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最近の報道で感じた事

鴫原質店の弟さんです。

多くの方は興味もない話ですが、ここ数カ月、為替に関するニュースが増えてきたな~とボケ~~っと見続けてます。「今更?」という感じもありますが、色んな影響を肌で感じるようになったからですかね?。前日銀総裁の時から「輸入物価の価格は落ち着く」と言い続けて早2年、黒田前総裁は5月2日のニューヨーク講演で「円安は一時的なものだと思う」と発言しており、これが今までのスタンスだったように思ってます。

それに反して5月7日午前の事、首相と植田先生の会談で「経済・物価に潜在的に大きな影響を与え得るものなので、最近の円安については日本銀行の政策上十分注視をしていくことを確認した」との報道がありました。そして次の日、5月8日の都内の講演で植田先生は「為替が基調的な物価上昇率に重大な影響を及ぼすのであれば【当然、政策対応を考えていく】と明言したようです。衆議院のテレビ放送植田先生の国会答弁(←テレビで見れるやつね)でも変化があり、利上げを進めるタイミングが早まる可能性を示唆。もともと「夏~秋にかけて、データをみて」と言い続けてきた事を踏まえると、6月か7月に利上げ?。更には5月9日、「円安にはプラス面とマイナス面があるが、今は物価上昇からどう国民生活を守るかが重要な政治課題」と鈴木財務大臣までもが、今までと異なる具体的な発言をしてました。海外景気減速による利下げ待ちから、5月になって急に国内の姿勢が変化してるように感じます。(※各種発言は全て報道のコピペです。)ブルームバーグの報道では【無秩序な円安はアジア通貨の重しに】と題された記事もあり、行き過ぎた円安は国内だけの問題では済まない状況になりつつあるそうです。

そんな状況で、例えばゴールド「金」に限定して考えてみよう。ドル建て金のチャートアメリカの利下げ局面でドル建てゴールドがどこまで上がるか?を妄想し、そこに為替変動を考慮すると、国内価格に関しては大した影響がないかな?など、ド素人が【空想で】して書いてた事もあります。ドル建て金が1オンス3,000ドルになった場合、円がいくらで国内金価格はこの位?って感じで空想してたけど、国として為替に対応してくるのであれば、【超短期で見れば】国内相場に下落圧力がかかりそう。円の価値が上昇すればの話ですが・・・。

先の事など誰にも分からないけど、最強最悪の状況を考えると、FRBの利下げと日銀の利上げが同時期に行われた場合、円レートはどうなるかな?。それに「リパトリ減税」(←ググってね)の噂(報道)もチラホラでてきているので、経団連も含めた国家総動員で動いてる可能性ありそうだ(←個人の勝手な空想物語!)。私生活には円高がプラスをもたらしますが、瞬間的に劇的なマイナスを会社にもたらすので、これからは今まで以上に意識していく必要がありそうです。なんて書いておきながらではありますが、先の為替なんて分かる訳がないのが疑いようない事実(←開き直り)。とは言えども!!!・・・・・、雲の上の偉く畏き多くの方々が、何故か一斉に動き始めたこの状況においては、少しだけでも怯えていた方がいいようにさえ思えてしまいます。あ~~怖い怖い。【※報道された記事をみた個人の感想と、事実とは一切関係ない空想物語です】。

本日は以上でございます。

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