値は10万円を下回っていたことになります。それ故、当店にお品物を持ち込まれた時は、銀行で両替した方がお得ですとお客様にお伝えしていたものです(しかもつい最近まで)。だって金として10万円の価値がなく、貨幣として10万円の価値があるなら貨幣として使った方が絶対にいいですよね。
ところが金価格が2019年6月頃から暴騰しました。(田中貴金属工業様ホームページより)
それにより金価格に連動する商品相場が上がり、今まで当店で買えなかったこの品物を額面以上で買い取る事ができるようになりました。
実は今回譲って頂いたお客様も昨年一度ご来店頂いた方で、その時は「銀行で預金して頂いた方がお得です」とお伝えしたのですが、1年間品物を持ち続けた結果として偶然金相場が上昇し来店された感じです。
この件に関しては何度も書いておりますが、この貨幣をぶち壊して金として売ることは犯罪になりますので、間違ってもただの金として扱っていけません。そして地金屋さん達も犯罪に関わるのは嫌なので、何かを破壊したような金属は買いません。それ故に、お客様も売却される際には24金の買取金額と100パーセント連動している訳ではない点をご理解いただく為、しっかりと説明が必要になります。
現状ではよく見るこの金貨も、もしかしたら10年後は相当レアな商品になっているのかもしれません。ただ、少し前に書いた金杯などもそうですが、このようなものに商品価値を感じてもらえれば金額は高くなるのでしょうが、価値を感じる方がいなければ、金相場と連動した動きにしかならないような気がします。
金貨や金杯など、数十年前に造られた品物を連続で掲載しておりますが、人の価値観によって品物の見る目が違います。「こんなにするの?」とか「そんなの売れるわけない」とかがやはり聞こえてきそうですが、この10万円金貨は約13万円で売りたいです。
本日(2年11月10日)は24金の価格が137円も下がりましたので、100グラムあるこの金貨たちは持っているだけで¥13,700の損害が会社にでてしまいした。私が悪いわけではありませんが、サクサクと動いて何としてでも売りぬかないと!。さ~仕事仕事。本日は以上です。
2020年11月09日
鴫原質店の弟さんです。
令和2年11月8日の休日日記です。1日中休みの日は2週間ぶりなので、この日は何となく自分のメンタルケアを優先させ、行きたいと直感的に思ったところへ子供を連れてお出かけです。
行き先は宮城県の東の海沿いにある塩竈市の塩竈神社(公式ページはこちら)。私の父母と私自身、そして私の子供達や車などに関して、全てこちらの神社でご祈祷して頂いており、私の年齢と同じ年数分だけお世話になっております。
駐車場から本堂へ向かう途中で、庭園と海が融和したような素晴らしい風景が目の前に広がり参拝者を迎えてくれます。七五三のお祝いなどで参拝される大体の方は、この風景を背景にして記念写真とっている方が多く私もその一人です。またあまり見向きされない感じもありますが、大きな木に導かれるように創られている参道をあえて上り下りすると参拝した感じが強まる(私の場合)ので、個人的にはお勧めしたいかな。車で行くと通らない場所ですので、あえて回り道をして通って頂きたいですが、かなり疲れるし足腰に負担がかかるので自己判断でお願いします。
この日は思う事もあり急遽ご祈祷を受けてきました。もともとそんな予定も思いも無かったので普通の普段着です。七五三のシーズンもあり、周りはスーツや着物などの正装している方しかおらず、ジーパンにパーカー姿の私が本堂にいていいのだろうかと少し不安になりました。恐らく誰もそんなことは気にしていないと思いますが、もう少しまともな恰好でこればよかったな。でもお守りを頂けて良かったです。
ご祈祷が終わってすぐおみくじです。「大吉」!。得した気分になりますが、実はこの「こどもおみくじ」で大吉以外引いたことがありません。私たちの運がいいのか、大吉しか入っていないのか、大吉の確立が高いのかなど知る由もありませんが、100円を支払う対価として運勢に対する前向きな言葉をいただけるので毎回やってしまいます。「最高によい運勢です」と書いてあるだけで嬉しいよね。
本堂に入る前に笑っている牛さんに見える「撫で牛」が出迎えてくれます。こちらは商売繁盛にご利益があるとされるもので、母も私も必ず参拝時はまず最初に撫でる習慣があり、それを見ていた子供達もやはりその習慣があります。そして我一番にと走って撫でまくっておりました。子供が楽しそうに撫でている姿を写真に撮っていたつもりだったのですが「あ!」と気が付きます。コロナ対策の為に触ってはいけないとやんわり書いてありました。うちの子供の目線ではこの高さの張り紙は見えないのでお許しを。一応、私も「心の中で首と鼻回りを撫でてきたつもり」ですが、この残念な状況が早く終わればいいと切に願います。
実際に神社の色々なところでコロナ対策がされており、今までやっていたことが禁じられております。早くコロナが終息すればいいのに。一応、参拝のときにこの一つもお願いしてみました。叶うといいな。
参拝の後は少し下にあるお茶屋さんでおやつタイム。うちでは一応ご褒美と呼んでいますが「たまこん」を2本食べました。1本150円はなかなかの値段設定ですが、この環境の中で食べれる付加価値ですかね。暖かい日差しと少し冷たい風と開放的な空間などすべてに満足です。
電塩竈神社は仙台駅から車で40分くらいの場所にあり電車でも行くことができます。県外からの参拝者も多い昔からの由緒ある神社で、好きな方にはハマる場所だと思いますので仙台に観光にいらした際には是非ご参拝下さいませ。神社の山を下りると昔ながらの商店で地酒やお菓子なども売っているので観光の際には一見の価値はあると思いますよ。あまり知られていないように思いますが、実は有名な観光名所である松島から結構近いです。アクセス方法はリンクしたホームページから確認できます。
本日は以上でございます。