鴫原質店の弟さんです。
お盆休みという名の世間一般で当たり前となっている長期休暇もなく、毎日セカセカと作業に没頭し続けただけで、今年の夏はもうすでに終わってしまった感じがします(哀)。そしてこのブログも前回の更新から2週間が経過している事に気が付き、少しだけ時間を割り当てて、イソイソと更新します。最低でも週一回の更新を目指していますが、やる事が積み重なっていると2の次になってしまいがちです。
丁度いい事に、先月末の買取品にクルーガーランド金貨の1/2オンス君がいました。この金貨に関しては前に1/4オンス(こちら))と1/10オンス(こちら)を取り上げた事があり、金貨の特徴なども以前に詳しく説明しているのでご興味があればリンクを確認下さい。
ちょっと違った点は見た事もないケースがついている事。1/2オンス君専用のケースのようで、しっかりとネーミングがされてます。そしてまた、誰かにプレゼントする為のようなメッセージカード(?)のようなものもついておりました。初めて見たし、恐らく今後見る事も無さそうなので気が付いてよかったかな。
コインの表面にはいつもと変わらず、トランスヴァール共和国の元大統領ポール・クリューガーの肖像です。でも前に紹介したコインと比べると顔がでかくなっています。重さが増えるとコインの直径が大きくなるので、1オンスのコインの顔はもっとでかいのでしょう・・・・、美しい女性の顔ならいいけどなんだか魅かれないな~(笑)。
裏面にはスプリングボック君!。アンテロープの一種とされていますが、南アフリカのドラケンスバーグ山脈などを中心に生息する美しい羚羊(レイヨウ)さんのようです。牛なのかヤギなのかは知りませんが(←アンテロープです)、とても高くジャンプできる動物さんみたいですね。興味があればグーグル先生で「スプリングボック ジャンプ」と画像検索してみて下さい。飛び過ぎるところは少し笑えます。
そしてこのコインの重さはは17.0g。コインの金品位は22金なので、15.55グラムの金と1.45グラムの銅で合成されており総計で17.0gという感じかな。金貨の通例として、1/2オンスのコインの重量は31.1グラム/2=15.55グラムで造られるますが、このクルーガーランド金貨だけは使われている金の重量を刻印している珍しい金貨です。
という事で簡単ではありますがクルーガーランド金貨1/2オンスの紹介でした。クルーガーランド金貨は4種類の重さで発行された金貨ですが、このブログで取り上げてないものは1オンス金貨を残すのみです。暫く前に見た事はありますが、最近ではとにかく少なくなってきたように思えるので、コンプリート出来るチャンスがこればいいなと思います。
とはいえ、1オンスになる事でコインの重さと直径が大きくなるだけで、違いといえば重量表示が1OZ表示になる事と、大きなスプリングボック君に出会えるだけの事。更には表面のおっちゃんの大きな横顔は見なくてもいいので、「1オンスコインが見たい」とは思っていませんが、もし手元にくることがあれば取り上げたいと思います。
本日は以上です。