鴫原質店の弟さんです。
品質の良いダイヤモンドリングを店頭で買取したので、少し業務紹介です。
まずは分解しちゃいます。((笑))
(0.3カラット、直径は0.439mm)
何故分解するのでしょう!
専門の鑑定機関でグレーディングを行うからです。
どんな重さ(カラット)のダイヤモンドでも品質のいいものとその他に分かれます。
カラーやクラリティーやカットを見てその場で判断しますが、良いものはすぐにこのような流れで進んでいきます。
この小さな0.3カラットのダイヤモンドを顕微鏡で早速確認します。この時に、例えば、爪の下に隠れて見えなかったクラリティーグレードに影響を及ぼす内包物(インクルージョン)が見つかってしまうこともあります。ですから見積もりする際には、そんな事態を避けるべく、色んな角度からダイヤモンドを確認します。
逆にそこがしっかりできないと、安価な買取値段しか提示できなくなってしまいます。
小さな小さな内包物が値段に及ぼす影響力は非常に大きいので真剣です。
ではこのダイヤモンドを顕微鏡で!(ジャジャーン)
とても綺麗ですね。
見立てに間違いなし(安堵)。
点々と少し見えるのは埃です。
ちなみに、ダイヤモンドを外す前の段階でソーティングをとるかどうかを確定するので、外した後にわざわざ内部を見ることは稀です。ですが今回はブログの為に画像を撮りました。
ルースダイヤモンドを普段とは違った色のライトを通してみると、インクルージョンなどが大変に見つけやすくなります。
繰り返しますが点々と見えるのは埃です。
3回も取り直したのですが、何度やってもついてしまいます。大体にして顕微鏡の台座にも埃が(^_^:)
でもこの埃って目で見えないんですよ。
掃除をしたんですが、完全除去は無理のようです。
このダイヤモンドは、鑑定機関でダイヤモンドソーティングというグレーディングを行い、専門業者同士のオークションなどで売買されることになります。
今回は分解しましたが、次回のブログにて別の流れをご紹介する予定。別の日に店頭で買取した2個のダイヤモンドリングを見ながら。
ダイヤモンドや宝石の買取・販売は仙台の鴫原質店へ。
お見積も無料なので気軽にご利用下さい。
適正価格にて取り扱いさせて頂いております。