HOME > 質屋ブログ > 手足口病の家庭内感染「40度の発熱とのどの痛み」 

質屋ブログ

手足口病の家庭内感染「40度の発熱とのどの痛み」 

鴫原質店の弟さんです。

今年は8月12日をお盆休みとしましたが、本日13日は訳あってお店を開いております。お店を開けているとはいっても、お盆期間という事で来店されるお客様も少なく、個人的には「ま~~ったり」しておりました。そんな中、ブログの「質屋スタッフの休日」なるカテゴリーの更新が忘却の彼方になっている事に気がつき、この数日の出来事を書いてみようと思いました。タイトルでもありますが「手足口病」の症状の進行状態の画像を掲載します。気分がいいと感じる方は皆無だと思いますので、自分に無関係だと思われる方はスルーして下さるようお願い致します。

【意図的に間隔を大きくあけてます】

私はこの1週間、かなりの頻度で会社にある検査キッドを使って抗原検査をしております。そして8月11日の祝日には抗原検査をやっている施設に朝10時から出向き、鼻腔ぬぐい液検査による陰性証明を頂いてきました。陰性証明口腔液検査で陰性と判別がでてますが、検査キットに対する不信感もあり違う検査もしてきた次第です。陰性である事は嬉しい事ですが、何度やっても陰性となると「本当に陽性がでるのか?」と意味もなく不安になります。お店で感染を広げると閉店しなければいけないので、今も尚、全員が感染対策を徹底し続けています。社会的制度が変わればこんなにナーバスになる必要もないのですが、今はまだ社会的ルールに従うしかありません。

「何故そこまでする?」と思われるのが普通ですよね。始まりは8月6日土曜日の夕方の事。息子さまが参加するスポーツ少年団から「高熱を出してヘロヘロだから至急迎えに来い」という連絡が入ります。ペーパードライバーでゴールド免許の奥様がタクシーを使って息子を回収してきましたが、39度以上の熱がありグッタリ状態。そしてその日は最高40度まで熱があがりました。直ぐに近くの小児科に連れていき、症状から見てコロナ感染を疑い、その場で抗原検査をしてもらいましたが陰性の結果がでます。先生曰く「発熱直後はちゃんとした結果が出ない事もあるので2・3日様子を見て」となり、その日は自宅療養となりました。そして日曜日に熱は37度台に下がり、取敢えず元気になってきましたが、月曜日の再診までは気の抜けない状況が続きます。そして月曜日に小児科を再診すると、驚きのウィルスに侵されていたことが判明します。それは「手足口病」との事。

幼児が夏にかかる事の多いウィルス性の感染症で、大体の人は成長過程で免疫がついており、大きくなると感染しないというのが私の認識です。その為、小学校高学年になる息子さんが感染するとは驚きでした。感染すると手足に発疹がでて、程度はその人の免疫力に依存するのかな?。手足口病の初期症状画像は熱が引いて2日目の写真です。この頃から赤みを帯びた部分が痛み、箸が持てなくなりました。そして喉も痛いらしく食が細くなっていきます。

感染源は明白にこやつです。膝の部分に名残がみえますが、乳児様がまさに一週間前に手足口病と診断され、これはほぼ完治している状態です。乳児の手足口病の完治した発疹跡水泡からでる体液などを触れると簡単に感染するらしい。息子さまが発熱する4日前にこやつが発熱し、そこからジワジワと家庭内感染が広がった事を後で知ります。私は一緒にお風呂に入ってますし、タオルの共有もしてますが何の症状もありません。私はしっかりと免疫力を持っている事が分かります。

そして月曜日、コロナじゃない事に安心し仕事をしてましたが、夜に帰宅すると娘さまが喉の痛みを訴え、熱を測ると39.6度という高熱で瀕死の状態でヘロヘロしてます。咳はありませんが喉の痛みと食欲不振でやっぱりフラフラしてました。状況から判断するにやっぱり手足口病なのでしょう。でも次の日には熱も安定して下がり、息子さんのように体に発疹がでる事もなく、2日後にはケロッと完治します。乳児も幼児もウィルス態勢が強いようです。

あまり見せるものでないですが、息子さまの発疹は瞬時に拡大しました。手足口病の中期症状痒みと痛みを訴える息子様が不憫に思え、何とかしてあげたく「ステロイド塗ってみるか」と私が言うと、奥様から「調べてからにして」とお怒り気味の回答が。グーグル先生曰く「ステロイドを塗ると手足口病は悪化する」らしい。グーグル先生、いつもありがとう・・・。このウィルスには処方薬がなく、数日で体の免疫により症状は無くなるそうです。

息子さまは見てて可哀そうな症状で、最終的には足の裏にも広がりました。手足口病の直りかけこれは完治に向かっている時期で発疹がでてから3日目です。因みに「手足口病 大人 写真」でグーグル先生に教えてもらうと、決して軽く見てはいけないウイルスだと初めて知ります。これらの症状がキッカケで他の感染症にかかるなどもあるようで、安静を決め込んだ数日間となりました。尚、私は無症状(←免疫のおかげ?)でしたが、子供達からウィルスを頂き、更に免疫力が高まったに違いありません。

手足口病というウィルス性の病気は接触しなければ感染しません。ただ、唾液からも感染してしまうウィルスのようで、こんな場面を見るからに家庭内感染を防ぐことは難しいのではないかな。何でも口に入れる乳児幼少期のなんでも噛みつく時期では、世の中のありとあらゆるものを口に含みます。こんな習性により、我が家では任天堂スイッチのコントローラー4つと、アマゾンファイヤースティックのリモコン3つが失われました。唾液による水濡れで多くの家電製品が壊れていきます。皆が触るものを取り返して何故か口に入れるこの習性は、全ての人間が成長過程で通過する本能的な行動で、その本能が家の至る所にウィルスをばら撒きます。そして家庭内感染が広がっていくわけです。無理矢理取り返したり、声を大きくして叱っても乳児には何も伝わらないので、それがダメな行動だよと伝える時は「あ~~あ」と軽くいい続け、その言葉により善悪の区別はついてきているようですが、まだ口触りを試すこの好奇心は失われておらず、暫くは続くのでしょう。

そんな感じで「発熱」と「喉の痛み」いう、コロナウィルス感染と同じ症状が子供達に見られ、大騒ぎの数日間でした。ウィルスが流行りのものと異なる事が判明してからは不安感もなく、念のため繰り返し検査を続けていますが今のところ問題は無いようです。飛沫感染するウィルスの家庭内感染の広がり方を見ると、誰かが感染すれば防ぐのは無理だと感じています。ちなみに日本小児科学会(こちら)によると、2歳以下のマスク着用は推奨されていません。そういう部分や学校内での感染状況をみても、私が感染する場合、感染源は恐らく子供達になりそうです。

広く周知されている感染対策は、それが当たり前のように継続してますが、恐らくそんな事は誰もがやっていることであり、それでも多くの感染者がでているので、そのうち私も必ず流行りのウィルスに感染するのでしょう。ただ、感染が判明した場合や濃厚接触者扱いになると、現状の社会的ルールではしばらくの間仕事を失います。ただ、濃厚接触者の定義や対応も少しづつ変化しており、現状の定義は宮城県のホームページ(こちら)で確認できます。自主隔離期間が短くなったことは少し明るい兆しにも思えるので、出来るたぎりの対策を継続して生活していこうと思います。「今何したい?」と聞かれたら「飲みながらカラオケしたい!」と言い切ります!。そんな当たり前だった事が普通にできるようになればいいですね。コロナよ、はよ終われ!。

本日は以上でございます。