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質屋の道具「ROLEX専用裏蓋オープナー」

鴫原質店の弟さんです。
今日は「質屋で使うアイテム」紹介。
この系は凄いしばらくぶりのような気がします。

「見てるよ~」と言って下さる方の話では、道具紹介ネタが結構ツボにハマるらしいです。一般の方が見てくれるようなブログ更新を続けていこうと思っておりますので、興味があることを教えて頂ければなんでも取り上げていきたいと思います。

さて……ジャーン!
EIKOのROLEX専用裏蓋開閉機。

正式名称は分かりません!
使い方とその理屈は簡単なのですが、慣れてないと裏蓋ネジ山を痛めます。力加減が弱いとネジ穴が滑ってネジの山が傷つきます。その上、意味もなく押しつぶすとベゼル付近にダメージを与えますので、慣れていない人には触らせたくないアイテム。

とはいえ誰も最初から慣れてる人などいないので、使い方のコツをコツコツと教えていかないといけませんね。

使用方法はメンズ用とレディース用など大きさの合う丸形の特殊ネジを先端部にはめ込み、裏蓋のネジと合わせてハンドルを回すだけです。ただ押し込みながら回すので上記画像にあるような輪の上に時計をセットしないとベゼルとガラスを押しつぶします。


こんな感じでセットして優しく押しながら強く回します。
最初だけ回してしまえばあとは機械から外して手でくるくる回したほうが傷をつけるリスクが減りますね。ごじゃごじゃと下に置いてあるのはサランラップやビニールなどで、ベゼルに傷を付けないための緩衝材です。

裏蓋を開けるとこんな感じです。

Cal.3135と書いてはありますが、Cal.1570の改造品らしいです。
(※技術屋さんに確認したので間違いないと思います)

基本的に使うことは少ないアイテムではありますが、今回のように一応中身を確認しないといけない場合に使用しております。中身が違うもの入っていることなんて普通は想像もできないでしょうけど、たまにあるんですよね。

中古の時計を購入するときはそのお店がどのような点検をやっているかをしっかりと確認することも重要です。しばらく前の事ですが、社長が業者間オークションで買ってきた時計を整備に出したら、中身が違うと技術者から指摘され改造品流通を防止できたことがありました。その時計は荷主(出品業者)へ返品できましたが、その後その時計がどうなったのかは知る由もありません。

ブランドの時計でも「エタ」の機械を使っているところも多く、故障後に代用品で済ませたのかは分かりませんが、外見上は間違いなく正規品の基準にとどまるものでした。外側から見たら中身に何が入っているかなんて分かる訳ありませんので恐ろしいことです。

次回はこの金時計に関して簡単にご紹介したいと思います。
今日はこんなところで。

本日も鴫原質店のスタッフブログをご覧いただきありがとうございました。
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