HOME > 質屋ブログ > 金現物小売価格の最高記録更新!

質屋ブログ

金現物小売価格の最高記録更新!

鴫原質店の弟さんです。

本日、お店の地金商品を処分するので事前整理。処分する地金製品直近では3月10日、田中貴金属さんの金現物小売価格が初めて1グラム9千円台になり、過去最高記録を更新したというニュースがあり、なかなかはインパクトのある出来事でした。そしてそこから3日間連続で最高値を更新し続けてくれ、偶然に過ぎませんが高く売れるのは良き事じゃ!。数は先月より少し少ない気がしますが、インゴッドを数えるのは面倒なのでもうやめます(笑)。

この数日で何があったか確認してみます。金利と為替のチャート最近は毎月書いていたので、長々しい説明は省かせて頂き、指標だけピックアップします。これは米10年債利回りとドル円の最近の値動き。相変わらずドル指標中心の見方しかしてませんが、本当に仲良しな動き方をしています。そして3月10日から何やら大きく動いているのが分かります。今回使わせて頂くチャートはSBI証券さま(こちら)とInbesthing.com(インベスティング・ドットコム日本語版)さま(こちら)からお借りしております。個人的な趣味で世の中の動きを知りたい時には、この2つとブルームバーグをよく拝見させて頂いております。いつも本当にありがとうございます。関係ない話ですが、この仲良し過ぎる関係が崩れる時が来る要因を探し続けておりますが私なんぞに分かる訳もなく、とはいえ米10年債利回りがかなり下がったとして、そのまま円高になるとは考えずらく、どこかでお別れの時期がくるのでしょう。世の中そんなに簡単なはずがありませんからね。

さて、ドル建て金の動きを見たくて先物チャートをお借りしました。ドル建て金先物チャート長期金利が下がっているので、それにつられて(?)3月10日からドル建ても急上昇。3月14日のピークからは金利上昇で行ったり来たりで行き場を探し中のよう。金融危機や戦争やら何でもかんでも、有事の際には金(ゴールド)にお金が集まるのは今も昔も変わらぬこと。なんかあったんでしょうね。

米2年債利回りなども見てみるとこんな感じ。米2年債利回りチャート滝のような動きの後、少し戻り気味。3月10日のニュースなど調べるとアメリカでの銀行破綻の件があり、詳しく書きたくないからサラリと流しますが、現在想定しているように政策金利を上げられない可能性などが瞬間的にこの動きを造っているようだ。ブルームバーグなど記事を見ていると金融の世界では銀行に対する関心がとても強い数日間だったようです。FRB(アメリカの中央銀行)がどんな政策を取るかを想定(←想像or空想)して市場が動いている(?)ようで、金融市場の人達って凄いですね。でも先の事など誰も確信できず、目の前に出てきた話題に翻弄される短期間のゴールド価格様はやはり先読み不能な気しかしません。合ってるかどうかは知らないけど、「そーなんだ・・・」位に自分勝手に勝手に金相場上昇理由を納得して終わります【←正解かなんて知りません(汗)】。知っていても過去の事なんでしょうがないし!、金が上がって私はとっても嬉しいぞ!で終わりです。

米国はほぼゼロの金利が5%に急上昇したけど、日本の場合はほぼゼロが0.5%に上がって経済ニュースになっているくらい低金利。前回は政策変更がなんたら・・・など書いてましたが、こんな話がでてくるとまだまだ先のお話のような気がしてきました。そういう意味では長期目線では何の不安もなく在庫を抱えていれそうで安心できます。金(ゴールド)価格が上がっていても購入される方が多いという事実もありますし、世界が平和で安定するまでまだ上昇していくのかもしれないですね。先の事は分かんないけど、取敢えず円高方向に進むニュースには敏感でありたいかな。でも今回の話ってドル建債権を保有する日本の金融機関にも無関係ではなさそうなので、趣味で調べてみたいと思います(←何も書くつもりはありません!)。心から平和と安定を望んでおりまして、早く安定した日々になればいいなと願っております。

本日は以上でございます。

[ カテゴリ:質屋あれこれ ] [ ブログ記事一覧 ]