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小売における流通の変化

鴫原質店の弟さんです。
昨日、本棚を買いにニトリにいってきたときのことです。

購入する商品をこちらに決めました。
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ところが今現在、店頭には在庫が無いので取り寄せになるという事。
nitori_2nitori_2取り寄せに1週間程度かかるらしく、入荷後直接店舗に取りに来るというのが一般的な流れのようです。そして面白い事に、店員さん曰く、インターネットでも販売しておりますよと勧められました。

すぐに楽天市場アプリで商品を調べると簡単に見つかります。nitori_3nitori_3楽天の経済圏にどっぷりと浸かっている私にとってはありがたいことです。送料無料で自宅に届くうえに、ポイントももらえるのですから。ニトリで購入すればニトリポイントが貰えますが、購入金額の1パーセントほどなのでどう考えても楽天市場で購入した方がいい感じですね。販売金額も同額ですし、店舗に再度来店する必要もないのもありがたい。

 

今回のお話、店員さんがこのことを進めてくることがニトリの凄いなと思います。店舗はショールーム的な場所であり商品を選ぶ場所のような考え方なのでしょう。考えてみれば、住宅器具メーカーの大手はすべてこのような方式をとっておりますが、小売業の最終形態なのかもしれません。

 

ふと思ってしまいます。もしかしたら家電製品などもメーカー各社がショールームを共同で設置し、すべてを自社販売するなどの変化も今後でてくるのかもしれません。もちろん販売店がそれを全否定するとは思いますが、アップルやニトリなどの常に成長を続けてきた一流大手企業がそれを体現している状況ですので可能性はあると思います。

ネット通販の普及により小売業の流通形態もどんどん変化しております。こういう大手の対応などもしっかりと参考にしていきたいと感じた出来事でした。

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