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仙台の郷土料理「セリ鍋」の有名店「居酒屋 侘び助(侘助)」へ初訪問

鴫原質店の弟さんです。

たまに個人的な日記を書いてますが、訪問した場所の紹介などもさせて頂いてます。話の始まりは10月初旬のとある夜10時過ぎ、お酒を飲んで布団でウトウトしていたろ頃に電話が鳴り響きます。長年お世話になっている東京在住のS君からでしたが、最初の一言が「飲んでますか~~~」と酔っぱらっている様子。飲みのお誘いかな?と思い「飲んでるよ・・・・」と答えると「鴫原質店の弟さん~~」と珍しく意味不明な事を口走ります。その時は、香川県高松市の質屋さんと一緒という事でしたが、その方がこのブログを読んでいるという話になり、酔っ払いが勢いで電話をしてきたようです。(←その場にいないので全て推測ね。)そんな流れの後、10月17日に仕事で仙台に来るから会おう!という事になり、昨晩の会合が開かれました。

「何食べたい」と連絡を取っていると「セリ鍋」との事。仙台はセリ鍋が有名ですが、地元に住んでいる私はあまり食べないお品書かな。グーグル先生を頼りにS君をご接待させて頂くお店を当日になんとなく予約しましたが、そのお店は「居酒屋 侘び助」様。居酒屋 侘助お店に行って初めて知りますが、多くの芸能人も来店する超有名店らしく、仙台出身のお笑いコンビのサンドウィッチマンさんがメディアで紹介した後は、他県からも多くのお客さんが来店するようで、20時30分に入店した時も満席で賑わっていました。インスタやってたので、リンク(こちら)を貼らせて頂きますので覗いてみて下さい。

仙台ではセリ鍋を提供するお店は多く、何度も食べた事はあるけれど、私のイメージのセリ鍋とはかなり違います。調理の様子鴨肉とセリ(根と茎と葉)の具材をおかみさん自らが目の前で火を通していきますが、火が通りやすい葉の部分は1人前ずつさっと茹でて提供してくれます。一人分づつなのでとても手間がかかる作業です。

1人前はこんな感じ。仙台のセリ鍋は根っこが入るのが特徴ですが、ここまで白いのは初めてかも。季節によって根の太さがが異なるらしく、これはとても細いものらしい。セリ鍋の一人前驚くことに泥臭さ(?)のようなものが無く、とても美味しかったです。

そして続くのはこれ。出汁のきいたうどんセリ鍋の出汁にうどんと卵でとても温まる一品。ホントに旨いよ!

そして最後にはこちら。出汁のきいたおじやセリ鍋の出汁にご飯を投入。おかみさんオススメのラー油との相性がバッチリ!!。マジで絶品だね。

時間の経過と共に店内のお客様方も帰路につく中、そんな状況もあってなのか、おかみさんがテーブルについて色々話をしてくれました。おかみさんの熱心なまなざしおかみさんの「セリ」に対する熱弁が長い事続き、そのまなざしは真剣そのもの。「趣味のようなブログを会社でやってて、掲載してもいいですかね?」と聞いたら、「なんでもやって!」と快諾を頂きまして、おかみさんの写真を掲載させて頂いています。

そんな話の後すぐ、おかみさん自ら、持ち帰り用にこんなものまで持たせてくれました。持ち帰った資料セリ鍋の説明記事と10月17日のメニューと名刺です。ブログ掲載用にと、持ち帰り資料をくれた方は初めてだね。バッグに入れてたので少し紙がよれてしまいましたが、微力ながら更なる知名度上昇に貢献させて頂きましょう。微力どころか、微塵の力もないはずですが、頑張らせて頂きます。

沢山説明頂いたセリに関する情報の一部が記事に掲載されていたので、このまま掲載します。セリの説明資料仕入れの話や下準備や色々な関わった方々の話など、伺った話は沢山ありましたが、感謝しながら情熱をもって仕事をなされているという点はとても印象的。ご興味ある方は、是非お店に足を運んでセリの話を聞いて下さいませ。

持ち帰り用にわざわざ持たせてくれたので、この日のメニューも掲載させて頂きます。10月17日のメニュー3人での会食なので料理も数点頂きましたが、どれもとても美味しかったよ。居酒屋というか料亭で食べるようなお品物ばかりのような気もしました。有名店なので、多くの単品料理がネット上に掲載されていますからご興味あればご覧ください。メニューも独特で大泉 洋氏も大絶賛!!です。

滞在中にちょっとしたアクシデントも。突然の停電突然全ての電気が消えて、復旧まで少し時間がかかりました。スタッフの皆様方が瞬間的にライトで明かりをともし、テーブルには明かりの補助としてロウソクを用意してくれましたが、こんな瞬間に巡り合える事はそうそうなさそうです。暗闇でハイボールを乾杯!し、ちょっと得した気分にさえなってしまいます。

これは掲載しようかどうか悩んだのですが、とても楽しかったのでアップさせて頂きます。おどるおかみさん鴫原質店のCMの歌に合わせて踊るお二方。お仕事の話から名刺をお渡しした後、おかみさんが「しぎはらっ あ~~」と歌い始め、座りながらですが踊ってくれました。一緒にやってる社長さんも笑えますが、こんな雰囲気からおかみさんの暖かい接客や人柄などが伝わればいいな~と思ってます。とても朗らかで気さくで、とてもいい体験をさせて頂きました。多くの方が通い続ける理由は料理だけではなさそうです。尚、この写真はお二人から許可を頂いて撮影・及び・掲載をしています。おかみさん、ありがとう!。

S君の「セリ鍋」要求から素敵なお店を知ることができまして、また行きたいな~~思いながら書いております。スタッフさんの数も多いらしく、おかみさんからはスタッフさんの説明やエピソードとか、「東北大学の学生さんで〇〇人いて、うちの賄食が~~~~~」などなど、そういう部分もお話頂きまして、社会奉仕的な感覚がとても多いように思えました。お店の看板混んでるお店なので毎回このようにはいかないと思いますが、遅めの時間であればお店に余裕があるカモしれないので、そんな時間でまたいきたいな。皆さんにオススメしたい仙台のお店とセリ鍋でした。次回は一人で2人前注文しようかしら。美味かったっすよ。尚、おかみさんのお話では12月まで週末(金土)は予約でいっぱいとの事です。2か月待ちか~~~凄いね。セリが食べれるのは冬から春先にかけてなので、今シーズンでもう一回行きたいなと思ってます。

最後に【居酒屋 侘び助】の簡単な情報を記載しておきます。
電話番号 022-217-8455
住所   仙台市青葉区立町6-16
また姉妹店【イタリアンシェルのいる芹鍋屋 OOMIYA】でのおかみさんの仕入れたセリを頂くことができるという事。こちらも機会があれば行ってみようと思います。仙台に来た時には是非お立ち寄り下さいませ。

本日は以上でございます。