鴫原質店の弟さんです。
お店で買取したペンダントヘットに珍しい金貨がついてたので記録しておきます。需要がとても多い品物でですが、この金貨を調べ居たい・・・・という欲望が沸きあがり、どうしたものかと真剣に悩みました。
爪をそっと起こしてコインだけを取り出し、そして鑑賞後に戻す!という作戦を実施しようと試みるも(汗)。爪のつける場所悪すぎでしょ・・・。全部の爪を立ててもコイン取れないじゃん(涙)。そんで、最後に「えイ!!」とやってしまってこんな事に。ま~しょうがないや(開き直り)。
そんで取り出したるものがこちらの、5CROWNS金貨!!。クラウンってなんだ?。金貨に書かれてるのは、Columbus Sighing the new world(コロンブス、新世界にため息をつく)。コロンブスが新大陸発見から500周年を記念するメダルや金貨は多くありますが、その一つですかね。ただ、この金貨は凄く珍しいものみたいで、グーグル先生にも掲載がない!。全知全能のグーグル先生の一部となるべく、ここまでの損害を被ってでも、やりきる価値がある!!と信じよう(笑)。
発行元はタークス カイコス諸島(TURKS AND CAICOS ISLANDS)。無知な私はこの国を知らず、グーグル先生からご指導を受けます。西インド諸島に属する40程の島々で構成されてる国みたいで、イギリスの海外領土、首都はコックバーン クラウン。イギリスの塩採掘者が住み着いた事により町が建設され発達したとの事です。現在の使用通貨は米ドルで、金貨や銀貨にのみこのクラウンという言葉が使われみたい(←間違ってたらゴメン)。女王陛下がレリーフされた金貨を調べると、17世紀以前の大航海時代の歴史に触れる事が多く、個人的にとても興味があります。原住民はどうなったんだろう?などと空想すると結構おもろいけど、この島は無人島だったのだろうか?。大体の人にはどうでもいい話だけど、描かれた女王陛下様のお鼻が少し高くないですか?。耳の描写もちょっとどうなんだろう。
金貨のスペックはこんな感じ。Au999(24金)で直径約1.4cm、重さが1/25オンス。1.25グラムの表示があるけれど、1.244グラムなのでご注意を。表示が無いので1/10オンスと勘違いしないよう、直径はしっかり計測する事が大事かも。
グーグル先生の地図でタークス カイコス諸島の周辺を見ると、大航海時代の歴史をとても感じられます。元スペイン領土だったりフランス領になったりイギリス領土だったり、覇権争いの歴史が・・・。国として成立してない島や土地は、先に見つけたもん勝ちの時代なので、今考えると凄い話です。そして統治されていない地域の住民は、見つけた者の資産(※奴隷制の時代)だから、今では理解できない世界感。この島々でも色んな事が起きてきたのだろうが、今現状の風景をグーグル先生で見る限り、、まさにカリブ海に浮かぶ楽園都市!。お金持ちが沢山集まりそうで、景気は凄く良さげ・・・などと、何も知らないのに空想に浸ってしまいました。エリザベス2世がレリーフされた金貨は、色々な学びの機会があるので、何となく調べてしまいます。国が形成された歴史や、その背面にある権力争いや人の価値観などなど、今の世界感では知らない方がいいのかもしれない一面があるものの、それもまた一つの事実(歴史)でもあります。ただ、いつも心から思うのは、どうか世界が平和でありますように!って事ですかね。
本日は以上でございます。