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東北新幹線開通記念 金銀銅メダルセット

鴫原質店の弟さんです。

質流品の中に、見た事がないコインがありましたので取り上げてみます。それがこちらの「東北新幹線開通記念 昭和57年6月発行 記念メダル」です。東北新幹線開通記念と書かれたメダルセット東北新幹線が無かった時代の記憶が全くない私にとって、実に興味深い品物です。

金銀銅の記念メダルがセットで販売されていた商品のようです。3枚の品質保証書コイン全ての品質保証書もがついていました。単品販売もされていたと思われます。

画像が荒く文字が良く見えないので純金メダルの保証書のみ拡大。金メダルの品質保証書フレンドリー株式会社という会社が発行している品質保証書。昭和の品物にこの会社の保証書がついている事を見た事がありますが、最近では見なくなった名前です。ま~ホールマーク(造幣局刻印)があるので品物に何の不安もありません。ホールマークの偽造はとんでもない犯罪ですので。

表裏のデザインと大きさはこんな感じになってます。メダルの表裏のデザインデザインは全て同じですね。

いちばん小さな金貨だけアップで撮影します。メダルの表のデザインなんだか機関車の先端が連想されるデザイン。何を描いているのかな~?、正直良く分からないけど、クジャクのようにも見える‥‥‥。

反対側は本当に良くできたデザインで造りも素晴らしいお品物です。メダルの裏のデザイン特に奥羽山脈の描写が私は好きだ!。何となく崩れた東日本も可愛らしい!。よく描写された山脈のアップ画像そしてまたこの駅名の表示方法にもセンスを感じます。そして駅名が少ない事に気が付きました。パッと思いついたのは「那須塩原」と「白石蔵王」が無い!(←どうでもいい事?)。他にも足りない駅はあるのでしょうが、瞬間的にこの2駅が無い事に気が付きました。もしかしたらこれらの駅は開通日に間に合わなかったのかな?と思い調べてみると、1982年6月23日(昭和57年6月)に駅は開業しているようでした。デザインの関係で間引かれたのか?。なんか少し悲しいぞ!。

ケースの中に、当時の新聞切り抜きが画用紙に貼って大切に保管されてます。当時の新聞の切り抜き赤丸で囲んでみましたが「家宝」とまで言っています。これを見るに、当時の販売価格は113,000円という事。この頃は消費税は無く物品税が適用されていた時代で、商品代金に別途、適用される税金がかけられていたのでしょう。どんな感じの貨幣価値だったのかな~?。

東北に関係する事なので興味津々で品物を調べていましたが、この品を高額な現在の金価格として買って頂ける方は居なさそうに感じます。歴史的に見ても素晴らしい事(物)だとは思いますが、東北に住む人(定住している人)って新幹線を使わない人が多そうな‥‥(気のせいか?)。私は5年前に東京出張の為に乗った記憶があり、その前はいつだか分かりません。家族旅行でディズニー行った時も車で行きましたし、池袋の質屋バーゲンに出店してた時も車でした。そうか!、独りで仕事や旅行に行くことが無いから新幹線に乗らないだけかも!。

とはいえ東北新幹線のファンが大勢いて、もしかしたらの商品はとんでもなく人気がある品物なのかも‥‥というようには思えない。よく分からないので、他の人の意見も聞いてからこちらの品物の行方は決めたいと思います。

本日は以上でございます。

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