鴫原質店の弟さんです。
「質屋で使うアイテム」紹介。
時計のピン抜きその2です。
机に入っていたものを並べてみました。
探せばもっと出てくると思いますがこれで十分です。
※六角レンチが混ざってしまいました(涙)
一応コレ全部太さと長さが違いますが大体はこの2本で事足ります
私が結構大事にしているのがコレ。(ビニールに入れてます!)
先が凄く細いピン抜きです。チタン製だと思いますが、グランドセイコーなどの国産品で一般のピン抜きが入らないものがたまにあり、そんなときの為に大事に保管しております。小さくて分かりづらいですが、3本とも太さが微妙に違います。使用頻度は非常に少ないですがなかなか手に入らない好きなアイテムです。
錆付いたピンを外すときなど、力任せに叩いてしまうとピンが曲がります。
また太いピンを抜くときに細いピン抜きを使っても曲がる可能性が高くなります。
曲がってしまったピン先は一生懸命まっすぐに伸ばして延命しようとしますが、一度でも曲がってしまうと強度が弱くり、またすぐ曲がってしまうように思えます(真実は不明です)。
このピン抜きのピン先を変えることもできます。
非常に硬い素材で作られているのでお値段もそこそこしますが1本240円といったところですね。
値段も結構するのでトンカチで叩いてまっすぐにしてできるだけ長く使う努力はしてますが、簡単にまっすぐになるものではありません。実際に画像を撮ってこうして改めて見ると、殆どが曲がってますね(汗汗)。
さて、ここから前回のブログで取り上げたプラスチックのピン抜きのお話と関連付けます。
この道具の先っぽだけで240円です。
前回のピン抜きは100円で買えます。
まさに性能と値段は比例しております。
時計の電池交換やベルト調整、このようなピンですらある程度の専門道具が必要です。
本当に大事にしているものであればせめて道具が揃っているところでメンテナンスした方がいいですね。
ピン抜きの紹介していたら他の道具も思いだしました。
その2(今回の話)で終わる予定でしたが、ピン抜きその3(?)書きたいと思います。
ピンというよりはその時に付随する道具の紹介ですかね。
本日も鴫原質店のスタッフブログをご覧いただきありがとうございました。
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