鴫原質店の弟さんです。
久しぶりにゴールドについての考察。ドル建て金(ゴールド)価格について、数か月間におよぶ自分への問いかけの答え合わせです。ドル建てが1オンス3,000ドルになった時に、円建ゴールドはどうなるかについて、「少し下がれ~~」的な願望を込めて書いてたことがありました。結果的には円建てゴールドも上昇した事実を受けて、この問いかけは終了します。ドル安ならずの円高ならずで、何一つ当たらない(※当然ですが)。
尚、日々の労働で人生を過ごしてきた無知無能な質屋丁稚のおっちゃんが、自分が見える風景のみで感じた事を継続して書く事で、年甲斐もなく勉強を重ね物事の見方が変わってきてます。過去のブログをたま~に読むと、「何言ってんだ此奴(←私!)」などと笑ってしまい、少し恥ずかしくなることも。投資とか本格的にやってる方から見れば「アホやな~」など思われてそうな気もするけどね(汗)。一応毎回書いてますが、無知無能で臆病者の超悲観主義者である愚か者の質屋丁稚が思考する、意味不明な【フィクション物語】である事をご理解下さいませ。
今回は円建てゴールドの本体ともいえるドル建てゴールドに関して。わが青春の象徴(30年前!)でもある、個人的に大好きなミスチルの「Tomorrow never knows」のとあるワンフレーズ、「とどま~る事を知らない~」が正にピッタリハマる上昇傾向が続きました。「相場が無い(←抵抗線がない)状態に突入したので、どこかで調整されたところが相場になる青天井」と意味不明なことを書いたのが去年の4月。色んな要因はあるにせよ、何に影響してるのかなどぼ~っと見つめ続けてました。ドル建てゴールドの上昇理由なんて様々だけど、そのごく一部に気が付いたのは昨年10月(←遅い??)。「基軸通貨ドルへの挑戦か!」など書いてましたが、ドルそのもの信頼のヘッジとしてゴールドが成り立ってる気もしてます。尚、米国の有名証券会社様の年末ドル建てゴールド価格予想は1オンス3,300ドルらしく、2025年末まで数パーセントの上昇予想。殆ど上がらないって事か?。予想屋さんはいっぱいいるので、違った目線でもドル建てゴールドを鑑賞してようと思います。
下の黄色い枠のところは、2022年9月のFFレート3.25%から2023年5月の5.25%までの利上げ期間。その高金利で短期国債を中心に2023年の国債発行額が過去最高の23兆ドルで、国債の利払費はもちろん税金と借金。利息分だけで債務残高は雪だるま状態に増加中ですが、ドル建ゴールドの価格は米国債務の上昇に関連性もみられ、米ドル保有者の資産防衛としても活用されてる可能性もあるのかね?。もちろんそれだけじゃないし、どのくらいの割合なのかは分かんないけど、少しは影響してる可能性がみてとれます。そんな事に気づき、昨年10月に意味ありげに色々書いてますが、その時書いていた新しい大統領様の方針は明確に決まっており、ほぼ毎日、米国様の雲の上の方々の発言に耳を傾けてます。たしかパウ議長様の「持続不可能だ!」発言もこの頃だったよね。歳出削減と増税(←関税)で、色々な変化が確実にあるので今後に注目。世界中大混乱でかなり大迷惑ですが、前政権からの贈り物でもあり、国が倒産するよりマシなのか?。
過去20年間を見ると逆相関の関係が見られた米10年債利回りとドル建てゴールドに関して、現状では相関関係が見られるのも興味深く、そんな背景を空想すると少し納得できたりもする。(※もちろんアホの寝言で空想です)。物凄い【一部切り抜き】ですが、米10年債利回りとの相関もはっきり確認できる場面も何度か。利回りが下がるタイミングがもし来るのであれば、米超長期債にお金が集まる可能性もあるのかもありそうだけどどうなるか?。債権のディレーション考えれば、瞬間でドル換算は倍増するから、そっちに魅力が高まりそうにも思えるから、ゴールドよりも魅力ありそうなのは素人感覚なのかもしれない・・・。米債券の今後の行方次第では美味しそうに見えてしまうのは罠カモしれず、ニンジンぶら下がってる感もある・・・。ドルを増やしたいか、ドルはいらないか・・・そんな国レベルでの思考なのかもしれないし、世界情勢次第でやっぱり分からん。
ついこの間までの見込みのようなものが「え?」と思うように短期間で崩れてますが、とてつもないスピードで色んな事が決定され、短期金利を下げないといけない状況に仕向けてるようにさえ感じます。そして、米政府として金利(10年債)を下げたい意向を明確にしてるので、恐らくそうするんでしょう。連邦予算が尽きるのも数ヵ月先、膨大な国債の借換が始まるのも数ヵ月先、優秀なビジネスマンは「こんな金利で金なんて借りれるか~~」と声をあげ、急げ急げと信念をもって走り続ける訳も想像できたります。上記のような目線で空想してると、今年の債務上限問題に関しては、どっちに転んでもドル建てゴールドはもう少し上昇しそうに思えるけど、借換債を発行する時の金利がドル建てゴールドにどう影響するのか確認してみたいですね。色んな状況に巻き込まれていそうなドル建てゴールドだけど(←これ自体が妄想の思い込み!)、数か月後のFFレートが将来の米国債務を大幅に減らす作用を及ぼすから、ドル建てゴールド価格にどれだけ影響するのか見てみたいです(※関係ない可能性大)。ただ、データと連想と発想で動く債券市場の方が動きが早いので、そちらを眺めてるのが正解なのかもしれませんね。さて、年末までのドル建てゴールド価格はどうなる事やら。
因みに付け加えますが、事実なんて知りません。
【所詮はお馬鹿さんの100%作り話!。】
今回は特に、事実が1マイクロミクロンもない【フィクション物語】です(汗)。ただ眺めれば普通のチャートでも、空想を重ねれば物語の完成って事で!!。
本日は以上でございます。