鴫原質店の弟さんです。
素敵な品物を譲って頂いたのでご紹介です。
グランドセイコー クレドール(8J86―7A00)です
保証書請求はがきはありますが保証書欠品で外箱に汚れと内箱に経年劣化によるべたつきがあります。
この業界の方であれば「何も珍しいものでもないのでは?」というご指摘を受けそうな程に流通量があるものです。とはいえ、中古業界で流通しているもので綺麗なものは本当に珍しく、また綺麗であっても磨いた結果綺麗になったものが殆どです。針の腐食や文字盤の痛みなどは20年前の時計なので当たり前のことです。
今回わざわざ取り上げたのは、この20年前のクレドールがSランク(数回の使用程度)だから。譲って頂いた方の名前の保証書請求ハガキがあり、かつ殆ど使ってなかったという事も言っておられましたし、また状態を見れば本当かどうかもすぐに分かります。
エッジの鋭さが際立ちますし、内部も本当に綺麗です。停まった状態で買取したのですが、2013年に最後に電池を入れた形跡がありました。SR916という大型の電池を搭載できるので、バッテリー切れになるのにも長い時間がかかりそうです。
そんな理由でわざわざこの時計をブログに書くか?とか突っ込みがありそうですので、一応補足しますと、私は直径が小さくそして薄いクォーツ時計がとても大好きなのです!クレドールやドルチェなどで綺麗なものを見ると、毎度のことですが「買おうかな」と感じてしまいます。
手に付けた感じがこちらです。
35mmの直径が私の手首には品良くなじみます。それに加え軽量と薄型が好みにぴったり。スーツを着る方にこの素晴らしさを伝えたい。そしてなんと10気圧(日常生活強化)防水!。
流行が大型化に向かうなかで、直径が40mmを超えるものがどんどん増えていきこのサイズの時計を見ることも少なくなりました。それ故に、この頃(2000年初期)の国産高級クォーツ時計で綺麗な品物を見ると心惹かれる病に取りつかれております。形状も性能も内部の電池(大型ということ)も全てがいい・・・。シンプルなインデックスも無意味に長い長針も、そしてクレドールのロゴマークも全て含めて綺麗だなと感じます(←病気みたいなものなので突っ込み禁止)。
以上
(完全な主観と私の個人の趣味という事をご理解お願いしたいと思います。)