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お客様からの差し入れ 福島県相馬市の完熟苺

鴫原質店の弟さんです。

私が産まれる前の頃、先々代の時代より当店をご利用頂いてるお客様がいます。この仕事についた時は、その方の風貌からとても怖そうなイメージを抱き、対応させて頂く時は緊張し手が震えていた事があったのを覚えてます。父と年齢がさほど変わらないその人は、私の事を「舎弟っこ(しゃてっこ)」と呼び、今では夜遅くに電話してくるなど、不思議な関係に感謝さえしてます。

そんなお客様より、今年3回目となる苺のお土産を頂きました。頂き物の苺一番初めは家族全員でコロナに感染した頃だったかな。「いちごを食えば風はひかない」と差し入れを持ってきてくれたのがきっかけで、その後は定期的にご馳走してくれ、「子供達に食わせろ!」とお店にもってきてくれます。少し乱暴な言葉使いとそんな優しさは、まさに昭和男子って感じだ。

そんな苺さん達はスーパーで販売されてるモノとは少し違います。指と苺の大きさ比較私の不細工な人差し指との比較ですが、とてつもなく大きく、そして信じられない位に甘い。苺といえば独特の酸味がその特徴の一つですが、それが感じられません。形も縦長でなんか不思議だね。

苺をお持ち頂いたその日の夜は、19~21時頃に「苺食わせたか!」と必ず電話が入ります。子供が食べてる様子食べてる最中の時が多く、嫁や子供達とも電話を替わってお礼をしますが、その時点で「次は〇〇日頃に食わせっからな」と次の予定が決まります。電話の後は、食べてる最中の証拠写真をパシャっと送信して繰り返し感謝とお礼を申し上げます!。

福島県相馬市のとある苺農園の品物ですが、「予約」をしないと買えない特別なものらしい。苺の箱当日出荷分として熟しきった苺のみを箱詰めするらしく、その日に食すのがベストとの事。地元の人でも予約という状況を聞いてるので、色々な方に迷惑をかけないよう農園の名は伏せさせて頂きます。相馬市和田観光苺組合にその農園の名前を見つけましたが、多くの農園があり、地域として「苺」を生産しているようにも見えるので、地場の特殊な品種か育て方が美味しさの秘密かな?。機会があれば「イチゴ狩り」に行ってみたいと思います。2024年は5月末までやってるようなので、詳細は「こちら」で確認下さい。

私が風邪をひいて会社を休んでいる事がばれると、すぐに電話がかかってきて「R1飲んでんのか!」とお叱りを受けたりしますが、「R1」や「いちご」が風邪とどのような結びつきがあるのか、若輩者の私の思考は未だに結論を導けません。とはいえ、年配者の方のご意見や気持ちは真摯に受け止めたいと思います。私もそこまで心配して頂く年齢ではありませんが、私の幼少期の記憶が抜けないんだろうな。子供はいつまでも子供・・・ってそういう事だよね。次の差し入れは今週中ごろなので、お会いするのが楽しみです。もらいっぱなしで何もお返しが思い浮かびませんが、子供達が食べてるところの写真は好きみたいで、根がいい人なんだろうね(感謝)。

<4月26日追記>
先度お客様が来店され、上記と同じ農園の【特上苺】を頂きました。特上苺苺にランクがある事を知らない私は、そのサイズ感と重量にかなりのカルチャーショックを受けます。「嫁と子供に食わせろ」とぶっきらぼうにおっしゃってましたが、うちのチビ助がかぶりつく様子が思い浮かばないな・・・・。それにこの苺って一体いくらするんだろう~ね。次は5月初旬に「今年最後の苺を食わせっからな」と言い残し、「ただ小さいやつだぞ」と付け加え帰路に発たれました。もうすぐ5月になりますが、楽しみに待ってようと思います。ありがとうございました。

本日は以上でございます。

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