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4年に1度のいち大イベントを終えて

鴫原質店の弟さんです。

4年に一度の世界中が固唾を呑みながら様子を伺う、世界最大とも思えるイベントが終了しました(※下院まだだけど)。国内の情勢よりも、遥かに国内全体に影響する気がしますが、財政拡張、減税の見通しで米株高と長期金利急上昇のドル高反応。金利と為替の3チャートそれにつられての円安には今更なにも感じないけど、日本の10年金利が1日で10%も上昇したのはかなり驚きました。そんなに流動性があるとは思えない日本国債売ったのは誰でしょう?。(※チャートはこちらから借りてます。)

先月末はドルインデックス上昇と金(ゴールド)上昇を不思議に見ていたけど、今回は教科書通りに動いてドル建てゴールドが下落したのが確認できます。ドルインデックスとドル建てゴールドチャート個人的には4.4%を超える米国30年債の方が金(ゴールド)よりはるかに魅力があるが、この金利が更に上昇する可能性があるのが怖すぎる・・・。金利相関関係が確認できる現状では、ドル円に大きく影響するのでドキドキだね。アメリカ様のこれからやろうとしてる事や、50年前の米国債金利が7%とか8%とか15%とかを見ると、4%が高いのか低いのかさっぱり分からないし、国内金利も通貨防衛で強制的に影響させられる可能性もある事を考えると凄くドキドキする。そして、この相関関係が崩れる日が来るのか来ないのか?。例えば、トルコリラと円って金利相関ないし・・・インフレ率の問題かな?。

話はコロッと変わって、円建て金価格にも関する国内状況について。昨日11月6日には9月の金融政策決定会合議事要旨が公開されてたけど、「む~~~」と思ってしまったのはこの部分。

金融政策決定会合議事要旨の一部

強すぎる円(円高)も弱すぎる円(円安)も株安も債券安(金利上昇)も、全て嫌みたい。植田日銀になってから、本当に分かり易い解説がステキだけど、物価の安定上昇を目指してるから「円高=リスク」なんだろうな。金利相関がある現状では、円安は利上げで対応できるけど、円高に対応する方法は私には分からない。先方はドル安にするって断言してるけど、今後どうなるかな?。ただ、書いてある円高リスクは恐らく、ドル円が急激に140円(例えば)を割るとかの程度だと思われ、このブログで何度も書いてる私のような頭の悪いお馬鹿さんの・・・オーバーシュートを前提とした妄想ではなさそうです。【※スクリーンショットは日銀公式(こちら)からお借りしてます。】

一向に何一つ安定しない円という通貨価値もそうだけど、安全資産と誰かが言っていた金(ゴールド)は僅か数時間で3%以上下落したのを見る限り、この価格帯ではリスク資産に変貌を遂げた可能性もありそうです(上昇下落両方アリ)。2022年2月から始まった一連の流れで、国内金価格は短期間で約2倍になったけど、その理由や背景を考えれば、原因がもし片付いたらどうなるんだ?と、意味もなく考えてしまいます。世界規模で物凄い状況変化が予想できるけどさ、ホントどうなるんだろ~ね。やっぱり老後が不安だよ~~~(哀)。でもさ、まず世界平和を祈りたいな。世界平和や世界秩序も金価格に影響を及ぼしそうですが・・・、世界の平和の方が大切だと思いたいです。

本日は以上でございます。

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