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オーストラリア50ドル金貨「HAND OF FAITH 1980」

鴫原質店の弟さんです。

買取品の中に見た事のない金貨を発見したのでちょっと調べてみました。ハンド オブ フェイス金貨の画像 それがこちらの「ハンド オブ フェイス」金貨。パッと見て何が描かれているのだろうとルーペで観察してもよく分からんです。数分間みても何も思い浮かばなく、仕事を中断して調べてみる事にします。

取り合えず先ずは金貨について。こちらはオーストラリアのパース造幣局により発行された金貨で、額面はオーストラリア50ドルの貨幣です。ハンド オブ フェイス金貨の表面数年間製造されたようですが、1987年の発行数は188,000枚もあり残存数も多そう。重さは2分の1オンスで15.5グラムの24金ですから、日本円では13万5千円位の時価総額。オーストラリアドルの現在の円換算は92円位として、オーストラリアドルの貨幣としてこの金貨を考えると4千600円という事になります。間違ってもこの金貨をオーストラリアドルに換金する事はやめましょう!。

次は未開封の袋を開けて女王様をガン見!。エリザベス女王のレリーフ装飾品や表情を観察するのが好きだったりします。

勉強になったのがこのデザインの「ハンド オブ フェイス」について。描かれたハンドオブフェイスの画像世界最大の天然金塊がアメリカのゴールデンナゲットホテルに展示してあるそうですが、その重さがなんと27キロ!!。そんな巨大な金塊は1980年にオーストラリアのケビン・ヒリアーさんという方が発見されたそうで、それをアメリカの会社に売却したとかなんとか。それの金塊が「HAND OF FAITH」と呼ばれており、それが描かれているようです。何というか・・・とても夢のある話です。

「HAND OF FAITH 意味」とグーグル先生に尋ねると「信仰の手」と教えてくれます。御祈りをしている様子に似ている事からその名がついたらしいのですが、理解できなかったので方向を変えてみた。金貨の向きを変えた画像何となくですが確かに手に見える気もする。見る人によって造られるイメージは違うでしょうが、自然の塊のまま存在する世界最大の金塊はとても有名な話のようなので、しっかりっと覚えておきたいと思います。こんなの拾ったら本当に嬉しいだろうな。仕事を少しサボりましたが、雑学の知識がちょっと増えました。

日本でも北海道で砂金が取れた時代があるようですが、国内で巨大な金塊を見つけたら自分の物にしてもいいのかしら?などと、変な夢を見てしまいます。金塊の金性ってものによってバラバラでしょうが、それでもキロ単位が見つかれば数千万円~数億円が確定しますので、なかなか当たらない宝くじの当たりを夢見るよりも現実的か!?(←アホです)。そういえば佐渡金山とか有名ですよね。もしかしたら国内でも金を発見する事ができるのかもしれない。でも、勝手に発掘したら恐らく何かの法に触れる可能性があるので、妄想劇場に留めておいた方が良さそうな気もします。ちょっとだけ怪しい空想に浸れた「ハンド オブ フェイス金貨」の紹介でした。金の買取は鴫原質店をご利用下さい(←意味不明な宣伝)。

本日は以上でございます。

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