鴫原質店の弟さんです。
私、昨日(12月18日)、近所の内科にて風疹の予防接種をうってきました。
かかった費用は1万円です。正直やっと打てた!と安心している状況なのでその経緯を。
2カ月前のことです。
仙台のオークションで仲良くして頂いている東京のバイヤーさんから「風疹にかかったので今月は休みますので、来月にまたよろしくお願いします」とメールをもらったことから始まります。
その時のニュースで関東圏では風疹が流行していることを報道していたので、この段階では「やっぱり流行っているんだな~」程度の認識です。
仙台のオークションの期間(3日間)、同じ東京のバイヤーの方と夜の食事をご一緒しましたが、時折、風疹だって~などその人のことをネタにして話が盛り上がっていたのを覚えています。そしてその2週間後、その人から風疹になってしまったけど私は大丈夫ですかというメール連絡をもらいました。風疹の発症までの潜伏期間は2~4週間あるらしく、ちょうど夜飲んでいたときには感染していたようです。そして病原菌をばらまいていた可能性が高いということで心配してくれていました。
この時まさに、私は予防接種を受けようと決意します。
会社の座席の目の前に妊婦さんがいるので尚更風疹なぞにかかるわけにはいかないのです。
そして近くの通いつけの内科を受診します。
予防接種ワクチンを受けたいと伝えるとと先生から数点のお話。
「抗体があるかないかを調べてからでないと受けれない」
「風疹自体は大人がかかっても3日で治るので焦る必要がない」
「抗体検査に3千円、予防接種に1万円かかる」
※妊娠可能な19~49歳の女性と同居している人であれば検査費用3千円が補助により無料になりまして、私もこれが適用されました。
はっきりと言っているわけではないのですが、ひねくれものの私にはこのように聞こえます。
子供をつくる気が無い人であれば風疹を発症しても3日程度で完治する病気でそんなに気にする必要はない。
(※私が個人的に受け取った感じです。実際にこのような言葉を言ってはおりません。)
直ぐにワクチンを投与してくれないようなので取り合えず検査をしてもらい数日後に結果が出るということでその場は終わります。私の年齢では風疹の予防接種は幼少期に受けておらず、抗体なんてないのではないと食い下がりますが、過去に風疹を発症していれば抗体が残っているというお話で100%必要ではない可能性があると諭されます。
正直言って抗体があるかないかなんてどうでもよく、風疹にならない為に予防ワクチンを投与してくれればそれでいいのではないかという葛藤が残ります。
そして数日後、前月の仙台のオークションで風疹を発症した2人に合いますが、更に驚くべき事実。仙台在住の仕事仲間も風疹を同じ時期に発症していました。これで合計3名です。風疹といっても確かにすぐ直るもらしく、数日間の休養といって笑っていましたが、顔には発疹の跡が痛々しく残っていました。
この時点で本当に気持ちが焦ります。遠くに感じていた風疹がこんなに近くにあるなんて。
なんとしてでも早く受けなければと。
12月初旬に病院から連絡がありました。
あなたには風疹の抗体は殆どありませんと。
ワクチン投与の必要がありますと。
ワクチンを発注してもいいですか?と。
最初から言ってるでしょ(涙)。
そして12月10日頃にワクチンが届いた旨の連絡が病院からありましたが、同日の新聞夕刊で「2019年から全国的に風疹のワクチンが無料で受けられる政策が決定された」というニュースがありました。病院からもキャンセルできますよと慰めのような話もありましたが、そんなことは関係ありません、妊婦さんの為にもうたなければというのが本音です。
そして昨日、ようやくワクチンの接種ができました。
思っていたような簡単なことではないらしく、アナフィラキシーショックやその他色々なことを引き起こす事例があるらしく、同意書へのサインと投与後30分間の病院滞在を命じられました。
何ともだらだらと書きましたが、私の行動ってどちらかというと人の為に動いていた感じがあります。少子高齢化など社会問題のように取り上げるメディアも多いですが、子供を産み育てるという事への配慮をより強くもって頂きたいと願うばかりです。
私の少ないお小遣いの中からでている1万円が無駄ではないことを望みます。