HOME > スタッフブログ > 質屋の道具「ウォッチエキスパート2その2」

スタッフブログ

質屋の道具「ウォッチエキスパート2その2」

鴫原質店の弟さんです。

さて前回の質屋のアイテム紹介の続きです。
「ウォッチエキスパート2」が拾っている音についてです。

機械時計の内部から「チック タック チック タック」という音が聞こえますが、これが専門用語で言われる刻音というものです。これらの音を拾って時計内部の状況を調べる機械ですが、さて何の音を拾っているのか説明書を見てみましょう。

(以下丸写し)
【時計のビートノイズ】
時計の振動音は下記の3つのパルスにより成り立っています。

最初の音は、テンプの円弧部がフォーク(A)に触れたとき、発せられます。この振動は規則正しく、歩度・振り量を計算しグラフの作成に使われます。

 

2番目の音(B)は、カンギ車がアンクルに接触して発せられます。この音は不規則で、数値測定には使われません。

 

3番目の最も強い音はカンギ歯がツメ石(C)にあたった時の音です。この音は振り角の測定に使われます。

(ここまでが丸写し)

【以下主観です。】
時計の「チック タック」って、時計の内部で一番音が強い部分が聞こえるのですよね。
これって私の勝手なイメージでは
「アンクルの入り爪とカンギ車が当たる音」
「アンクル竿がドテピンに当たる音」
この2つが同時に起こるので「チック」となり、
「アンクルの出爪とカンギ車が当たる音」
「アンクル竿がドテピンに当たる音」
この2つが同時に起こるので「タック」となる。
(上記画像のBとC)

この音を拾ってデータを取ってると思っておりましたが上記の(A)って、アンクルの後部の二股の部分に添付円弧部に載っている振り石に当たる音を拾っているという事ですよね?(自信が無い…知識もない…)

しかも(B)の説明を見る限りでは「アンクルの入爪とカンギ車」の接触音は不規則とまで書いてあし、説明画像では「アンクル入爪がカンギ車に当たっているとき」は「ドテピンにアンクル竿が当たっていない」のであまり音が出ない可能性もありますね。私が勝手に想像していた「チク タク」理論は無知な妄想なのでしょうか?

「アンクルの出爪とカンギ車が当たる音」(C)は説明書を見る限りでは最も強い音と書いてあるので「チク タク」のどちらかであることは間違いなさそうですが、その対の音はもしかしたら振り石との衝突音だったのかもしれません。
(ここは一瞬の空想の域で適当に書いております! 突っ込み不要です)

 

でも確かにスピーカーで聞くと「チク タク」の音って最初のほうが大きいです。
そして「チク タク」の間にも何か聞こえるように思えます。その間がテンプの円弧部がフォーク(振り石とアンクルの衝突音?)なのでしょうか? そうすると「タク」はやはりアンクルとカンギ車の衝突音で間違いないのか?そうだと思うんですがあってますよね (^-^:)

 

ごちゃごちゃしてきましたが、私の勝手なイメージで刻音に当てはめるとこんな感じ。
「チク(C)  カチン(A) タク(B)」と3回1セットで音はしているが(A)の音を聞き分けるのは難しく耳に印象が残るのは(C)と(B)の音が連続しているように聞こえる。

現状答えを出せる資料も知識もありません。
私は質屋でございます。今度専門の時計技工士に聞いてみます。
もっと勉強が必要ですね。

 

とりあえずこのウォッチエキスパート2はこんな音を拾いながら時計の内部状況を計測しているそうですね。
今日はここまで。次回は説明書をもとにして、どの音で何を計っているか次回のブログにて。

 

本日も鴫原質店のブログをご覧頂きありがとうございます。
時計の修理/電池交却/販売/買取は仙台の鴫原質店へ
お見積は無料ですのでお気軽にご利用下さい。
本格的な修理は専門の時計工房で技術者がおこないます。

[ カテゴリ:質屋あれこれ ] [ ブログ記事一覧 ]


ページの先頭へ戻る