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質屋の道具「テリスター」

おはようございます。鴫原質店の弟さんです。
本日は質屋で使うアイテム紹介、光沢機「テリスター」を取り上げてみます.

何やらネーミングに昭和のセンスを感じますが、実物がこちらです。テリスターの外観テリスターの外観ネーミングも気になりますが、一番驚くのが「MADE IN JAPAN」の表記です。だって身の回りの物で純粋な「日本製」ってとても少なくなりましたからね。とても古い機械で15年以上前からこの会社にあるものです。若干形状や色が変わって新型が、今も¥15,400で販売されております。

何に使うというと……説明書の画像を載せるのでご覧ください。説明書の画像説明書の画像説明書で分からない使い方をご説明。まずは対象の物を付属の針金で吊るします。使用する様子使用する様子そして薬液の入った本体内部に沈めます。使用する様子使用する様子遠目から見るとこのような形式で作業を行っています。使用する様子使用する様子そして薬液に使った金属製品を近くで見てみると!使用する様子使用する様子電気分解で金属独特の酸化と汚れを、何やら不思議な泡で表面からそぎ落とすというアイテムです。

ちなみに、この薬液は交換が必要で交換用の薬液が1リッターで¥1,320で購入できます。でも私が知る限り、当店ではこの薬液を交換したことがありません。何故かというと。

使っていないから………

です (―_― :)

理由を申し上げると、手間と時間がかかり過ぎるから、そしてなんだか面倒くさいからです(職務怠慢ではありません!)。金属の酸化を取る事って、別の方法を使うと10秒程度で終わります。しかもその方法は日常的に使用しており、その機械は出しっぱなしですぐ使えるようになっています。この機械をわざわざ箱から出して、セッティングして配線を繋いで、一つ一つを吊るして電気分解をするより、サクッと終る方法を選ぶのは社会人として当然の事です。

ただ、「電気分解スゲー!」と思った事も1回だけありました。研磨機が届かず、他の薬液でも落とせなかった酸化がこの機械で落とせたことがあります。梨地仕上げの高級ジュエリーだったのですが、細かい溝の酸化がどうしても落ちず、それが10分位この機械につけていたら落ちた経験があります。もちろんこの機械で100%落ちる訳ではありません。実際に今回画像に掲載したジュエリーは酸化が落ちませんでした(涙)。落ちないものは何をやっても落ちない、という事が稀にはあるものです。ただ、方法の一つとして選択肢を持っていることはとても重要で、困ったときに試してみる方法の一つです。

という事で今回は金属の酸化を落とす道具でした。次回の更新で、日常的に私が選択している酸化を取る方法をご紹介します。本日は以上です。

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