質屋のスタッフブログ
2019年10月21日 [ 質屋スタッフの休日 ]
鴫原質店の弟さんです。
10月20日の休日は秋保温泉にある「木の家ロッジ村」で開催された、長男が所属するスポ小(スポーツ少年団)の芋煮会に行ってきました。
こちらの施設を簡単に説明すると、名取川の傍で貸コテージやバーベキュー会場などが整ったアウトドア総合施設で、広場やテニスコートやバレーコート、そして温泉に露天風呂などもあり、管理棟ではアウトドアに必要な全てが貸し出し可能です。
手ぶらで芋煮やバーベキューが楽しめるので、いつも沢山の人で賑わっております。デイキャンプやコテージ宿泊も可能なので仲間内で楽しむには最高の環境ですね。
芋煮会という名目ですが、牛豚鳥肉の鉄板焼き・焼きそば・焼き野菜・野菜炒め・ソーセージ3種類・焼き鳥・芋煮・カレーうどんととんでもない量の料理(焼くまたは煮るだけ)を作りました。

数カ月前から始めたスポーツ少年団ですが、私はとても感謝しております。週3の練習がある他、体育館の準備やこのようなイベントなど親のやる事がとても多く大変に思う方もいると思いますが子供がスポーツを通じてチームの規律や仲間との人付き合いを学べます。
これを続けていくうえで、子供には今まで続けてきた習い事2をやめさせました。いやいや続けてきた習い事が原因で親子喧嘩をした事が何度も何度もありましたが、今は親子ともども楽しめる他、子供がとてもいきいきしているように思えます。
親は皆、目立つチームユニホームを着ているので、子供たちの監視(安全確認)がついているのか一目でわかります。自分の子供を見るのではなく何となく近くにいる子供達の世話をするスタイルなので、そういう環境も子供達にとてもいい事だと感じます。
面白いことに、親のいう事を素直に聞けない子供も、他人の親やコーチの話はちゃんときくものです。
子供達の集合写真です。全員ではありませんが本日の参加は12人(赤丸の子供は私の4歳の娘)。
監督曰く、こんなにチームに人数がいるのは久しぶりという事。
監督は約30年弱このようなことに関わっている方で、小学生の時に監督のチームでバレーをしたお母さんの子供が今のチームにいるなど、とてもアットホームな環境です。随分前の話のようですが、1学年10人までで4年生以上のみ受け入れ、というルールでチーム形成をしていたという事。ここ最近はギリギリの人数で練習や試合をしており、しかもそれは小学校4つの混合チーム。スポーツを取り巻く環境が激変してきており、また親の理解も得られなくなってきたと言っておりました。小学校の体育館も体育振興会やPTA行事(主にスポーツ)が優先されるようになり、子供の為の小学校の体育館ではなく、地域の体育館という見方が強いようです。その為、とても残念なことに、時には遠くの体育館へ車で行って練習している状況です。それが今の子供たちの子育て環境の現状なのでしょう。
そんなこともあってか、監督もコーチも子供たちにとても優しく厳しく接してくれます。その監督やコーチに抱き着く4歳の娘がその人柄を物語っているのではないでしょうか。
消防団やおやじの会など地域や子供達の為の団体は沢山ありますが、私の中では今までで一番ホッとする団体です。長男がこの競技を嫌いにならなければ、娘もそのまま同じ競技を始めそうです。既にそれだけ監督やコーチ、そして周りのお兄さんお姉さんの達に既に団体の一員として扱われているようですので。
子供からやりたいといって始めたスポ小です。
親としてサポートもしていきますので、長く続けばいいな~と心から思います。
本日も質屋のブログ(鴫原質店)をご覧いただきありがとうございました。
2019年10月19日 [ 質屋あれこれ ]
鴫原質店の弟さんです。
金相場がとても高いので貴金属の買取が先月からとても増えております。
最初に書いちゃいます。金の買取は鴫原質店まで!お見積は無料です!
さて、本日は先日売って頂いた金貨のご紹介。
南アフリカ共和国造幣局発行のクルーガーランド金貨です。


表面にはトランスヴァール共和国の元大統領ポール・クリューガーの肖像。


裏面にはアンテロープの一種であるスプリングボック。


そして一番の特徴はこの刻印!

