HOME > 質屋ブログ > 通販荷物の受取かた

質屋ブログ

通販荷物の受取かた

こんにちわ。鴫原質店の弟さんです。

いきなりですが、皆さんは通信販売を利用してますか?。私の場合、昨年2月頃から外出を控える生活になり、その頻度や割合も多くなっております。つい先日も、通販の荷物が自宅に3つ届きました。家に届いた3つの荷物家に届いた3つの荷物今回はその時感じたことについてのお話です。人によって感じ方はそれぞれなので、あくまでも私の思った事であり、それらが何かに対しての批判などではないことを事前にご理解下さい。

一つ目の荷物は午前中に宅配会社のドライバーさんが届けてくれました。家に届いた1つ目の荷物家に届いた1つ目の荷物中身はご飯を入れる「陶器のおひつ」が入っており、「われもの注意!」とちゃんとシールが目立つように貼ってあります。3千円くらいの品物ですが、大切に扱われてここまでたどり着いたのでしょう。段ボールを開けてみても丁寧さが伝わってきますし、とてもありがたい事です。ちなみに、今まで使っていたものを落として割ってしまったので、同じものをリピート買いです。

午後の早い時間帯に日用品(主に野菜)の買い出しに行き、帰ってくると荷物がポストに入っておりました。家に届いた2つ目の荷物家に届いた2つ目の荷物こちらは2千円くらいの衣料品で、ポスト投函配達は事前了承済み。なんか簡単に持っていかれそうで笑ってしまいますね。

ポストの荷物を取り出し玄関に向かうと、今度は玄関先に段ボールがおいてあります。家に届いた2つ目の荷物家に届いた2つ目の荷物一応コレ、7千円くらいするデジタル機器なのですが…‥‥、雨とか降ったらずぶ濡れになるよ(涙)。

今回届いた3つの荷物は全て送料無料でしたが、不思議なことに受け取り側(私)の感情がこんなに違うと気づきます。デジタル機器に関しては「濡れたらどうするの?」と思ってますが、衣料品は濡れる心配より持っていかれる心配をしてます。衣料品も濡れたらダメなのにね。陶器のおひつに関しては、これこそ玄関先に置いていっても問題ない品物なのに、丁寧にドライバーさんから手渡しで受け取り感謝してます。3つの品物の届き方に一喜一憂(笑)。でも全部持っていかれるのは嫌だぞ!。

しばらく前に、通信販売の数量が増えたことで物流関係者の再配達問題がニュースになりましたね。配達方法の変化により、関わる方達の労力は減少されたのか、それとも物量の増加により、このように対応していかなと物流が回らないのか。でも荷物を受け取る側として、「これ誰かが持っていったらどうなるの」とか「濡れたらどうなるんだろう」と思うのは普通の事。私の場合、今までそういう事は経験してませんが現実はどうなんだろか。トラブルとか無いのかしら。

そしてこの事に関しては、送る側としても同じ気持ちです。鴫原質店でも通信販売をやっており、ご購入頂くお客様のなかでは、送料を少しでも安くする為にポスト投函配達を希望される場合があります。ただ当店が扱う品物のジャンルを考えると、ご希望に添うことは難しいのが現実。ジュエリーや高級時計がポストや玄関先に放置されるって、考えただけでゾっとします。また新品の製品とは異なり、全てが一品ものの中古品は、トラブルがあった場合の代替品が無く、一つ一つを粗末にできません。

書いていてふと思いましたが、ポスト投函や玄関に荷物を置き届けた場合、もし他の誰かが持って行った場合、送付側と配達側と受取側ではどのような解決策を見出すのだろう?。送付側は送ったという結果が残るが、配達側は届け終わったという証拠がなく、荷物を受け取る側は「受け取っていない」という事実だけが残る。システム的には問題は無いのだろうか?。もし荷物の受取側に悪意があったら、簡単に「届いていない」という話にもできそう。色々考えると怖すぎますね。昔ながらの荷物を届けた場合の受取サインくらいは必要なのではないかしら。それとも配達側はポストに投函した証拠的なもがちゃんとあるのかな?。

物流に関わっていない私が意味もなく色々考えてしまいました。ただ今後も、配達の方法は人々のニーズによって色々と変化していくと予想します。通信販売の発送側(鴫原質店としてという意味)として、ご利用頂いたお客様の様々なニーズ(値段、受け取り方など)を察しながら、品物をお届けする方法を模索し続けなければならないと思う出来事でした。

本日は以上でございます。

[ カテゴリ:質屋あれこれ ] [ ブログ記事一覧 ]