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質屋の道具「時計のピン抜き その3」

鴫原質店の弟さんです。
「質屋で使うアイテム」前回の続き。

ピン抜きという題名とは全く異なりますが今日はコレです。

名前は不明ですが、ピン抜きを使う時は大抵この土台が必要になります。
なのでピン抜きと一緒にしちゃいました。
もう10年以上同じものを使い続けている為に傷だらけですね。
愛用している印です。

さて、早速お店で買った安い時計をサクッと外してみます。
セイコーのエクセリーヌという古い時計です。
使う道具はこれだけに絞ります。

最初にやることはどっちから抜くのかを知ること。
時計の裏側に丁寧に抜く方向がちゃんと記されています。

反対からやると何かを壊します。その理由は後程。

土台に挟み固定して

直径の合うピン抜きを合わせてトンカチで叩くだけ。

外れたピンはこのようなものです。

片方が膨らんでいますよね。ここに抵抗がありピンが止まっているだけなので、この部分を先に外に押す必要があり印をつけているだけですね。逆に抜くと、このピンの膨らみがなくなり壊れることがあります。

このピンは汎用性の部品で多くの時計で使われており当店にも色々な長さのピンがありますので、錆びついていたりすると交換してしまいます。

時計のコマ調整って簡単ですね~って思います?
今回の時計は確かに単純な構造で簡単でした。
実際に慣れると簡単です。

ただコマの外し方はメーカーによっても色々あるので、どのように作られているのかを最初に観察することが1番重要なのではないかと、素人ながらに私は思います。受け側に別のピンがついているものや、ネジで止まっているもの、そして古い時計などに見られるプレートのようなもので止まっているもの。

ドライバーの種類を徹底して選ぶことや、ピン抜きの太さを選ぶことなどと同じく考えてから行動することが大切ですね。これでピン抜きに関しては一応終わりです。

本日も鴫原質店のスタッフブログをご覧いただきありがとうございました。
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