FINE GOLDとしっかり描いてあるのに金品位は22金。約91.7&の金と残りが銅の混合金貨となっております。クルーガーランド金貨には1オンスと2分の1オンス、4分の1オンスと10分の1オンスの4種類の重さの物が存在しますが、どれも全て品位は22金です。
今でこそインターネットで簡単に物を調べることができるようになった時代で、このコインが22金であることなどは簡単に調べることができると思います。ですが、私がこの仕事を始めたころはそんな情報ことなど分かるはずもありません。
そして実は、私はこの金貨を24金として買った経験があります!
そんな失敗から地金屋さんに相談してコイン年間の資料をコピーしてもらい、今でも重宝して使っています。
金性の刻印があるコインでもこのように品位が少ないものもあれば、金性の記載が全くないものもあります。24金なのか22金なのか、はたまた21.6金なのかなど、そこの部分を見誤ると見積金額が大きく変わってくるので品位の特定はとても重要なことですね。またインターネットで調べるより実はこの紙を見る方が早いです。コインの直径ごとに並んでいるので、コインの名前が分からないときなどは絵柄でコイン名を簡単に見つけることができます。
なんか書いてて思ってしまったことがあります。
(いっつも話が急転するのは私の思考回路の癖でございます)
前々回のブログで日本の造幣局発行の金貨を壊すと罪になる旨記載しましたが(この記事)、これも南アフリカの貨幣のようですね。考えてみれば、イギリスのソブリン金貨やカナダのメープルリーフ金貨など、いままで海外の貨幣(金貨)を繰り返し地金屋さんに売ってきました。地金屋さんが買うという事はきっと今頃は溶かされてどこかのインゴットの一部になっているのでしょう。それって、もしかしたら発行元の国の法律に違反しているのではないかなどと感じてしまいました。
仮に日本の金貨を海外にもっていった場合、海外の地金屋さんは日本の金貨を買うのか買わないのかとても興味があります。日本国外で日本の金貨を叩き壊したら罪になるのでしょうか?日本人がやると罪になるのか?それとも海外でやれば大丈夫なのか?外国人がやっらたどうなるのか?法律に詳しい方がいたら是非教えてください。例えどうであろうとも私は日本の法律をしっかり守りますが、何となく気になった次第です。
普段は全く疑問に思わないのに、何故か文面で書いていると不思議と色々考えてしまいますね。
本日は以上です。
2019年10月17日 [ 質屋あれこれ ]
原質店の弟さんです。
前回の続きで第7回目。最終回。
(10月初旬に買取した珍しそうなものシリーズ)
本日のお品物はこちら


平成5年皇太子殿下ご成婚記念5万円金貨です。
発行枚数は200万枚で日本初の5万円金貨となります。
品位は24金で18gです。
表のデザインはこんな感じ

瑞鳥の鶴2羽と波
裏のデザインはこんな感じ

菊花紋章と梓。
前回長々と色々書いてましたが、10万円金貨と同様に24金の価格として考えると硬貨の額面の倍以上の価値がついてしまいます。ちなみに本日(令和1年10月17日)の金の価値だと考えると9万9千円ですが、あくまでも貨幣であることを忘れてはいけません。
同じ内容になってしまうので本日はこれで終わります。
以上
金 プラチナ の買取は仙台の鴫原質店まで!
もちろんお見積は無料です。
計7回の連続更新でしたがお付き合い頂きありがとうございました。
同日に7回分を書いてしまっていたので、文言が変だったらすみません。
鴫原質店のスタッフブログをご覧頂きありがとうございます。