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鴫原質店の感染症対策

こんにちは。鴫原質店の弟さんです。

昨日から全国的にとても寒くなりましたね。仙台でも夕方は気温がマイナス1度となり、体に優しくない環境です。そんな中、午前中に新しく届いたポスターを、社長自らがお店の自動ドアに貼り付けておりました。新しいポスター新しいポスターそれが全国質屋組合連合会(全質連)のゆるキャラ「しちまる君」が描かれた感染対策実施店舗を訴求するポスターです。

「安心してご利用ください」と書かれているその下に書いてある事…‥‥。
発熱症状・体調のすぐれない方はご来店をご遠慮下さい。
咳エチケットにご協力ください。
三密を避け、一定の距離をとってご来店下さい。
素直な私(←捻くれてる私?)にはとても違和感があり、ポスターの意味を真剣に考え込んでしまいます。「安心してご利用下さい」の後ろに続くのは、全てお客様へのお願い事項で、最後に「感染症対策をしております」と。なんか不思議な訴求方法だな・・・。

そんで社長に「これどういう意味で造ったポスター?」と聞いたところ、私たちも対策を頑張るのでお客様にも対策をお願いするという意味だということ。なるほど!そういう意味なんですね。これはこれで新しいことかも。自分たちでは限界があるので、皆で早くこの状況を乗り切ることが大切ですから。

その前段があり今回はブログにて、鴫原質店が実施している感染症対策を書いてみます。世間一般で当たり前の事ばかりなので全く面白くないかと。でも何とか最後まで読んで頂けるよう、各事項に対してのエピソードを書き足していきます。

まず当店入り口の自動ドアの前には、手をかざすだけでアルコール消毒液がでてくる機械が設置されてます。販売店舗入り口の画像販売店舗入り口の画像こんな世の中になっているのでご来店されるお客様は減っておりますが、この消毒液の減り方は加速的に早くなりました。その理由は店の前を通る方々が普通に使っていかれるから。そして小学校の下校の時間になると入口の自動ドアの開く回数が増えます。下校時に消毒していく小学生が多いからです。消毒液の向きを間違えると自動ドアの反応する範囲に入るので、今では自動ドアの開かない範囲にこの消毒液を置くことが重要です。定期的な手の消毒はとても大切ですので、気が付いたら是非お使いになって下さい。というか「ご自由にご利用下さい」とか張り紙あったらもっといいかな。社長曰く「社会貢献」とのこと。

そして消毒液は店内の至る所に置いてあります。定期的に消毒する他、閉店後は社長夫人が消毒液をあちこちに振りまいてくれてます。沢山の消毒液沢山の消毒液意味ありげにおいてある「イソジン」は私のものです。イソジンがコロナウィルスに効くと話題になったことがあり用意しましたが、効果はないと判明しているので今はオブジェとなっています。その奥には私が耳鼻科から頂いている「うがい薬」が横たわってますね。なんにせよ、定期的なうがいは感染症対策になりますので、気が付いたら行動していきたいです。

質の玄関入口には随分前からこの紙が貼られています。密回避のお願いポスター密回避のお願いポスターお客様には大変申し訳ないのですが、密を避けたいという願いからのお願いでございます。寒い冬の時期は本当に申し訳ないと思いますが、限られたスタッフなので一度に対応可能なのは3名程度という現状もあり、店内でお待ちいただくよりは外でお待ちいただく方がお客様の安心感に繋がると思います。ご理解の程、お願い致します。

販売店の天窓はいつも少しだけ開けております。開けられた排煙窓開けられた排煙窓もともとは火事の際の排煙装置ですが、開店から閉店まで中途半端に開けるようにしていました。全開か全閉かの選択しかない道具なのですが、ワイヤーを途中で止める事で少しの開閉を維持している状態が半年以上続き、とうとう壊れていしまいました。壊れたといっても全開しなくなっただけ(←ヤバイ事のようにも思えますが)で、換気用には適しています。状況が落ち着いたら修理するのでしょうが、修理代はとても高そうです・・・・・涙。

質専用入口側は、営業時間中ずっと窓が少しだけ開けられております。開けられた窓開けられた窓不特定多数の方が出入りするお店なので換気はとても重要ですよね。ちなみに窓の隙間から見える外の風景‥‥‥雪です。昨日の気温でいえば「マイナス 1度」の外気が否応なしに入ってきます。ここで待つお客様はもっと大変ですし、不快な思いをさせたくないので「申し訳ございません」「ご迷惑おかけします」と何度も申し上げる他、迅速な処理を心がけてます。全部本心です。ただこの状況下では、換気をしていることがお客様をお迎えする礼儀であり、お店とスタッフの努力である事もご理解下さい。そんな風潮が早く欲しいところです。

これあれしてるという内容が続きましたが、全て当たり前の事であり、どこでもやっていることですね。でもやれることは徹底していることが重要。他にも必要な事があれば、社長が率先して導入していくでしょう。その他にもスタッフ各自が外出先には相当気を付けていますし、感染事例のニュースの共有などもしております。このお店をご利用いただく多くの方へ迷惑がかかる事は、徹底して避けなければいけません。少し不安なのは市場へ参加する事‥‥‥‥‥だな。でもこれはしょうがない事なので諦めてます。また最近では学校での感染も確認されており、個人の意識だけではもう限界かもしれません。

因みに私の店舗内での服装はスーツです。足元は板の間を靴下1枚で歩き回っておりまして、質玄関に行くと寒い外気が足元を凍てつかせます。昨日は特につらく、マイナス1度という温度は足の感覚すら薄れていくことを知りました。気温によっては手がかじかんでキーボードのミスタッチが連発。昨日からはコートまで着用する始末。そして今日(先程)、諦めて新しいスリッパを社長に恵んでもらい足元がホクホクしてます。スリッパってあったかいですね!幸せです。

恐らくこの状況は様々な職場の方が体験している事かもしれません。働く人々には換気と戦う近年経験したことのない冬場が始まりました。感染症対策もそうですが、どのように暖を取って体調維持をしていくかという課題が新しく発見できたようにも思えます。皆さまもご自愛下さい。まだ冬は始まったばかりです。

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