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息子さんの修学旅行のお土産について

鴫原質店の弟さんです。

大体いつもどうでもいい事を書いていますが、今回は修学旅行に行ってきた息子さまのお土産についてのお話です。修学旅行の行き先が、私の子供の頃と殆ど変わらず同じような場所にいくという事で、事前に「お土産」について「これだけはダメね~」とお願いしていたものがありました。恐らく今でもそれは、幼少期の男子であれば多くの者が意味不明に憧れを抱き、そして何故か手にしてしまう魔のアイテム「木刀」というお品物!。購入後から振り回し、相手がいればチャンバラを初めてしまい、そして大人に頭ごなしに注意され、捨てる時にとっても大変な「昔懐かしの要注意アイテム」ではないでしょうか?。もちろん地域の名産品(〇〇刀など)として販売していますが、そんな感じの説明を息子さまにお話しし「木刀は危ないからやめてね~」とお願いしておりました。(※私の幼少期の思い出からくる勝手な思い込みかもしれません)。

そして数日前、仕事を終えて家に帰ると修学旅行から無事に帰還した息子様が、何だか偉そうにお土産をテーブルの上に広げてます。お土産のお菓子全部「お菓子」ですか・・・・・・。とても現実主義の考え方で、ある意味で頼もしいのかも。

品物を具体的に見てみると、この2つは何となくお土産として理解が可能です。(※行き先は学校関連の話なので明記しませんが、品物から特定できるかもしれませんね。)福島のお菓子でも「薄皮饅頭」は郡山市の名産品!だったような?。(※)亡き祖母と母が好きだった福島名物「薄皮饅頭」の柏谷さんの公式URLは「こちら」です。尚、仙台駅に隣接するエスパルにも柏谷さんがあり、その気になれば15分で買いに行くことが可能です。

そして「赤べこクッキー」はお土産として成立している。赤べこクッキーとままどおるけど「ままどおる」は近所のスーパーで売ってないか?。近くの生協でも売ってそうな気がする。

そして最後に極めつけ・・・・(―_ー:)。東京のお菓子「あなた様はどちらに行ってきたのですか?」と伺いたくなります。なんだか良く分からないけど、個人的にこれは面白かった!。(※後から確認しましたが、その日に別の方に貰ったものでした!)

子供の思考的には「無駄にならない有意義な品物」という発想だと思いますが、お小遣いの全てが「お菓子」になる事は想像もできませんでした。思い出の記念品を買うとか、お金を少し残すとか、そういう発想はないらしい。そしてまた、その「チョイス」にも笑ってしまいますが、ある意味で食べたい物を買ってきたのでしょう。修学旅行とは関係しませんが、お土産に関しての価値観も時代に応じて変化している事を実感した出来事です。住んでる場所に関わらず、通信販売や分店などから地域の特産品を買える時代になり、こういうお土産品のありがたみも少し薄れてきた感じがしてなりません。良い点と悪い点を差っ引いても、地域経済にとっては良い事の方が多いのは分かりますが、昔のような「お土産の特別感」が薄れてきたことに、少し寂しさを覚えてしまいます。もちろんお土産には渡す相手への「心遣い」という善意が込められていますが、息子さんのチョイスには「善意のかけら」さえ感じる事ができません。なぜならば、私は甘いものを一切食べない人間なので、私宛のお土産でない事は確かだと思えます。私宛にビールグラスでも買ってこれば「いい子いい子」してあげても良かったのにね(笑)。

本日は以上でございます。

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